ダイハツ、東京モーターショーにオープンスポーツ4WD「D−BONE」、超低燃費車「UFE−II」などを出展

2003年10月14日
ダイハツ工業株式会社

D-BONE Eco

UFE-II

ai

XL-C

参考出品車

1.D-BONE/ディ ボーン(Dynamic<Daihatsu>-BONE 動的な骨)

バギーの楽しさ、爽快感とスポーツ感覚の軽快さを併せ持つ、タフでワイルドなオープンスポーツ4WDの軽自動車。

骨格構造をむき出しにしたプリミティブスタイルのオープンボディ。
円と直線を基調にしたシンプルな構成とするとともに、金属調表面処理を多用し、硬質かつ質感の高いインテリアを演出。
2.UFE-II/ユーエフイー ツー(Ultra Fuel Economy)

2001年の東京モーターショーに出展した超低燃費車「UFE」を熟成。エンジン+2モーターのハイブリッドシステムを踏襲し、4人乗りで世界一の超低燃費60km/l(10・15モード走行、社内測定値)を追求したハイブリッド軽自動車。

4人乗り軽自動車としては世界最高*1のCd値0.19*2という優れた空力特性、アルミおよび樹脂で構成した超軽量ボディ(車両重量570kg)などにより走行抵抗を抑制。
新開発の660cc直噴アトキンソンエンジンに2モーターと、ニッケル水素電池を組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。
ボディスタイルは、カットテール・ティアドロップシルエットのスーパーエアロダイナミックフォルムとシャープなデザインのランプ類やガルウィングドアを採用し、新世代感を強調。
インテリアは、ステア バイ ワイヤを採用し、スイッチ類をセンターコントロール部に集中させるなど機能性と操作性を高めたテクノ・コクピットを演出。
*1 2003年10月現在。
*2 「UFE」はCd値0.25。

3.ai/アイ(Attractive & Intelligent)

「経済性」「省資源」というスモールカーの持つ優位性を活かし、次世代のシティコミューターとして、より手軽、より便利、より快適、そしてより地球にやさしい「スタイリッシュなミニマムサイズの2+2ベストコミューター」を提案。

全長2,650mm、全幅1,475mm、全高1,550mmというアンダー軽サイズでありながら、大人2人が快適に座ることができる前席とカーゴスペースまたは子供2人が座ることのできる後席を配置し、必要最小限の室内空間を確保。
最小回転半径は3.4m。また、助手席側スライドドアを採用するなどベストシティコミューターとしての利便性を追求。
楽しさを表現したモダンでクリーンな外形デザインと機能的な室内構成としたシンプルでカジュアルなインテリア。
エンジンは、660cc直列3気筒ガソリンエンジン、新開発の660cc直列2気筒直噴2サイクルディーゼルエンジン、660cc直列3気筒直噴アトキンソンガソリンエンジンを設定するとともに、直噴アトキンソンガソリンエンジンにハイブリッドユニットを組み合わせ、45km/l(10・15モード走行、社内測定値)の超低燃費を追求したパワートレーンユニットを設定し、地域特性と用途によって4種類のパワートレーンユニットが搭載可能。
4.XL-C/エクスエル シー(Excellent Compact)

合理性が優先される軽自動車の中で、必要十分な居住空間を確保しながら、クオリティを最大限に追求したスタイリッシュでエレガントなスモールセダン。

豊かな面質を備えたエレガントなスタイリングの外形デザインと楕円形をモチーフにした豊かな立体造形や本革シートの採用などにより、カジュアルで上質なインテリアを演出。
5.Tanto/タント(イタリア語でとても広い、たくさんの意味)

革新のFFパッケージにより、子供と毎日を楽しむクルマとして軽自動車の新しい価値を提案する新ジャンルワゴン。

2,000mmの室内長、子供が立ったまま歩ける1,330mmの室内高など広々モノスペースを実現した革新的なパッケージング。
究極のショートノーズとビッグキャビンの新ジャンルを感じさせる魅力的な外形デザインとシンプル&プレーンな部屋感覚のインテリア。
トルクフル、低燃費かつクリーンな走りで定評のある660ccツインカム3気筒12バルブターボエンジンを搭載し、エアロフォルムバンパーを装着するなどスポーティさを表現した、スポーティバージョン『Tanto turbo/タント ターボ』も出展。
このほか、楽しいマルチユース性を提案した『E3 concept/イースリー コンセプト(Easy Enter Exit conceptの略)』、2003年2月より公道走行試験を開始した燃料電池車『MOVEFCV-K-2/ムーヴ エフシーヴィ ケイ ツー』、自立型福祉車両『MiraSelfmatic/ミラ セルフマチック』、全日本GT選手権レースチューニングカーデモランに出走した『Copen SARDSPECIAL/コペン サード スペシャル』を参考出品している。

技術展示

1.TOPAZ II/トパーズ ツー

TOPAZ*1エンジンシリーズの発展型の1つとして提案する、高出力、超低燃費、超クリーンな660cc直列3気筒直噴ガソリンエンジン。

全域均質燃焼方式直噴により、クラストップ*2の最高出力44kWを実現。
低フリクション技術と「DAIHATSU STOP AND GO SYSTEM*3」を組み合わせ、ガソリン車世界最高の低燃費*430.5km/l(10・15モード走行)を達成。
排出ガスレベルは、インテリジェント触媒*5の採用とイオン制御システムによる超精密空燃比制御により、超-低排出ガス(U-LEV☆☆☆)レベル以上を実現。
*1 TOPAZ:Top from A to Zの略。パワー、エコロジー、信頼性など、すべての面でトップレベルを目指したダイハツのパワートレーンおよびその周辺技術という意味の造語。
*2 軽自動車自然吸気エンジン。(2003年10月現在)
*3 DAIHATSU STOP AND GO SYSTEM:車両が一時停止しアイドリング不要時に、エンジンを自動停止。クラッチを踏み込むだけで再びエンジンが始動するシステム。
*4 ハイブリッド車を除く。(2003年10月現在)
*5 インテリジェント触媒:ダイハツが世界に先駆けて開発したインテリジェント触媒は、通常であれば劣化していく触媒貴金属(パラジウム)に自己再生機能を持たせ、安定した触媒性能を長く持続させることに成功した画期的な新技術。

2.TOPAZ 2CDDI/トパーズ ツーシーディディアイ

高出力、クリーン、経済的、しかもコンパクトで次世代のスモールカーに最適な660cc直列2気筒直噴2サイクルディーゼルエンジン。

頭上弁排気のユニフロー掃気方式を基本とし、より高い性能を確保するために、スーパーチャージャーとターボチャージャーの2つの過給器を設定したハイブリッド掃気システム。
直噴方式、コモンレールシステムの採用により優れた燃焼性能を獲得し、大きな低速トルクと超低燃費を追求。
排気行程においては、排気をスムーズに行うためにDOHC4バルブとし、バルブには軽量なチタン材を採用。
デュアル排気ポート、新形状掃気ポートを採用し、出力向上と排出ガスの低減を達成。
排出ガスレベルは、平成17(国内新長期)排出ガス規制値レベル相当を実現。
3.レーダークルーズコントロール

通常の定速走行に加え、レーザーレーダーセンサーにより先行車の存在を認識・判断し、減速制御や追従走行などを可能とする機能。非制御時でも先行車への接近警報が作動。

4.マルチインフォメーションDVDナビシステム

さまざまなIT機能を一元化した先進装備。

インテグレートDVDタッチパネルナビ、CDまたはMDチューナー、ハンズフリー、ヘルプネット対応などのIT機能を装備。
別途、ETC(有料道路自動料金収受システム)や見通しの悪い交差点での安全確認を補助するブラインドコーナーモニターにも対応。

市販車

ミラ(2台)
ミラアヴィ
ムーヴカスタム
ムーヴ スローパー
コペン
マックス
テリオスキッド

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