ダイハツ、トヨタへOEM供給 インドネシアでの新たな協業を発表 ~革新的な新型車で、新たな市場を創造~

2012年09月19日
ダイハツ工業株式会社
トヨタ自動車株式会社

ダイハツ・AYLA

トヨタ・AGYA

ダイハツ工業株式会社(以下ダイハツ)とトヨタ自動車株式会社(以下トヨタ)は、 インドネシアにおける新たな協業として、インドネシア政府が検討しているLCGC(Low Cost Green Car)政策へ向けた「ダイハツ・AYLA(アイラ)/トヨタ・AGYA(アギア)」を、ダイハツブランドで販売するとともにトヨタへもOEM供給すると発表した。

ダイハツが企画・開発を担当し、ダイハツの現地子会社であるアストラ・ダイハツ・ モーター社の新工場(スルヤチプタ地区)で生産する。市販予定車として、インドネシア国際モーターショー(2012年9月20日~30日)にも出展する。

成長市場の中心としてアセアン諸国の重要性が高まる中、高い成長を続けるインドネシアは、ダイハツ・トヨタにとって非常に大切な市場である。68年よりダイハツが、71年よりトヨタが生産開始して以来、両社の強みを生かし、セニア・アバンザやテリオス・ラッシュなど、 インドネシアのお客様に最適な車をお届けするとともに、モータリゼーションおよび自動車 産業の発展に貢献してきた。

本日発表した「ダイハツ・AYLA/トヨタ・AGYA」は、「ダイハツ・ミライース」で 培った低燃費・低価格なコンパクトカーづくりのノウハウをベースに、アストラ・ダイハツ・モーター社が参画した開発体制のもと、インドネシアでのニーズを徹底追求。より多くの お客様にご満足いただける低価格と低燃費を実現する「インドネシアにジャストフィットする、インドネシア発のインドネシアのためのクルマ」とした。

新型車の投入により、多目的車(MPV)が主流を占めるインドネシア市場で、エントリーユーザー向けのファミリーカー(1,000cc)として新たな市場の創造を狙う。

≪新型車の主な特長≫
1.部品のポテンシャルを最大限に引き出す「設計素質No1」の考え方に基づき、基本技術を 磨き上げることで、エネルギー効率の最大化や徹底的な軽量化などに取り組み、低燃費化と低コスト化を実現。
2.ロングホイールベースを実現した新開発プラットフォームの採用により、コンパクトな ボディサイズながら、5人がしっかり乗れる広い室内空間と十分なサイズの荷室空間を 両立。
3.インドネシア人デザイナーがデザインした、ダイナミックかつ流麗なスタイリング。
4.運転しやすいコンパクトなボディサイズに加え、悪路や冠水路でも走行しやすい最適な 最低地上高や狭い道でも取り回ししやすい最小回転半径を実現。

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