まだ自動車が高級品であった1950年代、「一家に一台」を目指して軽自動車は生まれました。お手頃な価格で、しかも細い路地でも運転しやすい軽自動車が各社から発売され、広く普及しました。
クルマが広く使われている現在の日本。軽自動車はその利点を生かして、様々な面で社会に貢献しています。
※ 道路運送車両法施行規則で、軽自動車は以下の通り定められています(1998年10月改定)。
東京をはじめとする都市部では鉄道網が発達し、クルマを持たない方も増えています。その一方で地方部では、多くの方が通勤・通学に「クルマがないと行けない、不便だ」と感じています。「一家に一台」ではなく、「1人に1台」が求められる中、スペースをとらず、経済面でも負担の少ない軽自動車が広く受け入れられています。
軽自動車は重量の少なさを活かして、昔から「燃費が良い、ガソリン代が安く済むクルマ」として知られていました。最近では燃費の良さが、経済的なメリットだけでなく、CO2削減の観点から環境対応への効果も注目されるようになりました。
お手頃な価格、使いやすい小さな車体、そして燃費の良さ。進化を続けてきた軽自動車ですが、自動車の先進国である日本では、お客様の様々なご要望にお応えする必要があります。予防安全の開発や乗り心地の改良、そして多様なデザインの採用など、軽自動車は日本のお客様のために進化を続けています。
軽自動車は日本固有の商品であり、日本のお客様のために作られています。
でも、軽自動車のおかげで、海外でも通用する「小さいクルマを作る知恵」が、日本にはあります。
ダイハツは日本の軽自動車での経験を、インドネシアやマレーシアでのクルマづくりに生かす事で、その国で喜ばれるクルマを提供すると同時に、その国の自動車産業の発展にも貢献しています。
「日本のベストを追求する事は、他の国のベストへとつながる」ダイハツは日本の軽自動車を基点として、各国における事業展開を進めています。