ダイハツグループでは、毎年6月に環境月間活動を実施しています。2022年度の「社長メッセージ」では、COP26で世界各国が1.5℃目標に向かって努力することが、正式に合意されたことを受けて、当社においても、「製品電動化戦略」「生産CO2ゼロ戦略」を会社方針に掲げ、事業を通じ、クリーンな社会の実現に取り組んでいくことと、私たちが社会から信頼される企業であり続けるためには、自然と共生する社会や循環型社会の構築が、最も基盤となる活動であることを表明しました。
当社の環境教育は、従業員一人ひとりが環境保全活動への知識と理解を深め自ら進んで行動する「環境意識の高い人づくり」を目的とし、従業員の業務内容に応じて体系的に行っています。採用した社員や従業員を対象とした「受入教育」「一般教育」では、各自の仕事と環境との関わり・責務を各事業場の教育担当者が中心となって教育し、日々の業務に活かしています。また、当社の環境取組みを推進する従業員に対しては、専門教育として外部の研修機関と協働で作成した教材で、「環境マネジメント教育」「順法研修」を行っています。
※1 階層別研修
〈M1〉SQCDにEを織り込める、バランスの良い経営層の育成:環境取組みプランの理解と実行
〈C2〉環境保全活動への理解と法を守る人の育成:環境法規の概要と社内ルール
〈新任職長級〉環境保全活動への理解と法を守る人の育成:環境関連法と環境異常ヒヤリ事故の防止
〈新入社員〉企業が取り組む環境保全活動の理解:地球環境問題の基礎知識、車の環境性能について 等
※2 常駐業者・請負業者への情報伝達、納入業者への情報伝達、工事を行う元請業者への情報伝達
※3 環境法規の概要、環境保全事前検討、エネルギー事前検討、化学物質事前検討