新人の頃、4代目ムーヴのリア(後ろ周り)を担当しました。当時はとにかくがむしゃらでした。初めて自分が担当したモデルが塗装されて出てきた時はショックで膝から崩れ落ちたのを覚えています。塗装することで削った面がメラメラと波打っているのが一目瞭然でわかりました。失敗も多かったのですが、周りの人達が最後まで温かく見守ってくれて仕事のやりがいを教えてもらえた一生忘れない大切なプロジェクトになりました。
先輩社員の声Voice
社員インタビュー
クレイモデラー
自分次第でなんでも出来る
山村 友章 Yamamura Tomoaki
大阪コミュニケーションアート専門学校
2003年入社
仕事内容:外形クレイモデリング
主な担当業務 : MOVE(4代目) / e:s(初代) / Rocky
マスクを外して撮影をしております。
新人時代
ダイハツのモデラー
ダイハツのモデラーの良い所は自分次第で可能性が無限に広がるところだと思っています。分業が良いならそれも出来ますし、自分でコミュニケーションを取りに行けば、デザインに大きく関わることも出来ます。最近ではデジタルにも取り組んでいて幅広いツールでカタチを表現しています。ここの職場はやろうと思えば何でも出来るのが面白いところだと思っています。
海外研修
1年半ほどフランスで過ごした経験があります。自分にとって欧州車は憧れだったので、現地の車作りや文化に触れることが出来てすごく刺激を受けました。
モデラーの仕事
2次元のスケッチから立体に起こすのがモデラーの仕事です。重要なことは自分の好みではなくお客様を意識して造ること。自分の好みで造ってしまうとアイデアの良さを潰しかねません。議論を重ねながらお客様が求める商品のイメージに少しずつピントを合わせて造り込んでいく・・・といったサイクルを回しています。とても根気のいる仕事だと思います。
達成感
議論を重ねて完成したモデルを関係者に見てもらう時は今でもドキドキします。その時の反応で、合格点かそうでないのかがだいたいわかります。第一印象でハッとしている反応を見るとやっぱりうれしいです。笑顔でイイネーって表情になった時はほっとします。
クレイモデラーの醍醐味
クレイモデラーは楽しくもあり難しく奥深い仕事です。キレイに造る事や、表現できるセンス以外にも、チームプレーで進められる能力も必要です。自分が形にした車が街中を走る感動は当事者じゃないと味わえないです。将来その感動を是非味わってもらいたいです。
平日の過ごし方
職場が時差勤務を導入しているので8:00~16:45が定時です。仕事は体力勝負なので合間に休憩を取ってリフレッシュするのは必須です。
帰宅後は晩酌をしながら趣味のアクアリウムの鑑賞や娘と遊んだりとゆっくりと過ごしています。
休日の過ごし方
週末は家族で過ごいています。ショッピングモールに出かけていることが多いです。
夫婦で子育てを分担しているので、長男が野球をしている間に私が下の子を公園に連れて行って一緒に遊んでいます。今一番の楽しみは水槽のレイアウト素材の石や流木を探しにアクアリウムショップに行くことです。
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