他社でも輝くことのできる力で
輝くクルマを作っていく。
R.A.
2022年入社(新卒)
工学部 機械システム系学科卒
IMAGE GAP
入社前後のギャップ
私は推薦でダイハツの入社試験を受けたのですが、推薦の募集要項に「少数精鋭で、若いうちからたくさんの経験ができる」といったようなことが記載されており、「ひょっとしてブラック企業?」「人が足りていないということ?」など、少々心配しながらの入社でした。
実際入社してみると、募集要項に書かれていたことは事実で、本当に若いうちから仕事をいろいろと任され、たくさん経験を積むことができました。「単に人が足りていない」ということではなく、成長の機会を積極的に作ってくれる風土がある会社だと思っています。特に私の場合は、職場となる工場に配属された新人が私一人だったこともあり、しっかりサポートをしてもらうことができました。
また、「ブラック企業?」という点については、想像以上に休暇を取りやすく、「プライベートを充実させたうえで、仕事を頑張ろう」という風土があるため、良い意味でイメージギャップがあったと言えます。
POLICY
心がけていること
私の担当業務は、いわば生産ラインの改善活動。異常停止が頻発して稼働効率の悪い箇所を改善したり、省人化を図るなどして原価低減を実現したりといった取り組みを行っています。また一方で、日々の生産においてさまざまなエラーやトラブルが発生するので、その対応も私の守備範囲です。
そうした業務を行うなかで心がけているのが、たとえ指示を受けた仕事であっても、必ず「その目的は何か?」を確認してから取り組むこと。この仕事は業務範囲が広く、決まったルーティンワークもないので、一問一答では対処できません。直面した一つひとつの業務に対し、随時柔軟かつ適切に判断していく必要があります。将来的に、そうした判断を自分自身で下し、決定できる力を身につけるため、目的と考え方を上司に確認したうえで業務を進めています。こうして少しずつですが、判断力・対応力も上がってきたように感じます。
REWARDING
やりがい
自分の業務が目に見える成果として確認できると、達成感があります。たとえば、設備を入れ替えたことによって、異常発生が減ったり、原価が低減したり。なかでも印象に残っているのは、入社2年目の時に取り組んだQC活動です。ある生産ラインが品質不具合の課題を抱えており、その対策にチャレンジしました。
最初は何が原因なのかさっぱりわからなかったのですが、設備に貼りつくように観察を続け、怪しいところをくまなくチェックしていった結果、原因を探り当てることができました。対策を講じたところ、不具合発生がピタリと止み、現場からも「助かったよ」と感謝されて大きなやりがいを感じました。こうした成功体験は、次の改善対策を考えるうえでの引き出しとなるので、今後も積み重ねていきたいです。
私が夢見る『輝くセカイ』
入社してすぐの頃、上司に言われた言葉があります。それが、「会社のためではなく、自分のために仕事をしろ」でした。その上司自身、そういう考え方で仕事をしていると話されました。つまりは、たとえ会社がつぶれたとしても、次の会社で活躍できるだけの知識や経験を備えた人材になる、という意味です。私が懸命に判断力・対応力を磨いているのも、そういう考え方によるものです。そうした高いスキルアップ意識を持って仕事に取り組むことにより、今の活躍場所であるダイハツのより良いクルマづくりにつなげていきたいと考えています。