職種転換前の業務経験を生かし、
生産現場にマッチした調達に挑む。
D.B.
2016年入社(新卒)
機械情報工学科卒
APPEAL POINT
ダイハツの魅力
本人の希望に沿った職種転換をするチャンスのあるところが、ダイハツの魅力だと思います。私自身、職種転換をかなえました。入社以来8年間、生産技術部でキャリアを積みましたが、大阪の事務所と工場間を行き来する勤務形態や、一つの業務を深く突き詰めていく業務内容が、自分には合っていないように感じていました。そこで希望を出し、現在所属している調達部門に職種転換しました。
ダイハツには上司と定期的に面談し、自分のキャリアプランを共有する機会があります。たとえば海外で仕事をしたい場合は、そこで積極的に手を挙げれば、若手でもチャンスを手にできる可能性は十分にあります。すべての希望がかなうわけではありませんが、こうした機会を生かして自身のキャリアプランを構築できる環境は整っているように思います。
調達部門には、他の業務を経験した職種転換者も多く在籍しています。私の場合は生産技術部での経験から、現場の設備や工程をある程度把握しているので、その知見が調達業務にも生かされており、自身の強みとなっています。
EPISODE
エピソード
生産技術部に所属していた際、九州のグループ会社に約2年にわたって出向しました。この時の公私ともに充実した日々が、とても印象に残っています。当時担当していた滋賀工場で、新製品の生産ラインを立ち上げたのですが、同じ製品を九州の工場でも生産することになり、その立ち上げを担うポジションでの出向でした。
ただ、製品は同じでも生産設備が異なるため思うように進まず、高い不良率に苦しむ日々が続きました。他の出向メンバーや出向先のメンバー、また仕入先様も交えて長時間議論することもしばしば。皆さんの多大なる協力を得ながらの奮闘の末、ようやく量産を安定軌道に乗せることができました。実に学びの多い2年間で、出向期間中にご協力いただいた皆さんには本当に感謝しています。
また、私は九州の出身なのですが、思いがけず勤務地が地元に近かったこともあり、出向先まで連れ添ってくれた家族に地元の名所やグルメを紹介したり、一緒に九州各県へ旅行したりと、プライベートにおいてもその時でしかできない経験ができました。
SCHOOL DAYS
学生時代の私
私は浪人して大学に入ったこともあり、大学でも継続してしっかり勉強に取り組みました。しかし、勉強だけやっていてもおもしろくないので、「勉強するときは勉強する」「遊ぶときは遊ぶ」をモットーに、大学内では勉強し、大学から一歩でも外に出れば遊ぶという変化を心がけることにより、生活にメリハリをつけていました。遊びでは、目的もなく旅行したり、毎日飲みに行って居酒屋を新規開拓したり、アルバイトに没頭したり、バイクを楽しんだりと、学生時代ならではの過ごし方を堪能しました。
社会人になると、まとまった時間を確保しづらくなるため、「あれをやっておけば良かったなぁ」と思うことがないよう、学生時代にいろいろな経験をしておくことをお勧めします。私は「海外で、推しのサッカーチームの試合を観戦する」ことができなかったのが、唯一の後悔として残っています。
私が夢見る『輝くセカイ』
私の好きなサッカーの監督の言葉に「パルティード・ア・パルティード(Partido a Partido)=(日本語訳)一試合一試合」があります。目の前の一試合一試合を大切にし、地道に努力をし続ければ、結果はついてくるという意味です。私は今の調達業務の経験が浅く、毎日学び続けています。生産技術での経験を生かして、「ダイハツの生産現場に明るく、現場にマッチした調達品の提案を通じて、より良いモノづくりに貢献する」、そのようなマルチな人材になるのが目標です。
現在ダイハツでは、法令を遵守し、目の前の課題を一つひとつクリアしていく取り組みを進めています。いわば、一試合一試合を大切にし、足元をかためているところ。私もダイハツも「パルティード・ア・パルティード」で、ともに進んでいきたいと思います。