車両生技部
塗装生技室
Y.K
Profile
大学院では、高分子化学の派生形となる材料制御化学を専攻し、金属のナノ材料を樹脂材料に混ぜ込んで、電気を通す樹脂素材をつくる研究をしていました。部活は、軽音学部に所属し、大好きな1980〜1990年代のロックやハードロックを演奏。学祭やライブでよくみんなと盛り上がりました。
入社後に配属された現在の所属部署では、クルマの生産に関する知識から学び、今は、新規塗料の開発業務を行っています。塗装方法など条件に応じて最適な塗料をつくり出すことに加え、CO2排出量削減課題の解決にも取り組んでいます。
ダイハツを働く場所に選んだ理由
Section 01
私が就職活動を始めたときは、ちょうど自動車業界が100年に一度の大変革期と言われており、「こんな滅多にない機会だからこそ経験できることも多くあり、大変だからこそ自分自身を成長させられるのでは」と考え、興味を持ちました。多くの自動車メーカーがある中で、私がダイハツ工業に惹かれたのは、人々の身近な暮らしに寄り添ったクルマをつくっている姿勢です。
もともと「人の役に立つ仕事がしたい」との思いがあり、「ダイハツ工業なら、クルマで人の役に立てる」と思い定め、入社を決めました。
ダイハツ工業の仕事の魅力・やりがい
Section 02
私が関わっているのは、新規塗料の開発業務です。現在、自動車業界ではカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを進めていますが、私の仕事でもその影響は大きいです。というのも、塗装工程は、自動車生産の工程の中でもCO2の排出比率が高く、従来のように耐久性の高さや塗装のしやすさ、コストの安さを追求するだけではなく、CO2排出量をどれだけ削減できるかというアプローチも必要となります。
新規塗料は開発途上でいくつもの課題はありますが、塗装ロボットを使った評価を初めて経験するなど、新しい知見が得られ、自身の成長につながっていると感じています。
これから成し遂げたいこと
Section 03
地球環境に配慮した新規塗料の開発にチャレンジしていることから、今感じているのは、「カーボンニュートラルの実現に向けては、今の技術の延長ではなく、もっとダイナミックな技術改革が必要だ」ということです。
その点、ダイハツ工業はコンパクトな組織で、部門間の垣根が低いことから他部門との連携・横断がしやすく、例えばAIツールの活用など新しいことにチャレンジさせてもらえる環境もあります。その中で私も様々な部門と関わり、メイン業務の知識だけでなく、別軸の知識も身につけて、新しい発想ができるようになりたいと思います。そしてカーボンニュートラルの実現にエンジニアとして貢献したいです。
最近子供が産まれたので、退社後は子供の世話をしています。 本当に可愛く、家に帰るのが毎日楽しみです。
リモートワークになって、終業後すぐに子供とお風呂に入れ、寝かしつけもできるようになり、大変助かっています。