2011年06月17日
ダイハツ工業株式会社
ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)とマレーシアとの自動車生産・販売の現地合弁会社であるプロドゥア(セランゴール州)は、国民車「マイヴィ(Myvi)」のフルモデルチェンジを実施し、16日夜クアラルンプール市内で発表会を行った。
プロドゥアはマレーシアの第二国民車メーカーとして小型車を中心にラインナップを充実させてきており、マレーシア市場において2006年より5年連続でシェアトップを維持している。「マイヴィ」は2005年5月、日本の小型乗用車「ブーン」をベースにプロドゥアとダイハツが共同で開発したコンパクトカーで、世代を問わず幅広いお客様の人気を得ている。今回のフルモデルチェンジでは、2010年2月に日本で発売した新型「ブーン」をベースにマレーシア自動車市場のニーズに対応し、専用の内外装デザインの採用や排気量を変更した上で、燃費性能と安全性能を高めている。月販5,600台を目標とし、価格は43,900~57,800マレーシアリンギット(約117万円~約154万円)。
「マイヴィ(Myvi)」の主な変更点:
1.マレーシア市場にベストフィットした洗練された先進的なスタイリング
2.市場のニーズに対応した排気量の設定(1.3Lのみ設定。1.0L廃止)
3.燃費性能の向上
4.安全性能の向上(運転席・助手席エアバッグ[全車])
名前の由来:
英語の「My Vehicle」「My Vision」「Malaysian Vision」からの造語。ユーザーが所有する喜び、誇りを感じさせるクルマの意。
(注)プロドゥア(Perodua):
合弁の持株会社、製造会社、販売会社の共通略称で、持株会社のPerusahaan Otomobil Kedua Sdn. Bhd.の下線部から取った造語。ダイハツはこのうち製造関連3社(PCSB社[製造関連の持株会社]、PMSB社[車体製造]、PEMSB社[エンジン製造])を子会社化している。