ダイハツ大分新工場が完成、操業開始

2004年12月20日
ダイハツ工業株式会社

ダイハツ工業(株)の子会社であるダイハツ車体(株)の大分(中津)工場(以下、大分工場)が完成し、従来の前橋工場(群馬県)からの移転を終え、このほど本格的に操業を開始した。本日の竣工式では、工場内で安全祈願祭が執り行われたほか、工場完成を祝う披露宴が多数の来賓を迎えて中津市内で行われた。

ダイハツ工業は1991年に大分県中津市への進出を表明。その後ダイハツ車体の移転を決定し、両社で準備を進めてきた。

工場コンセプトである「C.C.C.WAVE(※)」に基づき、大分工場は「環境への配慮」「高品質・低コスト」「地域との共生」の3要素全てを実現している。これまでの生産・物流のノウハウを結集し、スモールカー分野で世界トップレベルのクルマづくりをめざす最新工場である。

【ダイハツ車体(株) 大分(中津)工場 概要】
所在地 大分県中津市大字昭和新田1番地
敷地面積 130万m2
建屋面積 約8万m2(延べ面積、鉄骨平屋建て)
機能概要 車両の生産(プレス、ボデー、塗装、組立工場)
生産能力 年間15万台(2直)
設備投資 約400億円(土地・造成費用除く)
従業員数 約1,000名

(※)C.C.C.WAVE
「Clean」「Compact」「Comfortable」の3つの大きな波を起こす。
Clean :環境モデル工場化(地球環境保全対応)
Compact :高効率化(超低コスト、リードタイム短縮等)
Comfortable :良好な作業環境づくりと地域環境への万全の配慮

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