製品における取組み

走行時のCO2低減

当面の目標としては、2030年までに国内で販売する新車をすべてハイブリッド車(HEV)やバッテリー式電気自動車(BEV)などの電動車両にします。そのための技術開発や、普及に向けての営業・サービス体制の構築などにも力を入れて取り組んでいきます。2030年の目標を達成した後は、ZEV(Zero Emission Vehicle:走行時にCO2などの排出ガスが一切発生しない自動車)やカーボンニュートラル燃料車の新車販売比率を拡大し、そして2050年に燃料製造に排出されるCO2を低減する技術の研究開発も進め走行時のカーボンニュートラルを達成するビジョンを描いています。

グローバル新車平均CO2排出量 2025年度目標

グローバル新車平均CO2排出量 2025年度目標

素材・部品に関するCO2低減

まずはステップ1として、2025年にかけて主要な部品からCO2の「見える化」に取り組み、排出量算定の精度を高め、CO2低減につながるアイテムの創出や管理方法の仕組み化を今後進めていきます。その後、ステップ2として確立された知見やシステムを全車両に展開し、2050年にはステップ3として製品のライフサイクルにおけるカーボンニュートラルを達成するビジョンを描いていきます。

新たなモビリティサービスの実現にともなうCO2低減

ダイハツでは、地域が抱える「少子高齢化」「経済活性化」などの社会課題解決につながる新たなモビリティサービスの開発に取り組んでいます。なかでも福祉介護領域にフォーカスし、通所介護施設が実施している送迎業務の効率化をサポートするMaaSの「らくぴた送迎」や、地域内の複数の介護施設における送迎業務を共同化した「ゴイッショ」などのサービスがすでに運用されています。また、交通手段が乏しい地域でのオンデマンド乗合送迎サービス「チョイソコ」も2021年より運用を開始しており、こうしたモビリティサービスによって移動が効率化し車両保有台数が削減され、環境負荷低減につながる可能性を考慮し、CO2の見える化を実施して今後の事業開発に活かしていく方針です。

地域の社会課題解決とCO2低減を同時に実現

地域の社会課題解決とCO2低減を同時に実現

サステナビリティの取組み

ダイハツのサステナビリティ

環境

基本的な考え方

環境マネジメント

低炭素型社会の構築

循環型社会の構築

自然共生社会の構築

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社会

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