ダイハツグループでは、従業員一人ひとりの環境意識を高めることを目的に、毎年6月を「環境月間」と定め、さまざまな取組みを展開しています。その一環として、社長による環境メッセージを発信し、グループ全体での意識共有を図っています。
2024年度は、再発防止を前提とした「小さな車を中心としたモビリティカンパニー」への再生を目指す、再出発の年と位置づけています。この決意のもと、車両の電動化をはじめ、生産工場およびオフィスにおけるCO2排出量の削減、再生可能エネルギーの活用など、技術的な取組みを加速させています。
さらに、日々の業務や生活の中での小さな気づきを大切にし、環境に配慮した行動を積み重ねていく姿勢も明確にしています。
社長は、「法令やルールの順守」といった“守り”の姿勢と、「カーボンニュートラルの実現」に向けた“攻め”の取組みを両立させ、ダイハツグループが一丸となって環境課題に取り組むことを力強く宣言しています。
内部監査員研修会
ダイハツの環境教育は、従業員一人ひとりが環境保全活動への知識と理解を深め自ら進んで行動する「環境意識の高い人づくり」を目的とし、従業員の業務内容に応じて体系的に行っています。採用した社員や従業員を対象とした「受入教育」「一般教育」では、各自の仕事と環境との関わり・責務を各事業場の教育担当者が中心となって教育し、日々の業務に活かしています。また、ダイハツの環境取組みを推進する従業員に対しては、専門教育として外部の研修機関と協働で作成した教材で、「環境マネジメント教育」「順法研修」を行っています。