2004年09月07日
ダイハツ工業株式会社
ダイハツ工業株式会社(以下ダイハツ)は、このほど、2003年度の環境への取り組み実績をまとめた年次報告書『2004ダイハツグループ環境報告書』(A4版、60ページ)を発行した。
『2004ダイハツグループ環境報告書』は、今年度よりグループの環境報告書として、ダイハツに加え国内の環境連結製造会社10社の環境保全活動を記載している。
今回の報告のポイントは以下のとおり。
海外子会社も含めた環境マネジメントシステムを構築
ISO14001を軸とした環境マネジメントシステムを構築。既にすべてのダイハツの生産工場でISO14001の認証取得を完了していたが、今回さらに対象範囲を拡大し、2004年6月までにグループの国内製造会社24社及び海外自動車製造子会社3社も全て取得を完了。
地球温暖化防止のためのクルマの燃費向上を強力に推進。2003年度に生産した乗用車の9割弱が平成22年度燃費基準を早期達成済み
地球温暖化防止のためにクルマの低燃費技術開発を推進し、2003年度に出荷した乗用車の87.1%が「平成22年度燃費基準」を早期達成。ミラVが「平成15年度省エネ大賞」を軽自動車として初めて受賞。
「インテリジェント触媒技術」等の低排出ガス技術により「平成17年低排ガス基準75%低減レベル」(新四ツ星)をミラ・ムーヴの一部及びブーンの全シリーズで取得。
廃棄物の削減を進めた結果、2003年度の直接埋立廃棄物を完全にゼロ化
工場から埋立処分場へ直行する「直接埋立廃棄物」の削減活動を実施し、2002年度は全社で6トンまで低減したが、2003年度はさらにリサイクル化を推進し「直接埋立廃棄物」の完全ゼロ化を達成。