ダイハツ小型乗用車 「ストーリア」をマイナーチェンジ ～内外装を一新、また「超-低排出ガス車」認定（一部グレード）を実現～

ストーリア 1.3CX 2WD

ダイハツ工業（株）は、小型乗用車「ストーリア」をマイナーチェンジして、12月19日より全国一斉に発売する。

ストーリアは、1998年2月に“新1000ccスタイル”をコンセプトとして新発売、2000年5月には、1300ccDVVT*4気筒ハイパフォーマンスエンジン搭載車を追加し、斬新かつ上質感のあるスタイリング、優れたパッケージングなどが、幅広い層の方々から高い評価を得ている。

*DVVT（Dynamic Variable Valve Timing）

今回のマイナーチェンジのポイントは次のとおり
1.内外装の大幅変更によるイメージ一新
[1] 外観: 「安定感・安心感・上質感」を強調したスタイルに一新
[2] 内装: 上質感、広々感を演出した「シンプル&フラット」なインパネ・ドアトリムデザインに一新
2.環境性能の一層の進化
平成12年基準排出ガス75%低減レベルに適合、国土交通省「超-低排出ガス車」認定（一部グレード）を実現するなど、環境性能を向上
3.快適性の向上
[1] 街乗り性能を重視した1300ccエンジン（K3-VE型）を追加
[2] 各種快適装備を充実
4.分かりやすいグレード体系に一新
以上により、今後さらに拡大が予想されるスモールカー市場で、幅広い層をターゲットに拡販を狙う。

1.マイナーチェンジの概要

（1）内外装の大幅変更によるイメージ一新
1.外観の変更点
●全車種共通項目
◦バンパー（フロント&リヤ）、フロントグリル、ボンネットフード、マルチリフレクターヘッドランプ、ワイドリヤコンビランプを一新し、車格感を向上
（フロント意匠変更に伴い、従来型比 全長+30mm）
◦ルーフセンターアンテナを採用（CLを除く）
◦ボディカラーは、新色（シルバーメタリックオパール、ライトローズメタリック）を加え、全7色を設定
●CXグレード
◦メッキドアアウターハンドル、電動格納式メッキドアミラー、リヤバンパーメッキステップガードを採用し、ラグジュアリー感を演出
●TOURING
◦専用エアロバンパー（フロント&リヤ）、専用マルチリフレクターヘッドランプの採用、ルーフエンドスポイラーの標準装備、専用ローダウンサスペンションの装着等により、スポーティ感を演出

2.内装の変更点
●全車種共通項目
◦インストルメントパネル、センタークラスター、ヒーターコントロールパネル、ドアトリムの意匠を変更し、上質感、広々感を演出
●CLグレード
◦新シート表皮の採用等によりカジュアル感を演出
●CXグレード
◦本木目&本革巻3本スポークステアリングホイール、ウッド調センタークラスター、スエード調ニット/プロテインレザー新シート表皮の採用により上質感を演出
●TOURING
◦本革巻スポーツタイプ3本スポークステアリングホイール、シルバーセンタークラスターの採用等によりスポーティ感を演出


（2）環境性能の一層の進化
•ダイハツ独自の排出ガス浄化触媒“TOPAZ触媒”の採用により、2WD全車（TOURING除く）での「超-低排出ガス車」認定を始め、環境性能を大幅に向上