2000年04月11日
ダイハツ工業株式会社
ダイハツ工業(株)(以下ダイハツ)は、このほど、環境への取り組み活動の内容をまとめ、1998年度の実績を公開する 『環境報告書1999』(A4版、35ページ)を発行した。
ダイハツは、環境保全への対応を重要課題と位置づけ、早くから環境保全活動に取り組み、これまでも、1992年から広報資料『会社概況データブック』(年次発行)や『地球環境への取り組み』等でその活動内容を報告してきた。近年、環境に対する社会的意識が高まる中、その活動状況を社会に公開することがますます重要になると考え、今回初めて『環境報告書』として、1996年に策定した「環境自主行動計画」に基づく活動実施状況をまとめた。
また、ダイハツとしては初めて工場別環境データや生産工場(全社)からのCO2排出量、VOC(揮発性有機化合物)の排出量を公表、同時に産業廃棄物の持出量、再資源化率等の情報も開示している。
今後は、さらに内容を充実させながら、年次レポートとして継続的に発行していく。尚、2000年度版は今年の秋に発行の予定。
本書の主な特徴は以下のとおり
工場の排気や排水に含まれる環境負荷物質について、各工場毎に環境データとして実績値と規制値を比較して開示
下記データの開示
・産業廃棄物の持出量と再資源化率 ・水資源使用量 ・VOC排出量
・全生産工場からのCO2排出量 ・補修交換済バンパーの回収量
1998年度(乗用車)新型車・モデルチェンジ車の主要環境データの開示
環境関連コストの総額を公表
・次回は更に集計精度を上げて報告する予定
『環境報告書』はこちらからご覧いただけます。