2023
2代目となる新型ムーヴキャンバスは、初代の可愛らしさを継承しつつ、お客様の価値観変化を受けて意匠をアップデートし「スッキリ・洗練」をコンセプトとしてデザインを進化/深化させました。また、運転しやすさなどの機能につながる意匠も磨き上げ、性別問わず幅広い世代の方が心地良く使える車を目指しました。
2022
日本を支えてくださっている方々にとって、今後も一番近い存在であるために最も大切にしたのは「お客様の生の声」です。 これからの「ハイゼット」に求められていることにまっすぐ向き合って辿り着いた、〈“はたらく”を快適にすることを考え抜いたインテリア〉と〈商用の枠組みを超えた仕事と暮らしをもっと楽しく彩るボディカラー〉にこだわったことを評価いただきました。
「ハイゼット」は1960年に誕生し、60年以上にわたってお客様に愛されてきました。新型ハイゼットカーゴ/アトレーは2021年12月にフルモデルチェンジし、近年多様化する働き手、新たな使用用途の拡大など、商用車を取り巻く環境変化に対応させ、デザインをはじめ、使い勝手や基本性能などを大幅に改良しました。
2021
ハイゼットは1960年11月の発売以来、約60年が経った現在でも多くの方々の仕事や生活に深く寄り添い、頼れるパートナーとして活躍し、愛され続けている商用車です。日本の暮らしの変化、世の中の動きを見つめながら、絶えずカタチの進化を繰り返してきました。お客様のニーズに歩み寄り、働くクルマの最小単位としての在り方は不変のものとして現行モデルにも継承されています。
2020
新型タフトは、軽の本質である「経済性」、軽ならではの「扱いやすさと安心感」、軽だからこその「安全性」をベースとし、幅広い年代の「アクティブ志向層」の方々に、日常からレジャーシーンまでアクティブに、行動範囲を広げたいと思っていただける新ジャンルクロスオーバーとしてデザインしました。
新型ロッキーはDNGA小型車第一弾として開発。レジャーにも普段使いにも扱いやすい5ナンバーサイズのコンパクトSUVを目指しました。さまざまなシーンでお客様を笑顔にし、コンパクトSUV市場を切り開くダイハツのチャレンジモデルです。軽からの移行ユーザー、ダウンサイザーにも納得頂ける、良品廉価な商品としました。
2019
世の中の一般的な存在となった軽自動車タントの責務として、従来の子育て層だけでなく、子離れ層やシニア・軽介護層など、運転が苦手な方までの日常の安全・安心を大事に考え、ゼロから見直しました。
「乗降性や使い勝手」「予防安全機能」「サポートする技術」これらを安価でみんなのものにすべく「暮らしのパートナー」としてデザインしました。
2018
新型ミラトコットは、本来最も軽を必要とされる女性やエントリー層をはじめとするお客様に、より豊かなカーライフを送っていただけるよう、運転のしやすさに加え、充実した安全装備と嗜好の変化に合わせたスタイルをまといながら、お財布にやさしい価格とすることで、軽の本質領域である2BOX市場で、新たな需要の創造に挑戦しました。
新型テリオスは、インドネシア市場における最も優れた7人乗りSUVを目指しました。インドネシアの市場、環境にマッチし、低価格かつ先進的な機能を欲しがるユーザー層に向けてデザイン開発を行ないました。
インドネシアと日本のデザイナーが協力し合い、7人乗りにふさわしいロングキャビンと、ダイナミックでスポーティなスタイルを表現しています。
※TERIOSはインドネシア国内市場向けの商品です。
2017
軽自動車やミニバンでもない「家族に絶妙なサイズ」として、小さなクルマ=華奢なイメージではなく、1000ccの小型ミニバンでも、家族のお父さんのように頼りがいがあり安心感を与えられる、「コンパクトなのに大きく使える、堂々・迫力で存在感のあるデザイン」を目指しました。サイドビューでは家族の居住空間となるキャビンの中央部、窓枠の上下を大きくし四隅を丸め、カプセルのような「オープンテラスウィンドウ」表現で家族が快適に過ごせる空間を表現しました。
2016
『ステキ(素的・素敵)リラックス』「素的」をシンプルで飽きの来ない車両本体で磨き上げ、「素敵」を愛着わく仕掛けとしてユーザーの拘りのアイテムを選べるようにしました。軽自動車で空間を求めれば四角い外観となりますが、親しみを感じる造形にするために車両の角を丸めて「手で撫でたくなる」ような印象を工夫しています。更に一筆で描いたようにシンプルな外観とするため水平基調の明快なテーマを採用しました。
2015
軽のあり方を真剣に考えデザインしました。小さい事をメリットとして捉え、「軽だから出来ること」「軽ならではのデザイン」を意(こころざし)とし、それらを匠(わざ)で表現するという想いで、デザイナーからモデラー、また、部署や領域を超え一丸となって取り組みました。地方の足+αの快適をデザインすることで、より多くのお客様の日常に感動を与えるカタチにしました。
2014
新型コペンは「骨格+樹脂外板=新しい価値とカタチ」をコンセプトにした新しいオープンスポーツです。スポーツカーならではの走りを楽しめるボディー骨格(D-Frame)がコペンらしさに一層の磨きをかけ、着せ替え可能な樹脂外板がデザインに自由な広がりを与えることで(DRESS-FORMATION)、クルマを通してお客様ひとりひとりの個性の表現が可能になりました。走りの楽しさに加え、自分好みに変化させる楽しさ、ユーザー同士が所有する喜びを共有しながら長く乗って頂ける、そんなクルマとお客様との新しい関係性を生み出し「もっと軽にできること」の可能性を広げます。
軽自動車規格の限られた寸法の中で、いかに「頑丈さ」と「安心感」更には「一目でわかる存在感」を感じる立体表現を行うために、多くの試行錯誤を行ないました。機能優先の軽トラックでありながら、より快適に、より楽しく仕事が出来る、働く人に一番近く信頼できる「パートナー」であり、走ることで働く現場の景色が変わる、そんなトラックができたと自負しています。
「軽自動車」の新たな可能性「脱日常=ロマン」を追求した「わくわくスーパースペース」という新しいジャンルを創造。パッと見てわかる「わくわく感」と座って感じる「開放感」をキーワードに、日常使いはもちろん、週末のレジャーでもしっかり使える軽乗用車最大キャビンに両側スライドドア、沢山のユーティリティアイテムを装備しました。
2013
デザインコンセプトは「家族・みんなの元気空間」とし、安全・燃費・走りといった基本性能の進化はもちろん、より大きなキャビン、助手席側ミラクルオープンドア+ 運転席側スライドドア、みんなが楽しく使える沢山のユーティリティといったアイテムを加えることにより、タントのDNAである「広さ」と「使いやすさ」を更に進化させました。
2011
デザイナーの筆の走りだけの造形や意味のないグラフィックによるオーバースタイリング(やりすぎスタイル)が潮流の中で、これからの時代はムダを省き賢く生きる「まじめ」で責任あるデザインが求められます。いたずらに面や線を変化させた機能とは無関係な見かけ重視のスタイリングを排除し、シンプルでクリーン、そしてスマートなスタイル表現としました。
ムーブの車名に込めた、時代を動かして行く存在としての新しさや、アクティブなライフスタイルを全身で表現しました。エコカー減税やハイブリッド車の低価格化などの環境意識の高まりが加速し、より高い環境性能に対するニーズが拡大。「広くて、ecoで使いやすい軽スペースの次世代スタンダード」として開発し、幅広い層のお客様に「持つ歓び」をもたらすデザインを追求しました。
2010
フロントピラーから後方へ吹き抜けるキャビンでガラスエリアを大きく見せ、タントとは違った室内の広さ感を表現すると共に、スタイリッシュ&スペーシャス感を演出。ボデーサイドのキャラクターも合せて前進感、躍動感を表現し、スマートかつエモーショナルな大人の感性を満たすデザインとしましした。
コンパクトなボディサイズに、無駄を省いたシンプルなカタチを組み合わせ、取り廻しやすく身の丈サイズのコンパクトカーを目指しました。「気軽に乗れて」「運転がしやすく、使いやすい室内」など、幅広いユーザーに無理なく支持されるよう、自分らしさを自然体で表現できる「素」の魅力をテーマにデザイン開発しました。
2009
シンプルな水平基調のラインとクリーンな面構成、角にしっかりと丸みをつけた台形シルエットにより、親しみやすさとあたたかみを表現。丸型ヘッドランプのグラフィックで「愛らしさ」を演出。くり抜いたような6ライトのサイドウィンドゥで「広くて視界のよいキャビン」を実現しました。
※その他の受賞歴
オートカラーアウォード2010
「エクステリア部門賞」「インテリア部門賞」「企画部門賞」
オートカラーアウォード2013
「ファッションカラー賞」
2008
欧州のコンパクトカーに見られる傾向と同様に、最近は軽自動車であってもエモーショナルなスタイリングが主流となっています。その中であえて流行にとらわれず、自分の感性を大切にした「ミニマルデザイン」をベースにしているからこそできる、最小限の変更規模で個性的かつ大きくカスタマイズイメージを表現した車に仕上げました。
2代目タントは、一般的なクルマの概念とは違う「新しい乗り物」という考え方で、建築物や日用品など異なる分野からアプローチを積極的に行い、新ジャンル感の中に親しみを感じる、愛されるデザインを心掛けました。内装においては、広い室内空間をまるでリビングにいるかのようにくつろげる明るさとぬくもり感を意識し、「子育てヤングファミリー」を中心に「感動」して頂けるデザインとしました。
2007
ターゲットユーザーである「おしゃれでスマートなアクティブミセス」の感性に応える若々しさを、ダイナミックで彫刻的なレリーフと塊感のあるシルエットで表現しました。内装は乗る人を心地よさで包み込む明るいカラーでまとめ、おしゃれでカジュアルな空間としました。
2006
街なかでもおしゃれに乗れるSUVとして力強さ・タフさと、都会的な上質感を目指しました。ロングホイールベースとショートオーバーハングによる基本プロポーションにより、居住性を充分確保しながらスモールキャビンに見せ、タイヤの踏ん張り感と軽さを強調しました。また、ボンネットフードは厚みを持たせ、SUVらしい逞しさと、運転席からの見やすさ、対歩行者障害の軽減を両立させました。
2シーターからRVまで多くの軽自動車がそろった中で、日本特有の工業製品である軽自動車が本来持っていた「本質」を見つめ直し、「簡単・便利」をキーワードに、本当に必要なものに磨きをかけ、流行にとらわれず日々の暮らしに密着し、いつまでも愛されるデザインを目指し、豊かな暮らしの中で忘れかけていた軽自動車の「本質」を追求し、開発したクルマです。
スモールカーで主流となっている背の高いクルマとは一線を画す、低く流れるような美しいプロポーションを前面に押し出し、商品コンセプト「爽快ツアラー」に応える新ジャンルのデザイン開発に挑戦しました。ドライビングの距離や時間を忘れさせ、このまま走り続けたい、そう感じさせる上質な室内空間を徹底的に追求し、スモールカーの「走りの質感」を革新するクルマ造りにこだわりました。
2005
ミラの利便性や合理性の思想に加え、感性・感動・官能へアプローチしたデザインでユーザーに所有の喜びと、日常生活にちょっとした贅沢感を味わえる、上質感が溢れた車を目指しました。スタイリングはこれまでの軽自動車にないクラシックテイストとモダンさを融合した流行に左右されない、プレミアム感のあるデザインとして、軽自動車に於ける新しい価値観を提供します。
カーゴに求められるタフさと、サービス業に求められるクリーンな印象を、よくバランスさせたエクステリアで、力強く洗練された印象に仕上げました。また、機能部品を集約し、できるだけ多くのスペースをユーティリティーに活用したインテリアは、モダンでとても使い易く仕上げています。これらによりユーザーが気持ち良く使用しながら、お店やその業種のイメージアップに貢献できるカーゴとなるよう心がけました。
押し出し感、存在感、上質感を表現することでトレンドを押さえ、レジャーでの使用を踏まえた楽しさを表現。外形は力強く精悍な印象とし、内装は上質で居心地の良い仕上りとしました。また、レジャーに限らず様々な使用でも便利なよう、ユーティリティーに配慮し、デッキのユースフルナットやデッキサイドのユースフルホールなどオプション装着にも配慮したデザインとしました。
2004
ムーヴから受け継いだ性能面のさらなる向上に加え、現代社会から生まれた「リラックスしたライフスタイル」を志向するユーザーの気持ちに応えるクルマ作りを行いました。コンセプトの「おおらか」をキーワードに、「見て笑顔になる・乗って豊かな気持ちになる・使ってハッピーになる」といった、人の気持ちに焦点を当て「生活に潤いと豊かさを与えるクルマ」づくりを心掛けました。
毎日使用する日常の道具として、今まで以上に生活にうるおいや充実感を与えてくれて、コンパクトなボディでありながら、これまでの概念を超える広いスペースを持った新ジャンルの車を提案しました。デザインするにあたって建築物や家電等に見る空間の取り方、使い勝手の良さを研究し、クルマ以外の新しい解釈を取り入れる事で、感動的で新鮮なクルマづくりを心掛けました。
2002
コンパクトカーの世界を広げるために、もっと運転する楽しさを与えることが出来る車を提案したい。年齢・性別を問わず「気軽にオープンエアーを楽しんで頂きたい」 また、時代を超えて「所有する悦びを持ち続けて頂きたい」 この2つの夢をCopenに託しました。デザインの狙いは愛着を持って永く乗って頂ける様に、トレンドに左右されないロングライフデザインを追及しました。
外形は、ひと目見て先進性・機能性を感じさせるスタイリングを目指しました。従来の2BOXとは一線を画す、広い室内空間を確保して空力に優れた軽快なフォルムとの両立を図り、新時代の街乗りにふさわしいユニバーサルパッケージング・ミニを提案。内装は小型車並の室内幅を確保し,広々感を追求した室内と、フラッシュサーフェイスを表現した先進的且つ使い勝手の良い機能的な造形で、軽のイメージを払拭したダントツのクオリティを実現しました。
標準車(ミラ)のポテンシャルを活かしながら、差別化してより大きく、より高品質なイメージを与える新ジャンルスタイルの内外装を目指しました。「アクティブに乗れる」「カッコ良く使える」をキーワードにスペース車全盛時代に付加価値の高いアイテムを加え、存在感を主張する個性的造形に乗用車らしいハイクォリティ感を融合することで、若い女性など幅広いユーザーに受け入れられるデザインとしました。
次世代のムーヴとして、これまでスペース系に共感して頂いている多くのユーザーの声を反映。更に21世紀の新たな魅力と価値を創造し、ユニバーサルな生活革新に向けてコンパクトスペースのあり方を、新鮮で明解なメッセージとして内外デザインに表現しました。また、進化したムーヴの記号性にもこだわってデザインしました。
次世代ムーヴの派生として時代の変化、ユーザーニーズの多様化に対応し、標準車のポテンシャルを活かしながら個性を強調した明快なスタイリングを表現しました。室内は、欧州小型車をも凌駕する質感と、広々感の追及に加え、IT化対応の先進性や、よりパーソナルでアクティヴなイメージの表現を狙いとしました。
若い女性がお洒落に乗れる車で、生活にフィットしたエモーショナルなスタイルと、室内スペースを両立させたスペーシャスフォルムとして、「最適な空間」と「軽快な走り」、「新時代を感じさせるスタイル」を追求しました。 進化した軽スペース系として、新時代を拓くスモールカーになることを確信しています。
2000
フレームワークの美しさをシンプルかつ構築的に表現し、前後共通ドアや機能的なドアヒンジ等、特徴的で力強いデザインとしました。また、タワーパーキングに入る全高や直角に開くドア等、日常ユースでの実用性も考慮。使う人の趣味や目的に応じて手が加えられる仕掛けを随所に折り込んだ「クリエイテイブカー」をデザインしました。