自分の手で生み出したものが 世に出るおもしろみ
初めてのGUIとしての担当は、ロッキーのスピードメーターのオープニングムービーとタコメーターのグラフィックでした。とにかく妥協のないムービー作りにすごく時間がかかりまして・・・。例えば1秒間の映像に、30枚のレンダリング画像が必要です。それだけではなく、動きの滑らかさに違和感がないかを確認します。当時の大変さを思い出しますね。基本、クルマは多くの部署が関与し、多くの工程を経由して商品になりますが、映像は自分の手で生み出したものが、ほぼ形となって世に出るので、その感覚はGUIデザイナーならではかなと思います。責任があっておもしろみのある仕事です。