低炭素社会の構築:開発・設計での取組み

基本的な考え方

■車両のCO2排出量割合
(自社・軽自動車の例)

自動車は、その素材製造から廃棄までのライフサイクルの各過程で多くの環境負荷を与えますが、特に走行時の環境負荷が最も多くなっています。地球温暖化の原因となるCO2は、7~8割が走行段階で発生しています。(右図参照)
そのため、当社はスモールカーづくりを起点とし、走行段階での燃費の向上(CO2低減)や排出ガス中の大気汚染物質の低減に積極的に取り組んでいます。

これまでの取組み

当社は、「良品廉価なクルマづくり」にこだわり、車両とパワートレインのベーシックな技術を進化させながらe:Sテクノロジー(※1)を全ダイハツ車へ展開して、低燃費(CO2削減)で排出ガスがクリーンなクルマの開発を進め、国内外へ展開してきました。
※1 e:Sテクノロジー(Energy Saving Technology)
 ;軽自動車の技術を最大限に生かし、コンベンショナル車の燃費を改善する技術

2025年に向けて

e:Sテクノロジーの更なる進化

第7次環境取組みプランでは、将来の日本乗用車燃費基準(2030年度~)に向けてe:Sテクノロジーを更に進化させ、2025年度には海外生産を含めたオールダイハツ車でグローバル新車CO2排出量を△30%低減(2010年度比)を目指して、コンベンショナルな技術を更に磨いていきます。

"ダイハツならでは”の電動車開発と普及に向けた活動

多様化するエネルギー源、動力源を活用したモビリティの開発に取組み、”ダイハツならでは”をみんなのものにを合言葉に、良品廉価な電動車開発と市場への導入を推進していきます。

更なる排出ガスクリーン化へのチャレンジ

排出ガスのクリーン化、ゼロ化を目指し、各国・各地域の都市環境改善資する低濃度排出ガス技術の開発と各国規制に合わせたタイムリーな導入に取組みます。

具体的な取組み事例

新型車開発段階における環境マネジメントの推進

当社は、2006年からEco-VAS(※3)を導入し、環境負荷物質、リサイクル、LCA(※4)などの6つの環境目標(※5)を設定して開発を進めており、これからも継続していきます。
LCAでは、素材製造~生産~走行~廃棄に至るライフサイクルすべてにおけるエネルギー使用量や CO2などの環境への排出を評価し、削減に努めています。

※3 Eco-Vehicle Assessment System(自動車環境総合評価システム)
※4 Life Cycle Assessment
※5 燃費・排ガス・騒音・リサイクル性・環境負荷物質・LCA値

低濃度排出ガスへの活動

自動車の多くはガソリンを燃料とするため、大気汚染の原因となる一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)などの環境負荷物質を排出します。
日本では1966年に排出ガス規制が始まり、年々強化され、今では世界で最も厳しい排出ガス規制となっていることから、日本ではNOxなどの大気汚染物質は、年々減少傾向にあります。当社は、国内の排出ガス規制や当社が加盟する(一社)日本自動車工業会が掲げる規制以上の目標値を設定し、排出ガスのクリーン化に取組んでいます。
結果、排ガス・燃費測定モードがJC08から国際基準のWLTP(※6)へ移行される中、WLTPでも低排出ガス基準値を達成するべく積極的に活動しています。

※6 Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure

低燃費車両の海外展開

海外主要拠点のインドネシアでは、インドネシア政府が発表したLCGC(※5)政策に対応するモデルとして、e:Sテクノロジーで培ったノウハウをベースにした低燃費・低価格なコンパクトカー『AYLA(2013年9月)』および7人乗り多目的乗用車『SIGRA(2016年8月)』を発売しました。
※5 Low Cost Green Car

車種別環境情報

車種別環境情報は、商品・サービスページの「カーラインアップ」にアクセスいただき、車種別紹介ページのカタログに掲載している「環境仕様表」をご覧ください。

SDGs・CSR・環境の取組み

サステナビリティの考え方

環境への取組み

ダイハツグループ環境アクションプラン2030

環境マネジメント

循環型社会の構築

自然共生社会の構築

低炭素型社会の構築

自動車リサイクルへの取組み

車種別環境情報

第7次ダイハツ環境取組みプラン2021~2025年

社会への取組み

コーポレート・ガバナンス