ADMでは、地域住民の健康水準向上に向けて、地域の保健所や医療団体と連携した健康支援活動を進めています。無料健康診断や予防接種、各種研修の実施に加え、工場周辺地域の統合保健ポスト「Posyandu」に対する寄付や、運営に必要な備品・医療機材の支援も行っています。また、幹部やスタッフ向けの研修、移動診療による健康チェックなども通じて、地域に必要な医療・保健サービスの充実を後押ししています。継続的な支援を通じて、地域の暮らしを支える取り組みにつなげています。
ADMでは、海洋生態系を支えるウミガメとその生息地の保護に取り組んでおり、2019年からインドネシア海洋水産省と連携し、国内7カ所のウミガメ保全施設を支援しています。ウミガメは海草藻場やサンゴ礁の健全性を保つうえで重要な存在であり、その保全は海の豊かさを守ることにもつながります。設備・備品の寄贈などを通じて地域の保全体制を後押しするとともに、学校や大学、研究者、観光客などへの環境教育の場として、生物多様性への理解促進にも貢献しています。
ADMでは、教育分野をCSRの重点テーマの一つに位置づけ、インドネシアの職業高校の質向上を支援しています。研修プログラムや指導、施設支援、各種サポート活動を通じて、産業界の変化に対応できる教育環境づくりを後押ししています。これまでに全国458校の職業高校を支援しており、生徒のハードスキル・ソフトスキルの向上に加え、ADMでの就業機会にもつながる取り組みとして展開しています。
DDMIでは、地域の人材育成と雇用創出に向け、現地の工業高校と連携したCVT(無段変速機)授業の提供・拡充を進めています。授業では、CVTの構造や分解・組み付けの基礎に加え、2S、安全、規律など、ものづくりに必要な基本を学びます。2025年は既設校で第1期生36人が修了し、新たに私立高校も対象に加えました。この授業をきっかけに、DDMIに入社し、活躍されている受講者もいます。今後、教員向け研修や工場見学も実施し、学校との連携を深めながら、現地に根差した人材育成と採用基盤の強化につなげています。
DPEMでは、環境保全を促進するイベントとして、マレーシア・ポートディクソンのビーチで初めて「スポGOMIビーチバトル」を開催しました。スポGOMIは、チームで制限時間内にごみを拾い、その量や分別の正確さを競う取り組みです。当日は19チームが参加し、30分間でビーチのごみを集めながら分別を行いました。海岸の美化に加え、参加者の環境意識向上やチームワークの醸成にもつながる活動として、今後もCSRの一環として継続していきます。
プロドゥアでは、イベント会場や地域を巡回し、車両点検や軽整備、相談対応を行う「プロドゥア Tweckbot」を展開しています。2025年は、Lotus’s各店を会場に複数回実施し、無料の50項目点検を通じて車両の状態確認を行うとともに、道路安全や環境に関する情報発信も行いました。地域に近い場所で気軽にサービスを受けられる機会を提供し、お客様の安全・安心なカーライフを支えています。
プロドゥアでは、環境保全活動の一環として、2025年1月25日にクアラセランゴール・ネイチャーパークで「第6回マングローブ植樹プログラム」を実施しました。当日は経営層を含む関係者が参加し、3,000本のマングローブを植樹しました。マングローブ林の再生を通じて、海岸部の生態系保全に貢献するとともに、従業員の環境意識の向上にもつなげています。