CHALLENGER’S FILE

製品企画
技術系

車一台にかかるあらゆる原価を
知り尽くしているプロを目指す。

K.H.

2017年入社(新卒)

工学部 機械工学科卒

REASON

入社理由

日常の足として人々の生活に欠かせない
スモールカーの開発に携わりたい。

幼い頃から車好きで、よく両親に連れられてスポーツカーを見に行っていました。就職活動の時期を迎えた時も、まず関心を持ったのはやはり自動車メーカー。自分が関わった車が世に出て、日本中を走るということに魅力を感じました。なかでもスモールカーは日常の足として人々の生活に欠かせない、人に寄り添う車だと考え、「そんな車の開発に携わりたい」という思いから、スモールカーの専業メーカーであるダイハツに惹かれました。祖父がダイハツの軽自動車を愛用していたことも大きかったと思います。
選考で印象的だったのは最終面接。面接官の皆さんが明るく気さくに接してくださり、私も自分の思っていることをいろいろ話すことができました。明るい人柄の社員が多い印象を受けましたが、それは実際に入社した今も変わっていません。

IMAGE GAP

入社前後のギャップ

入社以来、軽自動車の開発を
経験したことがありません。

私が担当しているのは製品企画のなかでも、原価目線で企画を推進していく「原価企画」という業務。お客様が求める車の価格帯と、会社が必要とする収益を条件に、望ましい原価予算を立案し、それに基づいて設計や調達など他部門と調整しながら車づくりを進めていきます。
入社前は、「ダイハツは日本に根差した軽自動車を作るメーカー」というイメージを持っていましたが、いざ入社してみると、最初に国内向けコンパクトカーの企画を担当した後は、ずっと海外向けコンパクトカーの開発プロジェクトに携わっており、軽自動車の企画を経験したことがありません。ダイハツが、軽自動車以外の車も数多く手がけている上に、東南アジアを中心とした海外車種の企画開発・生産も積極的に行っていることをあらためて実感し、さらに魅力を感じました。

REWARDING

やりがい

海外事業体の現地メンバーと
一緒に開発を進めていく。

ダイハツでは、ASEAN諸国向けやトヨタ自動車向けの車種も開発しており、マレーシア、タイ、インドネシアなどの海外事業体やトヨタ自動車の方と一体となって仕事を進める必要があります。それが、大変な点であると同時に大きなやりがいにつながっています。
特に昨今は1機種をさまざまな国で展開するケースが増え、各国の事業体とのやりとりが非常に活発になっています。商文化や言語が異なるなか、メールやオンライン会議を通じてコミュニケーションを図るのは想像以上に骨が折れます。また、国が変われば製造・販売に関わる原価も変わるため、その国の実情に合わせた原価企画を進める必要があります。いろいろ大変なところはありますが、現地メンバーとしっかり認識合わせをし、一つの仕事を進めていくことにやりがいを感じています。
また、そうした事情から海外出張に出向くこともあるのですが、自身が開発に携わった車種が実際に街なかを走る様子を目にすると、「乗ってもらえているんだなあ」という思いとともに、各国で愛される車を企画開発する必要性を実感します。

私が夢見る『輝くセカイ』

世界中の人が、
良品廉価な愛車を手に入れられる社会。

世界中の人が、良品廉価な愛車を手に入れられる社会を夢見ています。そのためには、まずその国のことをよく知ることから。いろいろな国のニーズを知って初めて、あるべき原価で車を作れるようになると思っています。そして私自身は、「原価企画のことなら」と周囲から頼られるリーダーになるのが目標です。車の構造から製造方法まで、原価に関わるあらゆる知識を身につけた「原価企画のプロフェッショナル」になることで、開発のチーフエンジニアからも頼りにされるような存在になりたいと思います。