1997年09月01日
ダイハツ工業広報室
ダイハツ工業(株)は、小型乗用車「アプローズ」をマイナーチェンジし、9月1日から全国一斉に発売する。
「アプローズ」は、1989年7月に発売以来、質感と独自性あふれる“タイムレスデザイン”と余裕の走りを実現する高い基本性能を備えたハイクオリティ・ツーリングセダンとして国内外で幅広い支持を得ている。
今回のマイナーチェンジでは、より一層の拡販を図るため、大型フロントメッキグリルを採用するなどフロントおよびリヤの外観を高級感あふれるデザインに変更し、イメージを一新したほか、インテリアについても新意匠のインストルメントパネルを採用するなど、質感を大幅に向上するとともに快適装備の充実を図った。
さらに、運転席&助手席SRSエアバッグを全車に標準装備したほか、運転席&助手席にプリテンショナー&フォースリミッター機構付3点式ELRシートベルトを採用するなど安全装備の充実を図るとともに、車種体系の見直しを図り、SX、SLのシンプルな2グレードとしている。
また、SXをベースに本革シート、マルチAVナビシステムを標準装備した特別限定車「SXリミテッド」を限定200台で9月1日から全国一斉に発売する。
主な改良点は次のとおり。
主な改良点
1.内外装の一新
フード一体大型フロントメッキグリル、メッキホイールキャップの採用、ならびにフロント&リヤバンパー、ヘッドランプ、バックドア、リヤコンビネーションランプの意匠変更により、外観を大幅にグレードアップ
車体色は、高級感ある新色のウォームシルバーマイカメタリック、ガーネットレッドマイカのほか、ダークグリーンマイカメタリック、ホワイトの4色を設定
質感の高い新意匠のソフトパッド内蔵ツートーンインストルメントパネル、ウッド調のメータークラスター・センタークラスター一体式パネル、ソフトパッド内蔵成形ドアトリムを採用するとともに、ドアインナーハンドル、ドアロックノブ、レジスターノブにメッキパーツを採用し、高級感を演出
高級感のあるブラウンの新シート表皮を採用
後席カップホルダー機能付ファブリック巻リヤコンソールボックスを標準装備
2.安全装備の充実
運転席&助手席SRSエアバッグを全車標準装備
前面衝突時に乗員拘束性能を高め、その後胸部への衝撃を緩和するプリテンショナー&フォースリミッター機構付3点式ELRシートベルトを全車の運転席、助手席に標準装備
衝撃感知ドアロック解除システム(ハザードランプ点滅、ルームランプ、ステップランプ点灯連動)を全車に採用
SXにABSを標準装備(SLはメーカーオプション設定)
3.機能・装備の充実
SXにシート連動パッケージトレイ(後席リクライニング&フルフラット連動)を標準装備(SLはメーカーオプション設定)
VICSにも対応可能な2DINタイプのマルチAVナビシステム(CD、AM/FM付HiFiステレオ内蔵)をメーカーオプション設定
紫外線をカットするUVカットガラスを採用(バックドアを除く全面)
キーレスエントリー(アンサーバック機能付)を全車標準装備
エンジンにノックセンサー・DLIを採用するとともに、圧縮比アップを図ることにより、中低速域のトルクを向上
国内月販目標台数
300台
メーカー希望小売価格(全国統一、消費税は含まず)
アプローズ SX
[単位:千円]
グレード | ミッション | 型式 | 価格 |
SL | 4AT | E-A101S-GPDE | 1,598 |
4AT | E-A101S-GPME | 1,748 |
*北海道はSLが23千円高、SXが22千円高。
<特別限定車「SXリミテッド」の概要>
1.特別限定装備
SXをベースに ◦本革シートを採用
◦VICSにも対応可能な2DINタイプのマルチAVナビシステム(CD、AM/FM付HiFiステレオ内蔵)を標準装備
2.販売台数 全国限定 200台
3.メーカー希望小売価格(消費税は含まず) 1,923千円(北海道は22千円高)