お客様の生活に密着したクルマを、お求めやすい価格で提供できるクルマづくりを目指しています。
グローバルに通用する低コスト・高品質な車づくりを実現する「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)な工場」づくりを進めています。
クルマを生産する工場の建屋面積、設備投資額、工程数を大幅に削減することで、低価格な軽自動車で収益を出せるビジネスモデルを確立しています。
軽自動車の生産で培ったノウハウは現地最適化し、インドネシアやマレーシアなど海外にも展開しています。
「構造は原理的に正しいか」、「材料のポテンシャルは充分に引き出せているか」、「デザインや作り方の工夫で、もっと安く造ることはできないのか」の観点から、設計素質を考慮したデザイン開発や生産要件を踏まえた部品設計など、機能の垣根を越えた低コスト化活動を実施しています。部材配置・形状・材料選定を徹底的に見直すことで、部品点数の削減や軽量化による原価低減を実現しています。
インドネシアの小型車「アイラ」、マレーシアの「アジア」のプラットフォームは、日本の軽自動車の低燃費・低価格技術を生かし開発したグローバル A セグメントプラットフォーム。インドネシアや、マレーシアなどそれぞれの現地に最適となるよう進化させ、低価格に加えて、快適な走行性能や広い室内空間を実現しています。