1999年10月20日
ダイハツ工業株式会社
平素は私どもの企業活動にご理解、ご支援をいただき、厚くお礼申し上げます。
さて、私どもダイハツは、軽自動車を中心としたスモールカーづくりに取り組み、企業スローガン「We do COMPACT.」のもと、小さいクルマが主役の真に豊かな クルマ社会の実現に向けて、スモールカーのあるべき姿を追求して参りました。
地球環境問題への関心の高まり、社会のしくみの変化、消費者の価値観の移り変わり。これからの自動車が対応すべき課題は数多くあります。
よりクリーンで低燃費なクルマ、
より安全で快適なドライブが楽しめるクルマ、
より少ない経済的負担のクルマ。
これらの要件を高いレベルで満たすクルマとして、世の中のニーズは、いま確実にコンパクト化へと向かっていると確信いたしております。
今回の東京モーターショーでは、21世紀のスモールカー文化の構築を目指し、 「Come on, smile!~きちんと、ちゃんと、コンパクト。」をテーマに掲げ、21世紀にふさわしい新しく軽やかなカーライフを提案いたします。
環境や地球資源のスマイル、
乗る人の安心のスマイル、
心地よさや遊び心や創造意欲が満たされたスマイル。
さまざまなスマイルが21世紀のクルマ社会に必要であること、そして、そのスマイルはスモールカーだからこそ実現できるということを主張いたします。
新しい生活への提案、乗る楽しさの提案、さらには21世紀のクルマ文化を身近にする技術提案、すなわち、よりクリーンで低燃費なクルマを実現するための環境対応技術や、人の安全を守るためのよりきめ細かな技術を数々の参考出品車ならびに技術展示で表現しております。私どものスモールカーづくりにかける夢と情熱を、ぜひお確かめいただきたいものと存じます。
ダイハツ工業は、今後とも世界の人々に愛されるスモールカーを目指し、研究・開発に取り組んでまいります。
どうか皆様方のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
ダイハツ工業株式会社
取締役社長 新宮威ー