法規・認証業務やコンプライアンス等の研修の実施
経営幹部等に対して、以下の2点の社内教育を行います。
1.道路運送車両法第75条と同条に基づく自動車型式指定制度、それにかかわる社内のプロセスと全社規程、社内技術標準
2.各国の型式認証制度の意義と型式指定を受けるまでの流れ
また、コンプライアンスやリスクマネジメントなどの外部講師による研修を定期的に受講し、知識の向上を図ります。
内部監査体制の強化
内部監査の体制をより強くするため、それぞれの現場で監査能力を高め、広範囲にわたって監査ができるように監査部のメンバーを増やしました。また、2024年4月にGRC推進部※を新設し、監査部が担当していたコンプライアンスなどの事務局業務および統括管理を担うことにより、監査部が内部監査に注カ・専念できる体制を築いています。※ガバナンス(G)、リスクマネジメント(R)、コンプライアンス(C)
開発業務と法規・認証業務の責任と権限の明確化
開発・評価・認証の役割を明確に分離し、それぞれが適切に機能しているかをモニタリングするため、以下の組織改正を2023年6月1日付で行いました。
・新たに品質統括本部を設け、法規認証室と品質保証部を移管
・車両性能開発部を開発担当と評価担当の2部門に分け、安全性能の認証業務を法規認証室(当時)に移管 ※法規認証室は2024年5月1日付で法規認証部に変更
再発防止策の実行および継続をフォローする「三つの誓い」改革推進部の設置
再発防止を確実に進めるため、「三つの誓い」改革推進部を2024年4月1日に設置しました。各部署における再発防止の取組みのサポートや、課題が発生した際の関係部署との連携及び対策の立案と実行を促進しています。