※記事の内容は取材当時のものです。
人事室 労務・給与Gr
I・E
2008年入社
経済学部 経済経営学科卒
「メーカーで経営に関わる仕事がしたい」。明確な自身の将来像を描き、ダイハツに入社。
企業にとって最大の経営資源である「人」を活かす制度づくりで存分に力を発揮している。
2008入社後、グローバル人事部 人事企画室に配属。人事諸制度企画、労働条件管理、労使協議体の運営などを担当
2012配偶者の海外転勤に伴い退職
2014帰国後、再入社。
人材開発室 国内人事グループ 労政チーム所属
私は現在、新しい人事制度や労働条件の企画・立案、既存制度の改善などに関する業務を担当しています。1世紀を超える歴史に1万人以上の従業員を有するダイハツでは、就業に関する諸制度を時代に即したものに変えていくことは、社内外に与える影響が大きく、簡単なことではありません。例えば、通勤交通費の見直しは、会社から見れば膨大な金額の変更となり、従業員にとっては生活の一部が左右される側面を持っています。経営側、働く側の双方が納得できる内容にどう落とし込み、調整していくべきか。労使の間に立って、日々、社会的にも最適な新制度づくりを目指して奮闘しています。
これまでの業務で最も印象に残っているのは、短時間勤務や介護支援、再雇用などを含む、従業員の仕事と生活の両立支援諸制度の企画・導入に携わったことです。ここで私は少人数チームの一員として経営者、従業員、外部環境、法律などさまざまなニーズのバランスを比較検討し、まったく新しい労働条件や働き方の提案から具現化までを行う一連の流れを経験。最終的に、他社の水準を上回る新制度を整備することができました。このプロジェクトをはじめ、大から小まで全社に多大な影響を及ぼす責任とやりがいに満ちた仕事を担当出来ていることが、今の私の大きな自信になっています。
2012年12月に、配偶者の海外転勤が理由で一度ダイハツを退職しました。2年間の海外生活を経て帰国した後、幸いにも同じ職場に復帰出来ることとなり、今日に至っています。復職に際しては、自らが企画・制度化した両立支援再雇用制度(※)が役立ったことはもちろん、何よりキャリア継続を希望する社員に対して、配慮・応援してくれるダイハツの社風が後押ししてくれました。2012年からは性別や年齢、学歴などに関わらず、頑張った社員が正当に評価される新人事制度も確立され、出産・育児休職後も、復帰後に成果を上げれば正当に評価してくれる点は心強い限りです。長く働いて会社や社会に貢献したいと考えているため、それを実現していく確かな土壌のあるダイハツは、働きやすい環境がしっかりと整っています。
※:両立支援再雇用制度
介護または配偶者の転勤を理由に退職した場合、5年以内であれば再雇用される機会を留保することができる。(ただし、100%再雇用を保障するものではない)
私の夫はバイクが趣味で、土日や長期休暇の折りはタンデムツーリングで海や山など自然がいっぱいの場所へ出かけて気分転換しています。将来的に今の仕事を通じて海外で活躍したい夢があるので、大学近くにあるイングリッシュカフェを訪ねて各国からやってきた人たちとおしゃべりをするなど、語学力を磨くことを心掛けています。