ダイハツ新型軽乗用車「ESSE(エッセ) 」を新発売

2005年12月19日
ダイハツ工業株式会社

ESSE L 2WD

ダイハツ工業株式会社は、新型軽乗用車「エッセ*1」を12月19日から全国一斉に発売する。

「エッセ」は、扱いやすく経済性に優れたスモールカーへの社会的期待が高まり、また「贅沢とは違う、さりげないこだわり」でセンスの良い生き方を求める人々が増加する中、「シンプルでおしゃれなカジュアルミニ」をコンセプトに、軽自動車の本質を徹底的に追求して開発。経済性に優れたおしゃれな軽自動車として、流行よりも自分らしさにこだわって毎日の暮らしを楽しむ方々のライフスタイルに似合うクルマとした。

新発売「エッセ」の主な特長は、

(1) Eco(Ecology&Economy)

新開発「KF-VE型」エンジンやスーパーインテリジェント触媒の採用などによる優れた環境性能
低燃費や低価格の実現による、高い経済性
(2) Simple&Smart

さりげなくおしゃれで飽きのこないエクステリア、すっきりと心地良いインテリア
自然の色をモチーフにしたボディカラーと、内外装の色を調和させたハーモニーインテリア
(3) Easy

乗り降りしやすく運転しやすいパッケージング、人にやさしく使いやすい室内
新開発エンジンなどによるきびきびした走り
*1 ESSE(エッセ)・・・ラテン語:英語「ESSENCE(本質)」の語源

【車両概要】

デザイン ~シンプル&スマートな飽きのこないデザイン、内外装で調和させたカラー~

プレーンで安定感のある台形スタイルと、水平基調のラインを組み合わせた、シンプルなエクステリアデザイン
大きくて見やすいセンターメーターや、レイアウトや大きさを工夫したスイッチ類など簡単・便利が一目で分かるすっきりと心地良いインテリアデザイン
柔らかな自然な色をモチーフにした新開発のアコースティックカラー(ソリッド)5色を含む、全8色の豊富なボディカラー*1を設定
フロントシート、リヤシート、室内の一部をボディカラーと調和させた、室内でもお気に入りの色を楽しめるハーモニーインテリア*2を採用
*1 メーカーオプション1色を含む
*2 ECO、Dの室内は専用配色

パッケージング ~乗り降りしやすく運転しやすいイージードライブパッケージング~

約90°開くドア(中間ストッパー付き)と角度を立たせたフロントピラーにより、優れた乗降性を実現
車両感覚がつかみやすい水平基調のボンネットデザインや、後方視界が良好な大きめのドアミラー採用など、運転しやすさに配慮
バックドアの傾斜角を最適化し、開閉のしやすさに配慮
狭い道での取り回しが楽な最小回転半径4.2mを実現
ユーティリティ ~快適で機能的な、人にやさしく使いやすい室内~

快適な室内環境を創出する「ピュアコンディショニングパック」(プラズマクラスターR*1*2、クリーンエアフィルター[花粉除去機能付]*2、UVカットガラス*3)を採用
内装部品の素材や接着剤を見直すことで、臭いや鼻・のどへの刺激の原因とされるホルムアルデヒドなどの車室内のVOC(揮発性有機化合物)放出量を、厚生労働省が定めた室内濃度指針値以下に抑制
大型センターコンソールトレイ(カップホルダー付)やショッピングフック(フロント)など、機能的な収納スペースを採用
*1 プラズマクラスターはシャープ株式会社の商標
*2 プラズマクラスターとクリーンエアフィルターは、プラズマクラスターパックとしてセットでXにメーカーオプション
*3 Xは全面、Lはフロントウィンドウ/フロントドア

メカニズム ~優れた動力性能・環境性能を実現した新開発「KF-VE型」エンジン~

エンジンの本質を追求した新開発のツインカムDVVT*13気筒12バルブ660ccエンジン「KF-VE型」<TOPAZ NEO>を搭載
○ ロングストローク&コンパクト燃焼室の採用、徹底したメカニカルロスの低減や筒内混合気流動の最適化などにより、5MTで26.0km/L*2、4ATで22.0km/L*2の低燃費を実現
○ コンパクト燃焼室の採用によりHC(炭化水素)を、DVVTの最適化によりNOxを、従来エンジンより大幅に低減
○ 低・中速域トルクに優れるロングストロークの採用と、徹底したメカニカルロス低減やインテークポート形状の最適化により、幅広いトルクレンジを確保
○ エンジンブロックのアルミ化や樹脂素材の採用などの軽量化により、単体重量47kgを実現

型式 最高出力
[kW(PS)/rpm]
最大トルク
[N・m(kg・m)/rpm]
トランス
ミッション
グレード 10・15モード
走行燃費(km/L)
2WD 4WD
KF-VE 43(58)/7,200 65(6.6)/4,000 5MT ECO 26.0 -
3AT D、L 21.0 20.0
4AT X 22.0 21.0

新開発「KF-VE型」エンジンにより、スムーズな発進・加速や、あらゆる道でのきびきびと軽快な走りなど、軽自動車の使用実態に最適な走行性能を実現
•イグニッションキーを一度回すと、キーを離した後もエンジンが始動するまでスターターを回し続けるイージースタートサポートを採用

*1 DVVT・・・Dynamic Variable Valve Timing、連続可変バルブタイミング機構
*2 10・15モード燃費(国土交通省審査値)

環境性能 ~貴金属使用量をさらに大幅低減するスーパーインテリジェント触媒~
• 通常であれば劣化していく触媒貴金属に、自己再生機能をこれまでのパラジウムに加えロジウムにも付与することで、貴金属使用量をさらに大幅低減し省資源に貢献できる、世界初の「スーパーインテリジェント触媒」を全車に採用
•イオンを検知して燃焼を制御することでエンジン始動時の排出ガス浄化に効果を発揮する「触媒早期活性化システム」を採用
•2WD車は「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」、4WD車は「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」(共に国土交通省の低排出ガス車認定制度)に適合
•全車「平成22年度燃費基準+5%」に適合、低排出ガス車認定制度との同時適合により、グリーン税制(低燃費車・低公害車の普及促進税制)に適合

安全性能 ~衝突安全ボディ<TAF(タフ)>、安全インテリア<SOFI(ソフィ)>~
• 衝撃分散式ボディ構造や高張力鋼板の採用などにより、すぐれた衝撃吸収性能や強固なキャビンの実現と軽量化を両立させた、衝突安全ボディ“TAF*1”を採用
•国内及び欧州の衝突安全基準を余裕をもってクリアしたのはもちろん、さらに世界で実施されている厳しい試験法を組み合わせた衝突実験(前面フルラップ 55km/h、前面オフセット64km/h、側面55km/h、後面55km/h)を実施。いずれの実験においても優れた安全性を確保。また、ダイハツ独自の目標を設定したクルマ対クルマの衝突実験では、自車よりも重い乗用車を相手車両として50km/h前面、50km/h側面の衝突実験を実施し、十分な生存空間の確保と、高い乗員保護性能を実証
•乗員にやさしい安全インテリア“SOFI*2”を採用
◦ デュアルSRSエアバッグ(運転席/助手席)を標準装備
◦プリテンショナー&フォースリミッター機構付フロント3点式ELRシートベルト、チャイルドシート固定機構付リヤ3点式ELRシートベルトを標準装備

•万一の歩行者事故を考慮し、最も傷害を受けやすい頭部保護を第一に考え、ボンネットフードやフェンダー、フードヒンジ、ワイパーピボットなどに衝撃緩和装置・吸収スペースを設けた歩行者傷害軽減ボディを採用

*1 TAF(タフ)・・・ Total Advanced Functionボディの略で、総合的に衝突安全機能が進化したボディという意味の造語
*2 SOFI(ソフィ)・・・ Safety-Oriented Friendly Interiorの略で、乗員にやさしく、より安全なインテリアを表した造語

アクセサリー ~ハーモニーインテリアがさらに楽しめるアクセサリー~
• ・ カラフルインパネパネルやカラフルメーターなどハーモニーインテリアをさらに楽しめる全4色のカラフルなコーディネートアイテムを用品設定
•インパネパネルやドアパネル、シートカバーなどに、手触りが良く高級感あふれるアルカンターラ素材を採用した内装用品を設定

【国内月販目標台数】

5,000台

【メーカー希望小売価格

[単位:円]

駆動 エンジン グレード トランスミッション 価格※
消費税税込み 消費税税抜き  
2
W
D
660cc3気筒NA ECO ◎*◆5MT 682,500 650,000  
D ◎*◆3AT 756,000 720,000  
L ◎*◆3AT 829,500 790,000
X ◎*◆4AT 924,000 880,000  
4
W
D
660cc3気筒NA D ◎*◆3AT 892,500 850,000  
L ◎*◆3AT 966,000 920,000  
X ◎*◆4AT 1,060,500 1,010,000  

★:写真掲載
※ 北海道地区の2WD車は13,650円(税抜き13,000円)高、価格にリサイクル料金は含まず
◎ : グリーン税制適合車
* : グリーン購入法特定調達物品等の判断基準に適合
◆ : グリーン購入法に基づく政府公用車の基準に適合

このページをシェアする

関連記事
2023/10/06第1回「JAPAN MOBILITY SHOW 202...
2023/05/22工場稼働停止に伴う、軽商用車価格改定の延期について
2023/04/20軽商用車「ハイゼット」 シリーズ、「アトレー」の価格改...
トピックス
DAIHATSU GAZOO Racing
サステナビリティの取組み
Nibako特設サイト
技術広報資料

ニュースリリース

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

2002年

2001年

2000年

1999年

1998年

1997年