教えて先輩クリエイター

製品化デジタルモデラー:データに命を吹き込む

CADツールを用いた製品化の仕事を一部紹介

  • 意匠性と設計要件が両立する形状検討を何度も繰り返す
  • 様々なツールでチェックして品質を上げる
  • 形状評価を行う
    形状評価を行う
  • 上記の評価を受けて再製作。反復プロセスで魅力的な形状を追求する

自身の手掛けたデータがクルマとなり街を駆け巡る
製品化モデラーのやりがい

毎日が勉強の新人時代

学校ではあまり学ぶ機会がなかった3次元CADについて、講師の方からコマンドやモデリング手法を長期間教えてもらいました。データを作成しては修正を繰り返し、何がうまくいかなかったのかを振り返ることで少しずつ成長を実感しました。教育期間中に学んだことをノートにまとめており、入社して16年経った今でも時々見返しています。ヨレヨレのノートですが、私にとっては宝物です。

みんなの想いをカタチに込める

製品化データ製作において沢山の方が関わっています。各分野の仲間と協力して、魅力的で競争力のあるクルマを作るためにどうすれば良いか議論を重ねています。その中でデザインの意図と設計要件が相容れない場合、モデラーとして形状のアイデアを提案する事もあります。自分のアイデアが反映された形状が実車になるのは、特別な思い入れがあります。

製品の品質に直結するものづくり

製品化モデラーが手掛けたデータは、デザイン部の最終ステップである金型データとなります。量産に向けた厳しい品質チェックをクリアするため、1/1000mm単位で線や面をコントロールしています。この仕事は製品化モデラーの腕にかかっているため、プレッシャーは大きいですが、完成した時の達成感は格別です。細部へのこだわりが形となる瞬間は、まさに感動的です!

平日の過ごし方

ーHow do you spend your weekdays?ー

仕事ではデザイナーやエンジニアと連携を取り、日々新しい情報や知識を取り込れながらデータ製作を行っています。 休憩中はストレッチやアイマッサージを行い、体の凝りを防ぐリフレッシュをしています。 帰宅後は趣味や語学勉強に励んでいます。つい趣味に没頭し就寝時間が遅くなりがちです。

休日の過ごし方

映画観賞、美術館巡り、ゲーム、ショッピングしたり出かける事が多いです。中でも楽しみにしているイベントとしてはレース観戦と飲み会です。  同僚や知人とお酒を飲みながら、仕事や日常の話題について楽しく会話することで、有意義な時間を過ごしています。

Koichiro.K

製品化デジタルモデラー
2008年入社

大分県立鶴崎工業高等学校卒業

( PROFILE )

Koichiro.K

製品化デジタルモデラー

2008年入社

大分県立鶴崎工業高等学校卒業

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