様々な場所で活躍するスモールカー

みんなは
「スモールカー」って分かるかな?

小さなクルマ、小型のクルマ、
というだけではない。


コンパクトなボディに
スゴイ能力をギュッと詰め込んで、


多くの人たちに愛され、
日本中の様々な場所で活用されている。


いまや海外でも、
日本の技術を活かしたスモールカーは


現地の人々の暮らしに役立っている。


そんなスモールカーのことを、
もっと知ってみよう!

そもそもコンパクトカーってなんだろう?

“コンパクト”って、「小型で中身が充実している」という意味なんだ。
だから「コンパクトカー」は、いろんな機能を小さな車体の中にまとめた自動車のことをいうよ。
比較的軽く、エンジンの排気量も小さいから燃費が良くて、サイズが小さく、狭い道路や駐車場にも入れやすい。
こんなコンパクトカーよりも、さらに小さいのが「軽自動車」だ。
軽自動車がどんな活躍をしているのか、一緒に見ていこう!
詳しく見てみよう!

 

 

「コンパクトカー」と「軽自動車」の違いは?

コンパクトカーは、“コンパクト”とあるように、普通車の中でも全長がおよそ4.2m程度まで、全幅がおよそ1.7m程度までの小型にまとまった自動車のことをいうよ。サイズが小さいから、狭い道路や駐車場にも入れやすく、比較的軽量で、エンジンの排気量も小さいから燃費が良いんだ。

ここでは、コンパクトカーよりもさらに小さい「軽自動車」の活躍を紹介していこう。

軽自動車はコンパクトカーと異なり、法律(道路運送車両法)によって、以下の条件を満たしたものと厳密に決められているんだ。みんなも見たことがある黄色地に黒文字のナンバープレートは、そんな軽自動車の中でも家庭用に乗られているクルマに付けられているものなんだよ。

実は、この軽自動車の規格は日本独自のもので、世界共通ではないんだ。

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鉄道やバスに代わる大切な乗り物として活躍!

日本で軽自動車がたくさん使われているのは、どんな地域だか分かるかな?
人口が少なく、鉄道やバスなどの公共交通機関が限られる地域でよく乗られているんだよ。
日々のお買い物や送り迎え、通勤・通学にと、毎日欠かさず乗られているのも特徴。
地方の人々のくらしに欠かせないのが、軽自動車なんだよ。

軽自動車が地方で活躍しているのは、道路の広さも関係しているんだ。
日本の道路の多くは「市町村道」と呼ばれるものなんだけど、その道幅はかなり狭いんだ。
でも車幅が小さい軽自動車だと、そんな狭い道でもスムーズに通れるんだね。細い路地や農道でもすいすい走るよ!
運転しやすく、対向車とのすれ違いだって安心だ。

詳しく見てみよう!

 

 

「地方」で活躍する軽自動車

日本の軽自動車の半分近くは、人口10万人未満の市町村で使われているんだ。一家に一台の割合で軽自動車を保有している地域もあるくらい、人気が高いよ。


軽自動車は普通自動車と比べて、より日常に使われているのがわかるね。日々の生活の足として、フル回転だ!

日本の道路の約84%は、市町村道。その道幅は平均3.8m(※)という狭さなんだ。

軽自動車の車幅は1.48m以下と小さいから、このような狭い道でも運転しやすいよ。

※一般道路全体の平均幅員は4.3m

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経済性◯! 環境への配慮も◯!

地方だけでなく、都市でも軽自動車は活躍しているよ!
軽自動車は小回りが利くから、狭い場所でもかんたんに停められる。あまり場所を取らないから、渋滞しやすい都会の道にはばっちりだね。運転しやすく、狭い道でも使いやすい軽自動車。地方でも都市でも、人々のくらしにとっても役に立ってる人気者だ!

“軽自動車が選ばれる理由”はサイズだけじゃないよ!
「燃費の良さ」はもちろん、「値段が安い」「税金が安い」など、おサイフに良いことづくめ!「おトク度」でも生活を手助けしているよ。また、軽自動車は排気量だってコンパクト。環境に優しいエコな乗り物である点も注目だ!

詳しく見てみよう!

 

 

「コンパクト」だけではない! 軽自動車の魅力

軽自動車を回転させるときの最小回転半径は、平均4.5m。小回りが利いて運転ラクラク。

車体の面積も約5m2と、とても省スペースなんだよ。車庫入れや狭い場所への駐車なんかもお手の物だ!

※「自動車ガイドブック vol.62 2015~2016」日本自動車工業会のカタログに掲載された軽乗用車の平均値


コンパクトさ以外で軽自動車が選ばれる大きな理由が「燃費の良さ」。実は、軽自動車を持っている人の6割以上がそう答えているんだ。ほかにも「税金の安さ」「価格の安さ」などが、人々から評価されているんだよ。

おサイフにやさしい車が軽自動車さ!

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仕事や商売の良きパートナー

仕事や商売にも軽自動車は活躍しているよ。
例えば、郵便物の集配。郵便局の赤い軽自動車を見たことはないかな? たくさんの荷物を運ぶ軽キャブバンや軽トラックで、みんなのくらしは支えられているんだ。ほかにも会社の営業に使ったり、個人商店や町工場で活用されたり。「はたらく車」軽自動車は、都市でも地方でも大活躍だ!

軽自動車が活躍する場所はまだまだあるよ。

お年寄りや身体の不自由な人のための「福祉車両」もその一つだね。福祉車両に限らず、コンパクトで運転しやすい軽自動車は、訪問介護や訪問看護などの “いのちの現場”で、人々のくらしを支えている大切な車なんだ。

詳しく見てみよう!

 

 

「商用車」「福祉車」として活躍する軽自動車

仕事で使うクルマを商用車っていうんだ。

会社やお店、工場、農作業などで、いろいろなものを運んだり、得意先に行くのに使ったりと、仕事の現場でクルマは欠かせないけど、このうち軽自動車が全体の6割近くを占めている。

商用車台数の半数以上が軽自動車なんだね。例えば配送や仕入れには「軽キャブバン」が、また田んぼや畑へ通うのには「軽トラック」が多く乗られているんだって。


福祉の現場で使われている「福祉車両」。高齢者や身体の不自由な人が乗りやすい、運転しやすいように工夫されているよ。最近このクルマの販売台数は増えていて、なかでも軽自動車の比率はぐんと伸びている。

今では福祉車両の販売台数の約3~4割を軽自動車が占めるほどなんだ。

人に役立つ軽自動車、どんどん増えればいいね!

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さて、軽自動車の特徴が分かったかな。

軽自動車は小さな車体と燃費の良さを生かし、様々な場所・様々なかたちで人々のくらしや仕事に寄り沿い、役に立っているんだね。

低燃費と快適な走行性能、運転しやすいのにゆとりある室内空間。それらを両立させたのがコンパクトカーだ。

これからも、長くつちかってきた日本の技術を生かして、理想のコンパクトカーを目指したいよ。そしてコンパクトカーがもっと活躍できる社会を作っていきたいね。

便利な工夫を小さなボディにぎっしり詰め込んだコンパクトカー。
そんなコンパクトカーはぼくたちのくらしをもっと豊かにしてくれるに違いない。

さて、軽自動車の活躍の現場、コンパクトカーの魅力や未来について少しだけ分かってもらえたかな。
ダイハツのヒューモビリティワールドには、これらのクルマをもっともっと間近で体感できるコーナーがあるんだよ。
ぼくたちの良きパートナー、軽自動車やコンパクトカーのシクミやヒミツをみんなで発見しに行こう!