車両性能開発部
信頼性機能開発室
R.N
Profile
大学では、船や海洋建築物の構造の検討や強度評価に関する船舶海洋工学を学んでいました。特に思い出深いのは、自主研究でゴルフ場の池に落ちたボールを回収する水中ロボットを製作したこと。この経験からモノづくりの楽しさを知り、今の道に進む大きなきっかけにもなりました。
最初の配属は、あらゆる観点からクルマの性能評価を行う評価グループでした。そこで様々な評価方法の経験を積んだ後、現在所属している強度グループに異動。私はアンダーボデーを担当しており、様々な環境下において求められるクルマの耐久性や構造要件について仮説を立案・検証し、導き出された結果から強度性能を開発する業務を担っています。
ダイハツを働く場所に選んだ理由
Section 01
ダイハツ工業に興味を持ったのは、私の実家が山間部にあり、自動車の中でも特に軽自動車が多く走っており、まさに生活に必要不可欠なものというイメージを持っていたからです。私の家もダイハツ車に乗っており、色んなところに行った思い出も相まって、ダイハツ車やダイハツ工業に親しみを持っていました。
さらに選考が進む中で、社員のみなさんが明るく活気があるなど社内の働きやすい雰囲気を感じ、より興味を深めていきました。最終的に、「私もこの人達と一緒に生活の基盤となるクルマをつくり、多くの人に届けたい」との思いを持ち、入社を決めました。
ダイハツ工業の仕事の魅力・やりがい
Section 02
強度性能開発業務では、設計部門が作成した図面を元に衝撃や疲労、車体重量などの影響を踏まえて3Dデータ上で強度性能のシミュレーションや検討を行います。必要な強度を出すにはどのような構造要件を満たせばいいか仮説を立て、図面に反映。その後、試験車両で検査を行い、検証します。
これまでの仕事では、私がパーキングブレーキの強度性能開発を担当した新興国向け車種セニアが初めて世に出たときのことは忘れられません。他の様々な機能の影響やコストも考慮した上で、最適な構造を考えることには大変苦労しましたが、自分が提案したものが採用されたクルマが発売されたときは、大きな達成感を得ることができました。
これから成し遂げたいこと
Section 03
私自身、今の業務を担当するようになって2年ほどですが、分からないこともまだまだ多く、勉強不足という実感は常にあります。ですので、今の仕事をもっと自信を持って進めていけるよう専門知識を習得していき、「周りからも認められるプロフェッショナルになる」というのが直近の目標。もっと先の未来においては、新しい分野に挑戦することで幅広い知識を身につけ、自分にしかできない開発業務を持ちたいと考えています。
ダイハツ工業には若手でも意見を提案しやすい社風があるので、積極的に自分の意見を発信していき、新しいことに関わるチャンスを広げたいです。
退社後は、趣味の映画鑑賞を楽しんでいます。
リモートワークの日はなかなか体を動かすことができないため、朝はウォーキングをすることで気分を高めています。