ダイハツ工業(株)創立100周年を迎えて

2007年03月01日
ダイハツ工業株式会社

ダイハツ工業(株)(以下、ダイハツ)は、本日3月1日に創立100周年を迎え、次の100年に向けた「新たな決意」と、お世話になった皆さまへの「感謝の気持ち」をテーマに、新グループ理念・CSR基本方針・スローガンを制定するとともに、史料展示館の開館・軽福祉車両100台の寄贈を行う。

1.新たなグループ理念などの制定

ダイハツは、1907年(明治40年)3月の創立以来、「世界中の人々に愛されるスモールカーづくり」を使命と考え、事業を展開してきた。次の100年についてもこの使命をさらに追求し、真のグローバル化を果すため、新たなグループ理念となる『私たちダイハツグループは、時代をリードする革新的な「クルマづくり」への挑戦を通じて、“世界の人々に愛されるグローバル・ブランド”、“自信と誇りを持った企業グループ”を目指します。』を制定した。

さらに、お客様をはじめとするすべてのステークホルダーの満足を実現するため、企業活動の基本スタンスとなる『ダイハツグループCSR基本方針』を制定した。

同時に、これらの思いを込め、また、社会・お客様との約束となる新グループスローガンとして『Innovation for Tomorrow』を掲げ、次の100年に向けた新しいスタートを切り、あらゆる企業活動で「Innovation(変革)」に取り組んでいく。

なお、この新グループスローガンは、TV-CFなど国内外の様々なコミュニケーションの場で使用する。

≪参考資料1:ダイハツグループ企業理念等の概要≫

2.創立100周年の取り組み

(1)史料展示館『Humobility World(ヒューモビリティ ワールド)~人とクルマの発見ワールド~』の開館

本社社屋(所在地:大阪府池田市ダイハツ町1-1)に隣接して特徴的な外観の史料展示館(鉄骨造4階建、延床面積約2,900m2)を建設し、「人・家族に優しい」「地球に優しい」自動車づくりをテーマに、体験型展示を中心とする“楽しみながら学ぶことのできる施設”を、本年5月7日(予定)に開館し、広く公開する。

各階の展示テーマは、以下のとおりとなる。

2階:はじまりである発動機から初期の車までの姿を紹介する
創立初期の発動機「LH-25型」や、自動車製造の初期型となる「三輪自動車」などを展示。
3階:過去の車両展示により、現在でも色あせない価値を伝える
日本の高度経済成長期に、街のヘリコプターと呼ばれ活躍した「ミゼット」や、東京オリンピックの年に、オリンピアより聖火コースを完走した「コンパーノベルリーナ」などを展示。
4階:未来のモビリティの可能性と夢を子供から大人まで分かりやすく伝える
未来のモビリティを伝える映像とサイエンスショーを組み合わせた「ヒューモテック ラボ」や、未来のモビリティ技術を体感できるドライビングシミュレーターなどを展示。
(2) 軽福祉車両100台の寄贈

高齢者やハンディキャップをお持ちの方の日常生活、社会進出を支援するため、ダイハツの軽福祉車両を、地元である大阪府のご協力をいただき、全国知事会を通じて、47都道府県自治体に各1台、ならびに人口千人以上の離島を有する、また、千km2当りの鉄道営業キロ数が全国平均以下の自治体を中心に、合計100台を寄贈する。

≪参考資料2:各自治体への寄贈台数≫

≪参考資料1≫
ダイハツグループ企業理念等の概要

≪グループ理念≫

私たちダイハツグループは、時代をリードする革新的な「クルマづくり」への挑戦を通じて、“世界の人々に愛されるグローバル・ブランド”、“自信と誇りを持った企業グループ”を目指します。

世界のお客様の笑顔と感動が私たちの喜びです ・・・ お客様指向
お互いの個性尊重と公平が私たちの絆です ・・・ 個人の尊重&公平
地球と社会との共生が私たちの責務です ・・・ CSR(社会的責任)
スピード・ブレークスルー・率先垂範が私たちの基本です ・・・ 体質改革
世界一のスモールカーづくりが私たちの挑戦(チャレンジ)です ・・・ 技術力&商品力
≪グループCSR基本方針≫



お客様と私たち 私たちは「すべてはお客様のために」を基本とし、安全で品質が高く、環境にやさしい商品とサービスを適正な価格で提供することにより、お客様の安心、満足と信頼を獲得します。
社会と私たち 私たちは「社会との共生」を基本とし、地域社会、グローバル社会とのコミュニケーションを大切にします。
取引先と私たち 私たちは「オープンで公正な取引」を基本とし、取引先を尊重するとともに、強固なパートナーシップの構築に全力で取り組みます。
株主と私たち 私たちは「対話による健全な経営」を基本とし、常に長期的視点に立ち、企業価値の向上に努めます
「実践する」のは私たち 「CSR基本方針を実践するのは私たち」を基本とし、一人ひとりが社会の貢献につながる行動を実践するとともに人間的に魅力あふれる社会人へ成長できるように努めます。

≪グループスローガン≫

≪参考資料2≫

各自治体への寄贈台数

各都道府県自治体に1台寄贈
人口千人以上(1台)、3千人以上(1台)の離島を有する、又、千km2当りの鉄道営業キロ数が全国平均以下(1台)の自治体を中心に、合計100台

No. 自治体名 台数
1 北海道 4
2 青森県 2
3 岩手県 2
4 宮城県 3
5 秋田県 2
6 山形県 2
7 福島県 2
8 茨城県 1
9 栃木県 1
10 群馬県 1
11 埼玉県 1
12 千葉県 1
13 東京都 3
14 神奈川県 1
15 新潟県 3
16 富山県 1
17 石川県 2
18 福井県 2
19 山梨県 2
20 長野県 2
21 岐阜県 2
22 静岡県 1
23 愛知県 2
24 三重県 2
No. 自治体名 台数
25 滋賀県 1
26 京都府 1
27 大阪府 1
28 兵庫県 3
29 奈良県 2
30 和歌山県 2
31 鳥取県 2
32 島根県 4
33 岡山県 2
34 広島県 3
35 山口県 2
36 徳島県 2
37 香川県 3
38 愛媛県 4
39 高知県 2
40 福岡県 1
41 佐賀県 1
42 長崎県 4
43 熊本県 3
44 大分県 3
45 宮崎県 3
46 鹿児島県 4
47 沖縄県 2
- 全国計 100台

注1) モデル:タントスローパー
但し、積雪の多い一部の自治体にはアトレースローパー4WDを1台含む
2) 使用先:北海道には夕張市1台を含む
3) 贈呈式:各自治体代表者への贈呈式を開催(予定)

このページをシェアする

関連記事
2023/05/17スズキ、ダイハツ、トヨタ、商用軽バン電気自動車を公開
2023/04/03SCG、トヨタ、CJPT、タイでのカーボンニュートラル...
2023/04/03CP、トヨタ、CJPT、タイでのカーボンニュートラルに...
トピックス
DAIHATSU GAZOO Racing
サステナビリティの取組み
Nibako特設サイト
技術広報資料

ニュースリリース

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

2002年

2001年

2000年

1999年

1998年

1997年