毎日の生活の足として通勤や送迎、またはお仕事で安心して快適にご利用いただけるクルマづくり、維持費を抑え、環境にも優しいクルマづくりを目指しています。
クラスを超えた「安定感」と「乗り心地」を実現するために、サスペンションジオメトリーを新設計し、ブッシュ特性、ばね定数、ショックアブソーバ特性を最適化しました。
また、前後の着力点をつなぎ、骨格の通し方をスムーズ化しました。
外板(サイドアウタ)をハイテン厚板化することで外板を強度部材とし、補強部材のリンフォースメントを廃止することにより、軽量で高剛性なボディを実現しています。
ボディ外板の樹脂化を進めることで、車両重量の「軽量化」を実現しています。
樹脂外板は様々な温度条件での試験を実施し、変形条件などの知見を積み重ねることで、各部の要件を見極めた適材適所の材料選定や、加工方法などを開発しています。
ハイテン材の有効活用や、外板・隔壁の薄板化によりボディ軽量化を実現しています。
樹脂燃料タンクは、肉厚を均一化することで「軽量化」を実現しながら、ダイヤモンドビードの採用で、剛性と衝撃吸収性を両立しています。
ステアリングとドライバーの距離を縮めることでより適した運転姿勢を実現。
またアクセル・ブレーキ両ペダルを同時に踏まないよう考慮し、ペダル間の段差を見直しました。
空力を考慮した意匠開発を行い、フロントからサイドにかけての段差や、ミラー形状を見直し、風の乱れを抑制し、風切り音を低減しています。また、ボディに空いている水抜き穴などの数を極力少なくすることで、騒音の元となる音響経路の削減や、吸音材の配置見直し、ステアリング高剛性化により、ノイズや振動を大幅に低減しています。
フロント~サイド~リヤ~フロアの車両全体を切れ目なくつなぐ構造とし、さらにフロア下のトンネル部やクロスメンバーなどの補強を行うことで、ボディ上下曲げ剛性、ボディねじれ剛性を大幅に向上し、車両の骨格のみでスポーツカーにふさわしい剛性を確保することで、感動の操縦安定性を実現しています。
※車両の写真は開発当時のものであるため、現行販売車種と仕様が異なる場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。