ユニット生技部
加工生技室
K.F
Profile
大学で機械工学を学び、大学院ではレーザ計測工学を用いた研究を行っていました。研究室では複数の企業と共同研究を行っており、エンジンの燃焼におけるCO2及びNH3の濃度分布や、半導体製造時のガスの吹き付けを模擬したものにおいて、レーザ計測工学を用いた技術で計測し、共同研究先に計測データを提供していました。
入社後は、生産技術部門に配属され、エンジンの機械加工工程の生産準備を担当しています。お客様に高品質の製品をお届けするために、設計部署と製品仕様を検討し、生産性の検討、設備導入、さらに製造部署と品質のつくりこみといった、エンジンの開発から生産まで幅広く携わることのできる仕事です。
ダイハツを働く場所に選んだ理由
Section 01
大学・大学院を通して学んだ工学分野を活かせるモノづくりに興味を持って就職活動をスタートしました。中でも、世の中の多くの人に認知され愛されているBtoC系の製品をつくっていて、かつ乗り物づくりに携わりたいと思い、自動車メーカーに入社できたらと思い至りました。
数ある自動車メーカーの中でダイハツ工業を選んだのは、私の地元に近い関西圏内で働けることと、社員のみなさんが明るく、関西ノリで話しやすかったことが理由です。面接では、会社の雰囲気や残業のことなどなんでも教えてくださり、「正直な会社だ」という印象を持ちました。
ダイハツ工業の仕事の魅力・やりがい
Section 02
私が担当するのは、エンジンの生産における、鋳造・機械加工・組付プロセスの内、機械加工になります。その中でも新規生産ラインを導入するための生産準備を担当しています。この仕事は、プロジェクトを通してたくさんの人とモノに関わるため、大きな成果がカタチとなる仕事です。
現在は、既存生産ラインの生産台数を増やすために、設備のサイクルタイム(エンジン1台当たりの生産時間)短縮業務に従事しています。今後は、新規生産ラインの導入に向けた設備の仕様検討、設備導入へと進んでいく計画です。数年にわたる長期的な仕事ですが、現場の人や会社にも貢献できるため、とてもやりがいがあります。
これから成し遂げたいこと
Section 03
入社してこれまで、新規エンジンラインの立ち上げを通じて、様々な生産準備業務を経験してきました。
ときにはライン稼働前、設備不具合に気づき改善を行って、現場のみなさんの作業性を高め喜んでいただいたこともあります。生産準備業務は幅広く様々な仕事があり、私が携わってきたのは、まだまだほんの一部です。将来は、新規ライン立ち上げプロジェクトで良品廉価な製品を量産するために、様々な部署や製造の方、取引先を巻き込んで推進できるような存在になりたいです。
定時後にトライ(生産ライン改善)が入る際は帰宅が遅くなりがちなので、他の日は早めに帰ったりして、仕事とプライベートのメリハリをつけています。