2005年08月29日
ダイハツ工業株式会社
ミラ セルフマチック 2WD
アトレー リヤシートリフト 2WD
ダイハツ工業(株)は、軽自動車では初めてとなる、車いすごと運転席に乗り込める自操式福祉車両専用車「ミラ セルフマチック」を11月14日から、後席にシートリフト機構を備えた「アトレー リヤシートリフト」を8月29日から全国一斉に発売する。
「福祉車両は、高齢化や障害者の方々の社会進出などが進み需要が拡大、毎年10%以上の伸び率を示している。その中でダイハツの「フレンドシップシリーズ」は、コンパクトなボディサイズや経済性・利便性などが高く評価され、2004年度のダイハツ軽自動車福祉車両の販売台数は4,217台、全軽福祉車両の44.4%のシェア*を獲得している。
*ダイハツ調べ
「ミラセルフマチック」は、軽乗用車「ミラ」をベースに、専用車いすと自動乗り込み装置を採用し、車いす利用者自ら運転席に乗り込み、好きな場所へ行くことができるクルマとして、ダイハツが培ってきたスモールカー技術を活かして開発。誰でも気軽に扱える軽自動車というジャンルで、より幅広い方々に「運転する楽しさ」「自在に移動できる楽しさ」を味わっていただけるクルマとした。
また「アトレー リヤシートリフト」は、軽乗用車「アトレーワゴン」をベースに、後席にシートリフト機構を搭載。後席(助手席側)が電動で回転、車外にスライドすることで、より容易な乗降を実現した。
「ミラ セルフマチック」車両概要
保安基準に適合した専用車いすと自動乗り込み装置の採用により、専用車いすごと運転席への乗車を実現。車いすから運転席への移乗および、車いす積み込みの負担を解消
自動乗り込み装置はリモコン操作とし、シンプルな手順での乗車を実現
リモコン操作で自動乗り込み装置を乗車位置まで下降
専用車いすを自動乗り込み装置のユニット中央位置まで後退させセット
リモコン操作で自動乗り込み装置を上昇、専用車いすの前輪・後輪が自動的に上がり、運転席位置まで回転
運転席位置にセットされた状態で外側車輪を手動により後方へ移動
約90度まで開くドアにより、スムーズな乗降を実現
コンパクトな自動乗り込み装置により、ベース車「ミラ」の特長である広々室内を活かしながら、4名乗車を実現
一人ひとりの障害の程度や状態に合わせた運転補助装置を選んで付けることが可能
※ 運転補助装置は専門メーカー各社による別架装
※ 「ミラ セルフマチック」のブレーキペダル、アクセルペダルなどの運転装置はベース車「ミラ」と同様
「アトレー リヤシートリフト」車両概要
スイッチ操作で後席(助手席側)が回転し、車外へスライドしながら下降。着座位置が低くなるため一段とスムーズな乗降を実現
後席の回転・昇降操作が手元で可能な「ワイヤレスリモコン」、車いすの収納を容易にする「車いす収納装置(電動)」をメーカーオプション設定
メーカー希望小売価格
ミラ セルフマチック
[単位:円]
駆動 | エンジン | トランスミッション | 価格※ | |
---|---|---|---|---|
2WD | 660cc3気筒NA | 3AT | 2,000,000 | ★ |
★写真掲載
※ 消費税は非課税、価格にリサイクル料金は含まず
アトレー リヤシートリフト
[単位:円]
駆動 | エンジン | トランスミッション | 価格※ | |
---|---|---|---|---|
2WD | 660cc3気筒NA | 3AT | 1,490,000 | ★ |
4WD | 660cc3気筒NA | 3AT | 1,610,000 |
★写真掲載
※ 消費税は非課税、価格にリサイクル料金は含まず