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ダイハツ軽新規格車 新型「オプティ」を新発売 ～軽自動車初、4ドア ハードトップセダン ～ ～「オプティ」「オプティビークス」の2タイプ同時発売～

1998年11月30日
ダイハツ工業株式会社

ダイハツ工業（株）は、本年10月より施行された軽自動車新規格に対応し、軽乗用車「オプティ」をフルモデルチェンジし、11月30日から全国一斉に発売する。

ダイハツ工業（株）では、「QUALITY ～Safety & Performance～」をコンセプトに、品質向上、とりわけ先進の安全性と快適な走りを目指した軽新規格対応車「ミラ」「ムーヴ」「テリオスキッド」の3車種を10月6日より発売開始している。

今回新発売する「オプティ」は、このコンセプトを基本に、従来の軽自動車にはない新鮮なイメージの4ドアハードトップセダンとして開発。高品位で快適なセダン「オプティ」とスタイリッシュなスポーティセダン「オプティビークス」の2タイプを同時発売する。

新型「オプティ」は、個性的で上質、洗練されたスタイリングに、衝突安全ボディ“TAF（Total Advanced Functionボディ）”や滑りやすい路面での安全運転をサポートする“DVS（Daihatsu Vehicle Stability control system）”＜一部グレードにオプション設定＞などを採用し、安全性を大幅に向上するとともに、高性能エンジンシリーズ“TOPAZ*”として4タイプのエンジンを取り揃えるなど優れた基本性能を実現。さらに卓越したパッケージングと充実した快適装備により抜群のユーティリティを確保している。

また、上質かつ洗練されたスタイリング、安全性・基本性能・仕様・装備全ての面で向上を図りながら、お求めやすい価格設定とした。

*TOPAZ（トパーズ）とは“TOP from A to Z”を略した造語。AからZまで、つまり、パワー、エコロジー、信頼性など、すべての面でトップレベルをめざしたエンジンという意味。

車両概要

エクステリア

軽自動車で初の4ドアハードトップスタイルを採用。「オプティ」は、「クオリティ・エレガント」、「オプティビークス」は、「スタイリッシュ・スポーツ」をテーマに新しい個性と高品質を表現
マルチリフレクタータイプの丸型異形ヘッドランプと大きめのメッキグリルが気品あるフロントビューを演出
「オプティビークス」は、マルチリフレクタータイプの丸形4灯ランプや、大型リヤスポイラーなどを採用し、精悍さとスポーティさを強調
前から後まで通ったなめらかなベルトラインと張りのある豊かな面を採用し、サッシュレスドア特有のエレガントですっきりとしたサイドシルエットを強調
洗練されたシルエットを損なわないようガラスマウントアンテナを採用
大きく開口するトランクの横に、フロントマスクと統一感のある丸形コンビネーションランプを配置
「オプティビークス」は、ウインカーをクリアレンズとし、エアアウトレット風の処理を施した大型エアロバンパーを採用
インテリア

インストルメントパネルからドアまで室内を取り巻くようにツートーンで仕上げ、高品質さを表現
タイヤを4隅に配置してキャビンを大きくとるとともに、ルーフを後方へ伸ばしてゆとりある室内空間を確保
シートは、フルファブリック素材で、後席にはピロー付大型シートを採用
「オプティビークス」は、スポーティなセミバケットタイプのフロントシートを採用
視認性の良い透過照明式ホワイトメーターを全車に採用
「オプティビークス」は、スポーティなタコメーターを標準装備
ユーティリティ

人と荷物の空間を分けた使いやすい独立&フルオープントランクを採用
抗菌インテリアを全車に標準装備、クリーンエアフィルター付スクロールエアコン（抗菌処理タイプ）＜CL除く全車、CLはスクロールエアコン＞を採用するなど、清潔な室内環境を実現
日焼けの原因となる紫外線を90%カットするUVカットグリーンガラス（フロントウインドゥ/フロントドア）を全車に標準装備
全車にダイヤル式ヒーターコントロール、キーレスエントリー（アンサーバック機能付）、パワーウインドゥ（フロント/リヤ）&パワードアロック、電動格納式カラードドアミラー＜CL除く全車＞、残照式ルームランプを標準装備
カロッツェリアオーディオシステム（CDチェンジャーコントロール機能付）をCXに標準装備、ビークスシリーズにはディーラーオプション設定
オーバーヘッドコンソール（ビークスシリーズ）、全車に大型ドアポケット、大型フロアコンソール、コインボックス等豊富なポケット類を装備
安全性

衝突安全ボディ“TAF（Total Advanced Functionボディ）”を採用＜全車＞ TAFは、新国内衝突安全基準（50km前面・後面・側面衝突）および、新欧州衝突安全基準（40%オフセット前面衝突、側面衝突）を余裕を持ってクリアし、クラストップレベルの衝突安全性を確保
DVS（Daihatsu Vehicle Stability control system）を採用。DVSは、（1）ABS、（2）TCS(Traction Control System)、（3）横滑り制御、の3つの機能を持ち、雨や雪道などの滑りやすい路面でも安全で快適なドライブが可能
＜エアロダウンビークス 2WD AT車にオプション設定＞
ブレーキアシスト付ABSを全車にオプション設定。さらにフロントディスクブレーキには8インチの大径ブレーキブースターを全車に標準装備
デュアル（運転席&助手席）SRSエアバッグを標準装備＜CLは助手席オプション＞
プリテンショナー&フォースリミッター付フロントシートベルトをビークスシリーズおよびCXの2WD AT（CVT*）車にオプション設定（フォースリミッターは全車標準装備）
*CVTはビークスに設定。'99年5月発売予定
衝撃感知安全システム（ダイハツ独自システム。衝突時ドアロック解除、ハザードランプ点滅・ルームランプ点灯連動式）を標準装備＜全車＞
エンジン

“TOPAZ（トパーズ）”エンジンシリーズ（4タイプ）を採用。全車に「EFI（電子制御式燃料噴射装置）」、「DLI（ディストリビューターレス・イグニッション）」、「KCS（ノックコントロールシステム）」、「DDV（ダイレクト駆動バルブ）」を採用し、優れたレスポンスと抜群の信頼性を実現
ツインカムDVVT（Dynamic Variable Valve Timing）3気筒12バルブEFIエンジン［EF-VE型］→ DVVT機構、排出ガスの浄化性能を維持する触媒、2-O2センサーシステムの採用により、クラストップレベルの高トルク、低燃費&低エミッションを実現 ＜ビークス、CX＞
最高出力(ネット) 58ps/7,600rpm、最大トルク（ネット）6.5kg-m/4,000rpm
（最高出力、最大トルクはNAエンジン車中クラストップ）
DVVTエンジンは、2000年末から適用予定の新排出ガス規制［排出ガス中のCO（一酸化炭素）、HC（炭化水素）、NOx（窒素酸化物）を6万km走行後でも現行規制値に対して70%以上低減］を先取りするLEV（Low Emission Vehicle）を実現
発進から高速走行まで変速ショックのないスムーズな走りを実現するecoCVTを採用DVVTエンジンとの組み合わせでは抜群の低燃費を発揮＜ビークス2WD車に設定。'99年5月発売予定＞
ツインカム4気筒16バルブEFIターボエンジン［JB-DET型］
→ デュアルフローターボの採用で、低速域から高速域までパワフルかつトルクフルな走りを実現＜エアロダウンビークス2WD車＞
最高出力（ネット）64ps/6,000rpm、最大トルク(ネット) 10.9kg-m/3,200rpm
ツインカム3気筒12バルブEFIターボエンジン［EF-DET型］
→ インタークーラー付ターボチャージャーを搭載することにより、低速域からトルクフルな走りを実現＜エアロダウンビークス4WD車＞
最高出力（ネット）64ps/6,400rpm、最大トルク(ネット) 10.9kg-m/3,600rpm
ダイレクトOHC3気筒EFIエンジン［EF-SE型］
→ 実用域での余裕あるトルク特性とハイレベルな低燃費を両立＜CL＞
最高出力（ネット）45ps/6,400rpm、最大トルク(ネット)5.6kg-m/3,600rpm
基本性能

より安定した走りと快適な乗り心地のためにクラストップのロングホイールベースとワイドトレッドを実現
衝突安全ボディ“TAF”の採用および「オプティ」独自の3BOXボディにより、ボディ剛性を大幅に向上
リヤサスペンションを一新。2WD車はトーションビーム付トレーリングアーム、4WD車は3リンク式を採用
従来車より小さな最小回転半径4.3mを実現（エアロダウンビークスは4.5m）
コーナリング時に左右の車輪の回転を制御して路面を確実にとらえ、高い操縦安定性を確保するフロントLSD（リミテッドスリップデフ）をエアロダウンビークス2WD車にオプション設定＜DVSとの同時装着不可＞
4WD車は、切り替え操作不要の回転差感応式カップリングを搭載したフルタイム4WDを採用
油圧式パワーステアリング採用により自然な操舵フィーリングを実現
MT、AT車ともに、より自然な操作ができるペダルレイアウトを実現
燃料タンクは、軽トップクラスの40リットルを実現＜従来比+25%（2WD）。4WD車は37リットル＞
国内月販目標台数

6,000台

メーカー希望小売価格（全国統一、消費税は含まず）

［オプティ］