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INTERVIEW 02

環境に優しい車両開発で
持続可能な社会に貢献したい。

A.Y
パワートレーン開発部 電動システム開発室
工学部 電気電子工学科 出身(2019年入社)

前職の仕事内容について

海外の過酷な環境に耐える車両を開発。

大学卒業後に自動車メーカーに入社して、約7年間HEV車両開発に携わっていました。私が主に担当していたのは、海外向けのマイルドHEV車両です。HEV制御の設計から車両評価までを手掛けていました。海外で製造、販売する車両だったので、試作や認証時には現地へ出張し、生産現場や試験現場への立会いも経験しました。海外向けの製品には、日本とは異なる環境を想定した試験や法規への適合が必要になります。過酷な条件下でも安定して走行できるように、現地の環境に応じた車両開発を行っていました。

入社のきっかけについて

ダイハツで初の車両開発に携わりたい。

マイルドHEV車両の量産化をきっかけに、これまでの開発で培った経験や知識を活かして、より大きな電力を扱うストロングHEVの開発に携わりたいという思いが強くなりました。また、生活拠点を地元である関西に移せないかと考え始めた時に、ダイハツ工業がストロングHEVの開発に着手して、開発部門の人材を募集していることを知ったのです。廉価で高品質な車両を次々と生み出しているダイハツ工業のHEV車両開発メンバーに加わり、メーカーとして初となるHEV車両の量産に携わりたい。その一心で転職を決めました。

現在の仕事内容について

車の成長を身近に体感できる面白さ。

入社した2019年よりHEV車両開発の走行制御部分を担当しています。目標はアクセルを通してドライバーの意思を理解した上で、全体最適の観点からエンジンやバッテリー、モータのマネジメントを行い必要な動力性能を発揮させること。実装後は実車評価を行い、検証や走行性能の確認、機種ごとのチューニングによってトータルバランスの優れた車両に仕上げていきます。HEV制御の面白さは、車両に搭載されている多くのECUと協調しながら、変化に合わせて最適なマネジメントをするために車両全体に目を向けた開発ができることです。関係部署と連携しながら制御を設計し、適合した結果が燃費性能や動力性能に現れていく。そんな車の成長を身近に体感できるところにやりがいを感じ、仲間と協力して日々の業務に励んでいます。

キャリアアップについて

関連部署との連携が新たな価値を生む。

前職と同じHEV車両開発の分野なので、学んだ知識やノウハウはそのまま活かせています。HEVのシステムは違っても、制御の基本的な考え方や各部品の役割は共通しているからです。システム構成を見ればある程度、電動ユニットの動きがイメージできるため、戸惑うことなくスムーズに業務に入れました。入社して感じたのは、部署の垣根が低く、柔軟性の高い車両開発を行っていることです。自身の設計領域だけでなく関連部署の要件や性能を深く理解しながら進めることで、お互いの思想を融合させた新たな付加価値が生み出せる環境があるため、技術者としての確かな成長を実感できます。

今後の夢と目標について

一人でも多くのお客様を笑顔にしたい。

環境に対する意識の社会的な高まりを受けて、今後はHEV車両の需要がさらに伸びることが予想されます。そのニーズに応えるため、私はダイハツ工業が得意とする軽自動車やコンパクトカーの分野で、HEV車両を普及させて幅広い層のお客様に提供したいと考えています。軽自動車やコンパクトカーのHEV車両開発の課題は、コスト、サイズ面の制約が厳しいことです。その中で、良品廉価なダイハツ工業らしいHEV車両を数多く開発し、世に出すことを通じて社会に貢献できたら幸いです。

求職者へのメッセージ

多様な知識や経験の融合で目指す高品質なクルマ。

私の所属するHEV車両開発の分野では、多くの技術者が同業種や異業種から中途入社して、前職で培ったスキルを活かして活躍しています。ダイハツ工業が歴史の中で積み重ね、磨き上げてきた高い技術力に、中途入社の技術者が持つ多様な経験や知識を融合することで、より質の高い車両開発が実現できると思います。自分の技術を生かし、新たなステージに挑戦したいと考えているなら、ダイハツ工業に入社して私たちと共にお客様の日常に寄り添い、持続可能な社会に貢献する車をつくりましょう。

CAREER GRAPH

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