2004年09月22日
ダイハツ工業株式会社
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)、日野自動車株式会社(以下、日野)、ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)の3社は、10月19日(火)から10月24日(日)まで、名古屋市国際展示場(愛称=ポートメッセなごや:愛知県名古屋市)で開催される「第11回ITS*1世界会議 愛知・名古屋2004 (愛称=夢いっぱいITS未来博)」(以下、世界会議)〈主催:ITS世界会議 愛知・名古屋2004 日本組織委員会(以下、日本組織委員会)〉の展示会にトヨタ・日野・ダイハツ共同ブースを出展する。
また、日本組織委員会が主催するテクニカルツアーである「街の、道の、車の未来を探しに行こう!」体験ツアー*2においては、トヨタ独自の取り組みとして、フォレスタヒルズ(愛知県豊田市)を会場に、トヨタのITSへの取り組みコンセプト紹介や、最先端ITS技術を搭載した車両の体験試乗会等を行うトヨタショーケースを開催する。
*1 ITS:Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム)
*2 豊田地域ITS戦略とトヨタの安全・環境・利便への取り組みを視察・体験できるツアー(TT2)
1.「トヨタ・日野・ダイハツ」共同ブース出展について
トヨタは、従来からITSによる「クルマの高機能化」と「交通システムの高度化」に積極的に取り組むとともに、第1回から同会議に参加し、最先端のITS技術の展示を行ってきた。
特に今回の世界会議では、「市民参加」をコンセプトに、従来専門家向けであった展示会が、広く一般市民にも公開される計画であり、トヨタ、日野、ダイハツ3社としても自動車メーカーのITSへの取り組みを総合的に紹介できる絶好の機会と捉えている。
3社共同ブースでは、『Drive ITS Dreams.』をテーマに、ITSへの取り組みを「安全」「環境」「利便
の3テーマからわかりやすく解説するほか、将来のITS社会をCG映像などで紹介すると共に、最先端のITS技術を搭載した3社の車両を展示し、自動車とITSの関わりを具体的に紹介する。
また2005年日本国際博覧会(以下、愛・地球博)コーナーを設け、愛・地球博におけるトヨタの取り組みや、ITS技術等についても併せて紹介する。
トヨタ・日野・ダイハツ共同ブースの外観イメージ
2.「トヨタショーケース」について
トヨタショーケースでは、『20XX年には 車、交通社会はこうなる』をテーマに、ITSへの取り組みコンセプトや、トヨタが考えるITSが普及した夢の交通社会を「車」「道路」「サービス」の観点からCG映像を使って紹介する。
また、フォレスタヒルズの構内路や駐車場などを利用し、研究開発中の先端事例やすでに商品化されたITS機能の体験試乗会も開催する。
特に、研究開発中の先端事例としては、ナビ地図データより一時停止位置の情報を入手し、ドライバーへ情報提供や必要に応じて制動制御を行う「ナビ協調安全運転支援システム」、車から進行方向の路上に、可視レーザー光で予想軌跡を描写することで、出会い頭事故等の死角事故を低減を図る「路面描写」の2機能を紹介する。
<ご参考>
・ トヨタショーケースの事前取材会を計画しております。
ITS先端技術を是非ご体感下さい。(詳細は別途ご案内)
(日 時)10月15日(金)14:00~16:30(予定)
(場 所)フォレスタヒルズ(愛知県豊田市岩倉町)
【添付資料1】 トヨタ・日野・ダイハツ共同ブースの概要(PDF/548KB)
【添付資料2】 トヨタショーケースの概要(PDF/136KB)
<ITS世界会議とは>
ITS世界会議は欧州、アジア/太平洋、米州の順で毎年開催されているITSに関する最も規模が大きく権威ある国際会議。セッション(論文)、展示会、テクニカルツアーを通じ、各国・地域のITS関連団体(政府・研究機関・企業)が最先端のITSの研究成果や製品を発表、展示する。
パリで第1回(94年)が開催され、日本では第2回(95年)の横浜会議以来9年振りの開催。
今回の名古屋会議の特徴は以下の通り。
専門家に加え、市民も参加できる世界会議・展示会
最先端のIT&ITS技術が集い、多彩な交流を実現
安全で環境に優しいITSについて考える会議
ITSの実体験ができる展示会
日本をはじめ、世界レベルで取り組むIT&ITSの一大イベント