2001年12月11日
ダイハツ工業株式会社
ダイハツ工業株式会社(以下ダイハツ)は、このほど、2000年度の環境への取り組み実績をまとめた年次報告書『環境報告書2001』(A4版、52ページ)を発行した。
『環境報告書2001』では、環境省の環境報告書ガイドラインの約8割の情報を記載し、環境会計の経済的効果など情報開示に努めるとともに、「超-低排出ガスレベル(☆☆☆)」達成、直接埋立廃棄物ゼロレベル化や販売会社での環境の取組活動など、2000年度の活動実績と共に最新の情報も取り上げている。
今後は、紙面の都合で記載できなかった内容や最新情報などもインターネットを利用して情報を開示する予定である。
今回の報告書のポイントは以下のとおり。
1.環境省ガイドラインの約8割の情報を記載(2000年版は約4割)
1.環境負荷の全体像(8ページ)
2.生産工場のマテリアルバランスの概要(26ページ)
3.SOx、NOx、VOC、CODの排出量(絶対値)の記載(28ページ)
4.廃棄物および再資源化材の処理状況(30ページ)
など
2.環境省のガイドラインに基づき環境会計を記載(14ページ)
1.環境コスト:約140億円
2.経済的効果:約8億円(エネルギー削減、産業廃棄物削減 など)
3.主な活動内容
1.ISO14001の全生産工場取得を達成(10ページ)
2.ガソリン軽自動車で初めて「超-低排出ガスレベル(☆☆☆)」達成(19ページ)
3.国内の全生産工場で直接埋立廃棄物ゼロレベル化達成(31ページ)
4.販売店への環境活動展開(35ページ)
5.海外販売会社との連携(37ページ)
なお、報告書の内容はインターネットに全文を記載するとともに、希望者には無償で配布する。英語版は2002年2月中旬に発行の予定。