基本的な考え方 / 2025年に向けて / マテリアルフロー

基本的な考え方

自動車の製造には、鉄、アルミニウムなどの金属のほかに、樹脂、ガラス、ゴムなどさまざまな資源が使われます。当社は、より“少”ない資源で作れる1mm、1g、1円、1秒にこだわった小さなクルマづくりを目指しています。
同時に、廃車から回収される資源を再び自動車製造の原料として使用する2050年「Car to Car リサイクル」に向けて、これまでの開発・設計段階より、3Rしやすい車を開発することによる、“少”資源のクルマづくりを、継続深化していきます。
電動化などクルマの変革に対応したリサイクルスキームについては、国内はすでに構築を完了しており、現在、同スキームを海外に展開中です。(2024年構築完了予定)

3R:Reduce/発生抑制、Reuse/再使用、Recycle/再資源化のこと

これまでの取組み

第6次ダイハツ環境取組みプランの「循環型社会の構築」の中では資源回収に向けた活動の継続および新たな取組みなどに取り組んできました。

CO2削減

  • バイオ100%樹脂素材の実現およびASRリサイクル材の実用化に向けた技術確立

資源回収しやすい「エコデザインカー」=易解体設計の普及

  • リサイクル設計ガイドライン制定
  • 取付点数低減
  • 液抜き性向上(燃料、フルード類)
  • 材質表示
  • 解体マニュアルの公開

当社が加盟する(一社)日本自動車工業会のリサイクル設計ガイドラインに基づく

2025年に向けて

2025年に向けて当社は第7次環境取組みプランを公表しました。その取組みでは、従来取り組んできた「 “少”資源のクルマづくり」「リユース/リビルト」に磨きをかけ、2050年頃に廃車になるクルマを新たなクルマの製造資源に活用する「Car to Car リサイクル」の拡大に向けて活動を加速していきます。
そのためには、2030〜35年の販売車両へ開発設計段階から、廃車時を考慮したリサイクル性に優れたアイテムの開発と織込みを進めていきます。

マテリアルフロー 国内/2022年実績(暦年または年度)

対象:ダイハツ工業+ダイハツ九州

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ダイハツのサステナビリティ

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