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ダイハツ新型小型乗用車 「YRV(ワイ アール ブイ)」を新発売

2000年08月30日
ダイハツ工業株式会社

ダイハツ工業(株)は、新型小型乗用車｢YRV*1｣を8月30日から全国一斉に発売する。

「YRV」は、スペース性がクルマ選びの主流となる中、広さと利便性はもちろん、クラス*2唯一の1300ccターボエンジン搭載車を設定するなど、クルマの基本性能である走りに重点を置いた『速さのカイカン』を提案。さらに、“ダブルウェッジスタイル”を採用することで、『カッコ良さのカイカン』を追求した。

新発売「YRV」の主な特長は、

スペーシーとスポーティを融合した“ダブルウェッジスタイル”を採用
クラス唯一の1300ccターボエンジン搭載車の設定や、電子制御式4速オートマチック“ESAT*3”の採用などで、クラストップレベルの走行性と低燃費を実現
パノラマガラスルーフやスタジアムレイアウトシートによる、開放感あふれる室内
さらに進化した衝突安全ボディ“TAF*4”& 乗員にやさしい安全インテリア“SOFI*5”を採用し、先進の安全性を実現
1300ccターボ車も含め、全車、『平成12年基準排出ガス25%低減レベル』を達成
1300ccターボ車で、139.9万円とお求め易い価格に設定
*1 YRV…Youthful, Robust, Vivid の略。若々しいスタイリング、たくましいボディ、ヴィヴィッドな運動性能の総称
*2 クラス…1000～1300ccの乗用車（2000年8月現在）
*3 ESAT（イーサット）…Economy & Smooth Automatic Transmissionの略
*4 TAF（タフ）… Total Advanced Functionボディの略で、総合的に衝突安全機能の進化したボディという意味の造語
*5 SOFI（ソフィ）… Safety-Oriented Friendly Interiorの略で、乗員にやさしく、より安全なインテリアを表した造語

車両概要

エクステリア

ベルトラインを前後ドアで大胆に切り替え、スペーシーとスポーティを融合した、“ダブルウェッジスタイル”を採用
センターレリーフを頂点として、左右へなだらかに傾斜した、シャープなフロントデザイン
特徴的なリヤコンビランプ、膨らみを持たせたホイールアーチのデザインなどによる、安定感あふれるリヤデザイン
パッケージング

後席のヒップポイントを前席よりも75mm高く設定した、スタジアムレイアウトシートを採用
フロントシートのシート座面から天井まで1,055mmと、十分なヘッドクリアランスを確保
一般のセダンより高めのシート座面高585mmで、自然な姿勢でスムーズな乗り降りを実現
全高は、タワーパーキングの駐車が可能な1,550*mm
パノラマガラスルーフとリヤルーフアンテナ装着の場合は1,565mm、エアロダウンスポーツサスペンション車は、1,535mm
クラストップの最小回転半径4.3mで、軽自動車並の小回り性を実現
インテリア

立体的に重ね合せた3連式スポーティメーター（タコメーター付）を採用（1300cc車に標準装備）
シルバー光輝塗装のメータークラスターで、走りのイメージを演出（1300cc車に標準装備）
インパネにディンプルパターンを採用し、見た目も手触りもひとクラス上の質感を実現
ユーティリティ

AT車は、オリジナルデザインのバケットベンチシート（フロント）&インパネATシフトを採用し、スポーティイメージを演出
スライド＜150mm＞&リクライニング（左右独立）機構付リヤシートを採用、多彩なシートアレンジが可能（ターボ車に標準装備）
新開発リヤシート座面脱着機構で、脱着式の座面を取り外し、背もたれ部をほぼ水平に前に倒すことにより、広大でフラットなラゲージスペースを確保、2mの長尺物も積載可能
オートマチック機構に加えて、マニュアル感覚の運転操作が楽しめる、ステアシフトを採用（ターボ車に標準装備）
フロントウインドシールドとつながっているかのような、パノラマガラスルーフを設定、抜群の開放感を実現（YRV ターボ パノラマパックに標準装備。1300cc 2WD車にオプション）
徹底した音響解析に基づいて、バランスのとれたサウンド空間を提供する、パノラマサウンドシステムを採用（パノラマスピーカー・リヤドアスピーカー・シートソニックウーファーは、YRV ターボ パノラマパックに標準装備）
エンジン・メカニズム

最高出力103kW［140PS］を誇るクラス唯一の1300ccターボエンジンをはじめとして、高トルク・低燃費・低公害を実現するTOPAZエンジンシリーズ3型式を搭載
＜ ＞は4AT車

ヨーロッパを走り込んで調整したヨーロピアンチューンドサスペンションの採用により、フラットな乗り心地とすぐれた操縦安定性を両立
電子制御式4速オートマチック“ESAT”の採用で、大幅な燃費の向上と変速ショックの少ないなめらかで、タイムラグの短いスムーズな走行を実現
安全性の訴求

さらに進化した衝突安全ボディ“TAF”の採用で、クラストップレベルの衝突安全性能を確保。国内および、欧州衝突安全基準はもとより、世界最高水準の55km/hフルラップ前面・側面衝突、40%ラップオフセット64km/h前面衝突においても、ダイハツ独自に設定した厳しい目標に対応
乗員にやさしい安全インテリア“SOFI”を採用

側面衝突時の強い衝撃から、乗員の頭部への衝撃を緩和する、SRSカーテンシールドエアバッグと、前席乗員の胸部などにかかる衝撃を軽減する、SRSサイドエアバッグをオプション設定
デュアル（運転席/助手席）SRSエアバッグを全車に標準装備
車両衝突時、二次的に乗員の頭部と客室上部とが衝突した時の衝撃を緩和する、ヘッドインパクトプロテクションを採用
車両後方から中低速での衝突時、ヘッドレストを前方へ移動し、乗員の頸部への衝撃を緩和する、ダイナミックサポートヘッドレスト（前席左右）をオプション設定（2WD車にオプション）
プリテンショナー&フォースリミッター機構付フロントシートベルトを標準装備
万一の事故の際に、歩行者に重大なダメージをもたらす頭部への衝撃を軽減する、歩行者障害低減ボディを採用
衝撃感知安全システム（衝突時、ドアロック解除・ハザードランプ点滅・ルームランプ点灯・フューエルカット機構）を採用（1300cc車に標準装備）
ABS（EBD&ブレーキアシスト付）を1300cc車に標準装備 （YRV CGはオプション）
DVS(Daihatsu Vehicle Stability control system)を採用。DVSは、1）TCS(Traction Control System) 、2）ABS、3）横すべり制御、の3つの機能を持ち、雨や雪道などの滑りやすい路面でも安全で快適なドライブが可能（1300cc 2WD AT車にオプション）
環境への配慮

金属類に加え、リサイクル可能な熱可塑性樹脂を多くの部品に採用
『新型車の鉛使用量を2005年までに1/3（1996年比）に低減する』という業界目標*をいち早く達成 （*通産省リサイクルイニシアティブで設定）
DVVTエンジン搭載などにより、全車、平成12年基準排出ガス規制への適合はもとより、運輸省の低排出ガス車認定制度においても、「平成12年基準排出ガス25%低減レベル」を達成、「良-低排出ガス車」運輸大臣認定を取得
MT車は平成22年度新燃費基準に適応、低燃費自動車優遇税制に適合
国内月販目標台数

2,000台

メーカー希望小売価格（全国統一、消費税は含まず）

［単位:千円］

＜パノラマパック装備内容＞
パノラマガラスルーフ、リヤルーフアンテナ、クリスタルリヤコンビランプ（クリア）、2DIN CD･AM/FM付ステレオ、リヤドアスピーカー（16cm）、シートソニックウーファー

＜エアロSパック装備内容＞
サイドストーンガード、ルーフエンドスポイラー（ハイマウントストップランプ付）、クリスタルリヤコンビランプ、スモークドガラス（リヤドア/クォーター/バックドアウインドゥ）、大径シングルテールパイプ（ポリッシュステンレステールエンド）、165/65R14タイヤ&アルミホイール（14インチ）、2DIN CD･AM/FM付ステレオ、リヤドアスピーカー（16cm）

＜Sパック装備内容＞
スモークドガラス（リヤドア/クォーター/バックドアウインドゥ）、2DIN CD･AM/FM付ステレオ、リヤドアスピーカー（16cm）