2011年06月10日
ダイハツ工業株式会社
ダイハツ工業株式会社(以下ダイハツ)は、自動車リサイクル法※1に基づき、2010年度(2010年4月~2011年3月)における使用済自動車のASR※2、エアバッグ類及びフロン類(以下特定3物品)の再資源化等の実績を公表した。
自動車リサイクル法において、自動車メーカー等は特定3物品の引取り、リサイクル・適正処理の義務を担っている。
ダイハツは、ASRについては豊通リサイクル(株)に、エアバッグ類及びフロン類については一般社団法人自動車再資源化協力機構に業務委託し、特定3物品の引取・リサイクルを適正かつ効率的に行っている。
その結果、ダイハツの2010年度の再資源化等の実績は、以下のとおりとなった。
以上の特定3物品の再資源化等に要した費用の総額は、ダイハツ内のシステム関連費、専任人件費を含み17億6,700万円。一方、資金管理法人から払渡を受けた預託金総額は18億5,900万円、全体収支は9,245万円となった。尚2004年度からの累計は、1億3,900万円の赤字となっている。
ダイハツでは、今後も自動車リサイクルの着実な実践と効率化に全力で取り組んでいく。
※1 正式名称は「使用済自動車の再資源化等に関する法律」
※2 ASRとは、Automobile Shredder Residue(自動車シュレッダーダスト)
※3 解体・シュレッダー工程までに再資源化される比率を83%(※4)とし、残りのASR比率17%とASRリサイクル率83%を
乗算したものを合算して算出
※4 産業構造審議会 廃棄物リサイクル小委員会・中央環境審 議会 廃棄物・リサイクル部会自動車リサイクル専門委員会
第3回合同会議(H15/5/22)の資料より引用