2005年10月03日
ダイハツ工業株式会社
ダイハツ工業株式会社は、このほど、2004年度の環境への取り組み実績をまとめた年次報告書『2005ダイハツグループ環境報告書』(A4版、68ページ)を発行した。
今年度よりグループ報告書として国内の環境連結製造会社10社に加え、海外の生産会社まで報告範囲を拡大。
今回の報告のポイントは以下のとおり。
1. 環境モデル工場としてダイハツ車体(株)大分中津工場を稼働
工場コンセプトである「C.C.C.WAVE(「Clean」「Compact」「Comfortable」)」に基づき、環境モデル工場として大分県中津市に建設。世界初の「水性1コート塗装」など、世界トップレベルのクルマづくりを目指している。
2. 地球温暖化防止のためのクルマの燃費向上を強力に推進。2004年度に生産した乗用車の9割弱が平成22年度燃費基準を早期達成。また、軽商用車として初のハイブリッド車を発売
2004年度に出荷した乗用車の87.5%が「平成22年度燃費基準」を早期達成。
低排出ガス認定車の開発を進めた結果、2004年度末には出荷した全乗用車の1/3(31%)が「平成17年度低排出ガス基準75%低減レベル」(新☆☆☆☆)を達成。77%が「平成17年低排ガス基準50%低減レベル」(新☆☆☆)以上。
軽商用車としての初のハイブリッド車「ハイゼットカーゴ ハイブリッド」を2005年9月に発売。
3. 廃棄物を大幅削減。直接埋立廃棄物を完全にゼロ化。社内焼却灰もリサイクル開始
工場から埋立処分場へ直行する「直接埋立廃棄物」2003年度から完全ゼロ化。2004年度より社内焼却処分後の灰もセメント材料としてリサイクル。
なお、報告書の内容はインターネットに全文を記載するとともに、希望者には無償で配布する。
英語版は2005年10月末日発行の予定。