皆さん、「ダイハツ皐月会」ってご存じですか?
ダイハツ工業のOB・OGの仲間が、地域とともに、明るく元気に活動している団体です。
今回は、現在シニアエキスパート社員としてインナーコミュニケーショングループに所属しながら、ダイハツ皐月会の本部役員も務める石田が、その魅力をお届けします!
楽しみながら地域貢献しています
ダイハツ皐月会には全国に16の支部があり、各支部では趣味のクラブ活動や季節のイベントに加え、地域の子どもたちと一緒にしめ縄飾りづくりや竹細工教室を開催するなど、幅広いボランティア活動を行っています。
「ボランティア活動をすることで、自分も楽しんでいます。何をするにも楽しまないと続かないですよ」とは、ある幹事さんの言葉。
その中で池田第1・第2支部では、毎年労働組合と一緒に「いけだ夢燈花」のイベントに参加し、24年前の第1回から実行委員を務めています。
「いけだ夢燈花」は、毎年9月に池田市鉢塚にある水月公園グラウンドで開催される、世界の子どもたちの平和と安全を願うイベントです。
「いけだ夢燈花」の当日に会場を彩る竹灯籠づくりのため、8月23日、ダイハツ皐月会池田第1・第2支部の皆さんとダイハツ労働組合青年部の皆さんが集まりました。
——池田第2支部では、毎年、「いけだ夢燈花」に参加されているそうですね。
池田第2支部 角田さん
はい、そうですね。毎年夏が近づくと、「夢燈花が来るな」と。そのためというわけではないですが、週に1回の卓球で体力をつけていますよ。
池田第2支部では、この夢燈花のほかにも、地域のボランティア活動に積極的に取り組んでいます。
たとえば、石橋の豊島公園の清掃ボランティアです。今年はちょっと暑かったので、参加者が少し減ってしまいましたが……。清掃活動を通じて地域とのつながりができたらいいなと思い、活動を続けています。
池田第2支部 角田さん
——いけだ夢燈花への活動には、何年くらい関わっていらっしゃいますか?
池田第2支部 稲田さん
もう10年以上になるかな~。竹籠つくりは本当に楽しいですよ。ほかにも、小学校では子どもたちと一緒にろうそくづくりもやるんですが、これも大きな楽しみのひとつです。小学生と直接お話しできる機会ですからね。毎年、4校ほど回ります。ぜひ皆さん、一緒にやりませんか? 大歓迎ですよ。
池田第2支部 稲田さん
——皐月会の方がたくさん参加されていますが、先輩方と一緒に交流したり作業したりするのはどんなことを感じますか?
ダイハツ労働組合青年部 山中さん
今年は2回目の参加なので、昨年のことを思い出しながら作業しています。普段あまり関わりのない方たちと交流しながら作業できるのはうれしいですね。
ダイハツ労働組合青年部 山中さん
実行委員長を務めた皐月会員の前田さんと、イベント主催者の嶋さんから、本番終了後に一言いただきました!
(嶋さん:写真右)もうずっとご支援いただいていて、ありがとうございます。来年もよろしくお願いします。
退職後も、ダイハツと“ワンチーム”
ダイハツ皐月会の東部会長から、皐月会創設時のお話やこれからの活動について伺いました!
——「ダイハツ皐月会」はいつから始まったのでしょうか?
1954年(昭和29年)、当時の経営者とOBが集まって発足したというのが、元々のスタートのようです(当時の定年退職は55歳)。趣旨に賛同された当時の伊瀬常務(のちの社長)が青葉が色濃くさわやかな季節にちなみ、『皐月会』と命名されたと聞いています。
——遡れば70年を越える歴史があるのですね!
ディーゼル部門の分離や定年60歳の延長など、社会環境が変化する中で、活動の目的など見直しを進めた結果、新しい方向のOB・OG会発足を目指して現在の「ダイハツ皐月会」が誕生、今年で創設37年を迎えます。現在、全国約4,500人の会員で成り立っており、私は9代目の会長になります。
——今回紹介されたボランティア活動のほかには、どのような活動をされていますか?
高齢者集団ですので(笑)、時間には余裕がありますから、それぞれ趣味や地域活動など有意義な時間を過ごしていただいています。
皐月会活動は支部主体で行われていますが、それぞれ地域とのつながりの中で、さまざまなボランティア活動にも取り組んでいただいています。
皐月会全体の活動としては、年1回の本部総会があります。多くの方が参加する、ちょっとした同窓会のようです。秋には趣味の展示会にゴルフコンペ、春にはカラオケ祭りなども開催し、皆さんに楽しんでいただいています。
今年の趣味の展示会は、現役社員の皆さんにも作品を見ていただきたいとの思いから、池田第1地区のD-Terraceで開催することになりました。
趣味の展示会の様子
退職後は人とのつながりが希薄になりがちです。そこで皐月会のスローガン「新しい人生に向かって生きがいづくり」のとおり、仕事を離れた後も地域活動や趣味などを通じて仲間と交流し、セカンドライフを充実させようと、各支部では幹事を中心に積極的に活動しています。
——最後に、今後の「ダイハツ皐月会」について一言お願いします。
60歳を迎えても、まだ定年という実感がない方が多いと思います。その先のセカンドライフをどのように過ごそうかと考える中で、ダイハツ皐月会の活動は多くの方との交流の場を提供してくれます。ここでの出会いや経験が、これからの生きがいや喜びを深める大きな力になると思っています。
ダイハツ皐月会は、会社と組合から賛助費をいただいて運営している団体です。そういう意味では、会社を退職した今でも、みんなが「ダイハツのためにできること」を考えているのです。
これからもダイハツ皐月会は、会社と“ワンチーム”の精神で活動を続けたいと思っています。
最後に
皐月会の会員となり4年、そこで感じたのはダイハツ皐月会の方々が、長年働き自分を育ててくれた「ダイハツ工業」への思いがとても熱く、卒業してもなお会社に誇りを持ち続けているということです。私もその一人として、仲間たちの活動や会社への想いを現役社員の皆さんに共有できる機会をいただき、大変うれしく思っています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^
ではこの辺で石田は、ベルさっさしますっ!
この記事の登場人物
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ダイハツ皐月会
東部さん
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ダイハツ皐月会
角田さん
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ダイハツ皐月会
稲田さん
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ダイハツ皐月会
前田さん
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ダイハツ労働組合
山中さん
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特定非営利活動法人北摂こども文化協会
嶋さん
(前田さん:写真左)多くの方に来ていただいて、本当に良かったです。今後もご支援ご協力をよろしくお願いします。