※記事の内容は取材当時のものです。
サービス部
グローバルサービス室
K・T
2005年入社
工学部 機械システム工学科卒
働きながら2児の子育てを両立。自らを取り巻く職場や地域の環境に感謝しつつ、刺激に満ちた海外とのやりとりを繰り返す充実の毎日を送っている。
2005入社後、海外サービス部に配属。品質関連業務を担当
2007第一子出産のため、産休・育休(2年間)を取得
2009元部署に復帰、品質関連業務を継続担当
2011第二子出産のため、産休・育休(1年間)を取得
2012元部署に復帰、アフターサービス業務を担当
2013マレーシア出張を経験
2014マレーシア出張、インドネシア出張を経験
私のダイハツでのキャリアは、海外のお客様に対する製品の品質管理に関連する業務から始まりました。100カ国にも渡る海外取引先様からダイハツ車の使用レポートを受け取り、品質保証部門のスタッフと連携して内容を分析・調査。現地に向けた対応連絡までを手がけました。その後2度の産休・育休期間を経て、3年前からはダイハツの主力市場であるマレーシアとインドネシアのアフターサービス業務を担当。現在、現地のCS(※)向上を目指した各種調査・分析や販売・整備面における企画・提案などを進めています。これまでに3回、両国への出張も経験し、日本と海外との橋渡し役として一歩一歩、確かなキャリアを積み重ねている最中です。
仕事の転機となったのは、昨年のインドネシア出張において、私が中心となって新しい整備ツールをプレゼンテーションしたことです。現地企業のマネジメントクラスの人たちが集まる会議で「多機能タブレット端末」導入についての発表を行いました。この新ツールは、整備工場で使用する診断ソフト、電子マニュアル、情報システムなどを統合し、現地エンジニアのサービス品質・生産性向上を後押しするものです。事前紹介では導入に難色が示されていたものの、入念な準備とリハーサルが功を奏し、本番当日は導入の方針決定という大成功をおさめました。心身にのしかかるプレッシャーをはねのけ、大役をやり遂げたことは自分にとって大きな自信になりました。また、プレゼンテーションでのやりとりを通じて、現地のさまざまな人たちとコミュニケーションがとりやすくなったことも、帰国後の財産となりました。
※CS:Customer Satisfaction(お客様満足)
先に述べたように、私は産休・育休を2度取得しました。今は子供たちもまだ幼く、時短勤務以外は会社の両立支援制度のほとんどを利用させてもらっています。その中で確実にキャリアアップを継続でき、とてもやりがいを感じています。
女性が安心して働き続けるためには、環境的な要因も大事だと思いますので、支援制度が充実していることはもとより、急なお休みをとる場合も理解を示してくれる職場の雰囲気には、本当に感謝しています。もちろん、私が「制度があるから使って当然」という考えでいれば、周囲の理解を得ることは難しいですが、会社や職場のメンバーへ常に感謝の気持ちを忘れず、また、普段から積極的にコミュニケーションをとるよう心がけています。
外出が気持ち良い季節になると、休日に家族4人で近場の山へハイキングに出かけます。家族皆、山遊びが大好きなので、子供たちがもっと大きくなってキャンプを楽しんだり、本格的な登山に挑戦できる日を心待ちにしています。