クルマという身近なモノを通して
人々の生活に良い影響を与える。
A.T.
2019年入社(新卒)
観光学部 交流文化学科卒
SCHOOL DAYS
学生時代の私
国や地域によって考え方や話し方、生活様式が異なることに興味を持ち、大学では文化人類学を専攻しました。人々の交流が在来の文化にどのような影響を与えるかを、特に観光の視点からアプローチして研究していました。研究の一環でフィンランドにフィールドワークに出かけ、先住民族が暮らす家を訪ねたのですが、その際、彼らが自分たちとほとんど変わらない近代的な生活をしていることに驚き、何でも実際にこの目で見ないとわからないものだと学びました。
こうした大学での学びを通して、多様な価値観を受け入れ、多角的に物事をとらえる習慣が身につきました。それは今の仕事でも生かすことができていると思います。
REASON
入社理由
大学の研究で、文化は流動的であり、現在も人々の暮らしによって変化し続けていると学んだことから、卒業後は、生活の身近なものに携わって影響を与えたいと考えました。なかでも着目したのは、自動車。生まれ育ったのがクルマを用いなければ生活できない地域で、子どもの頃からクルマが身近な存在であり愛着もあったためです。特に、ダイハツ工業の強みであるスモールカーは、複数台持ちの方や、生活圏内に狭い道が多い地域の方にとってそうであるように、より暮らしに寄り添ったクルマであると感じました。
できれば海外に関わる仕事がしたいと考えていたので、この会社ならスモールカーの需要が増している新興国を中心に、海外にも影響を与えられる仕事ができると思い、ダイハツを志望しました。
WORK STYLE
働き方
私の担当業務は、新モデルの開発に合わせてクルマの取扱説明書を作成すること。設計部門からの情報をもとに、どうすればクルマの特徴をお客様にわかりやすく伝えることができるかを考え、編集しています。自分の作ったものがかたちになってお客様の元へ届くのが、やりがいになっています。
こうした業務の関係上、新モデルの開発プロジェクトに伴い、忙しい時期が前もってわかるため、仕事に集中する時とプライベートを充実させる時のメリハリがはっきりしており、ワークライフバランスがとりやすいと感じています。また、現所属部署では女性の比率は少ないのですが、性別に関わらず活躍の場を与えてもらえるので、同じように仕事ができています。
私が夢見る『輝くセカイ』
いつの日か、海外に、それもまだダイハツが進出していない未開拓の地に赴任するのが夢です。そして、各国・各地域の使用環境やお客様のニーズを、現地の人とコミュニケーションをとりながら現地現物で理解し、それらをクルマづくりに反映することで、世界中の人に寄り添ったクルマをつくりたいです。それにより、多種多様な生活に対して、その人たちにとっての良い影響を与えていきたいと考えています。