循環型社会の構築:開発・設計での取組み

基本的な考え方

 自動車の製造には、鉄、アルミニウムなどの金属のほかに、樹脂、ガラス、ゴムなどさまざまな資源が使われます。当社は、より少ない資源で作れる1mm、1gにこだわった小さなクルマ造りを目指しています。自動車に関連する国内外の各種リサイクル法の動向を踏まえつつ、開発・設計段階より、3R*し易い車を開発することで、少資源のクルマ作りに留まらず、廃車から回収される資源を再び自動車を製造の原料として使用する『Car to Car リサイクル』の拡大に取り組んでいきます。

*3R:Reduce/発生抑制, Reuse/再使用, Recycle/再資源化のこと

これまでの取組み

現在、第6次ダイハツ環境取組みプランの「循環型社会の構築」の中では
 ■CO2削減
  ・バイオ100%樹脂素材の実現および、ASRリサイクル材の実用化に向けた技術確立
 ■資源回収しやすい「エコデザインカー」=易解体設計の普及
  ・リサイクル設計ガイドライン※制定
   (※当社が加盟する(一社)日本自動車工業会のリサイクル設計ガイドラインに基づく)
  ・取付点数低減
  ・液抜き性向上(燃料、フルード類)
  ・材質表示
  ・解体マニュアルの公開
 ■資源回収に向けた活動の継続および新たな取り組みなどに取り組んできました。

2025年に向けて

2025年に向けて当社は第7次環境取組みプランを公表しました。その取組みでは、従来より取り組んできた「少資源のクルマづくり」「リユース/リビルト」に磨きをかけ、2050年頃の廃車になるクルマを新たなクルマの製造資源に活用する『Car to Car リサイクル』の拡大に向けて活動を加速していきます。
そのためには、2030~35年の販売車両へ開発設計段階から、廃車時を考慮したリサイクル性に優れたアイテムの開発と織込みを進めていきます。

具体的な取組み事例

リサイクルに適した材料の開発

リサイクルに適したプラスチックである熱可塑性樹脂の開発を進め、自動車製造に必要な材料の統合化を図り、材料種類の削減に取り組んでいます。

エコプラスチック(バイオプラスチック)の使用技術の確立

エコプラスチックとは、生分解性プラスチックと呼ばれ、製品が廃棄された後に、微生物の機能により完全に分解される性質を持ちます。また、資源の制約が危惧される化石燃料を使用せず、生物資源を使用することにより、CO2を排出しないプラスチックとして期待されています。当社では、樹脂部品の素材へエコプラスチックを導入する技術を確立しています。

リサイクル設計の積極的な導入

日本の自動車リサイクル法では、ユーザー・政府・解体業者・処理業者・自動車メーカーの緊密な「連携」によって、車両の実に99%がリサイクルされています。
自動車メーカーが、予め解体し易い設計にしておくこと(=リサイクル設計)もその「連携」の一つで、分別回収による資源循環の一助となります。

(一社) 日本自動車リサイクル機構(解体業者の団体)
https://www.elv.or.jp/36-90-0.html

SDGs・CSR・環境の取組み

サステナビリティの考え方

環境への取組み

ダイハツグループ環境アクションプラン2030

環境マネジメント

循環型社会の構築

自然共生社会の構築

低炭素型社会の構築

自動車リサイクルへの取組み

車種別環境情報

第7次ダイハツ環境取組みプラン2021~2025年

社会への取組み

コーポレート・ガバナンス