CHALLENGER’S FILE

製品企画
技術系

お客様の求めるクルマを企画し
開発から生産までをけん引する。

R.K.

2019年入社(新卒)

現代システム科学域 環境システム学類卒

REASON

入社理由

日本の技術で新興国に
貢献できるような仕事がしたい。

大学在学中、海外インターンシップでベトナムに行った際に、ベトナムの環境や学生の暮らしぶりなどにふれ、自分の当たり前が世界の当たり前ではないと身をもって感じました。そのインターンシップ期間中に偶然、日本の国旗が掲げられている工事現場を見かけた時に、「自分も日本の技術で新興国に貢献できるような仕事がしたい」と思うようになりました。
そのため就職活動では、人々の生活を支えるインフラ関連の仕事に絞り活動していました。なかでも生活インフラの一部である自動車業界に興味を持ちました。特にダイハツは小型車に特化した会社なので、ベトナムのようなバイク大国にも貢献できる機会が多いのではないかと考え、ダイハツを志望しました。
また、関西本社の会社を志望していたので、大阪に本社を置いている点でも希望と合っていたので入社を決めました。

WORK

仕事内容

クルマの仕様を決定し、
車両開発全体をけん引。

私は、入社して約6年にわたって「製品企画部 原価企画室」に所属し、クルマ1台当たりの目標収益を確保するための「原価」を中心とした企画業務に携わりました。ここでは、ダイハツで重要となる「予算制*」の考えを学びながら、企画部署として他部署をけん引しプロジェクトを推進していく力を身につけられたと思います。
その後、車両企画グループに異動し、現在は車両開発全体をけん引する立場で業務に取り組んでいます。世の中のトレンドや市場ニーズ、コストと収益などをふまえたうえでクルマの仕様を決定し、開発をけん引する役割を担い、まさに「クルマを生み出している」を実感できるところに、やりがいを感じています。
スキルアップという点では、事務系入社だったので入社当初は技術的知見が乏しく、会議の内容を理解できないことも多々ありましたが、日々の業務の積み重ねに加えて、仕入先様の工程見学など、現地現物で学べる機会に積極的参加し勉強したことで、技術的な議論にも参加できるようになり、仕事の楽しさを感じるようになっていきました。今の車両企画グループでは、必要となる専門知識の幅がさらに広がったため日々知識向上に努めています。
*予算制:市場ニーズから販売価格を決定し、そこから会社に必要な目標収益を差し引いた原価を「予算」とする概念。

CULTURE

職場の雰囲気

世の中のさまざまな情報を得られる機会に
積極的に参加できる風土があります。

100年に一度の変革期と言われているモビリティ業界では変化が大きく、かつ速いため、企画部署として同業種・異業種関係なく積極的に学びにいこうという雰囲気があり、社外の展示会やセミナーで興味のあるものがあれば参加しやすいと感じます。そうして収集したさまざまな情報が業務に役立つことは多々あるので、私も社外の情報が得られる機会に積極的に参加するようにしています。
また、ダイハツが属するトヨタグループでは「改善」に取り組む風土があります。私自身、ある業務の改善活動に参画したことで「改善」が自分以外の他者の仕事を楽にすることにつながると実感し、改善意識を持つ重要性に気づきました。改善意識を持つと、普段の業務もより効率的にできる方法があるのではないかと考えるようになり、改善活動に対するアンテナも高くなります。そのなかでやりたいことがあれば、直接的な開発業務とは別で取り組む業務となりますが、応援してくれます。先日は、プロジェクトの推進日程やタスク管理を行えるシステムの導入を提案し、チーム内でトライアル導入することになりました。私のような若手のアイデアでも、効果が見込めるなら積極的に受け入れてくれる風土があります。

私が夢見る『輝くセカイ』

お客様が求める価格帯のなかで、
「先進技術をみんなのものに」を実現。

時代の流れを予測しながら、市場のニーズに合った良品廉価なクルマを開発することが私たちの使命だと考えています。軽・小型車市場に求められる価格帯のなかで、「先進技術をみんなのものに」を実現することは一筋縄ではいきませんが、その挑戦こそがやりがいだと感じています。そして国や地域、世代などさまざまな要素によって異なる市場ニーズに応じたクルマをお届けすることで、世界中の人々の生活を豊かにし、幸せを量産していきたいです。