ダイハツのクルマづくり

基本的な考え方

持続的社会の実現

CO2の排出量を削減する上でまず第一に必要なことは走行時のエネルギー必要量を削減することです。ダイハツのクルマづくりは、軽量、コンパクトにこだわった車体と高効率なパワートレーンにより走行時に必要なエネルギーをきわめて小さく抑えた車両を、お求めやすい価格で市場に提供することです。
CO2排出量を抑えた車両を多くのお客様にお使いいただくことで、CO2排出量削減に貢献します。また、さらに電動化車両を効率的に拡大投入していくことで、カーボンニュートラルの早期実現へ向けチャレンジし続けます。

DNGA(Daihatsu New Global Architecture)

ダイハツは「良品廉価」「最小単位を極める」「先進技術をみんなのものに」という基本思想のもと、1mm、1g、1円、1秒にこだわってお客様に寄り添ったクルマづくりに取り組み、自動車購入の敷居を下げ、市場の裾野を広げてきました。
その思想を実現するための新しいクルマづくりがDNGAです。これは「お客様の声」を出発点に、企画、開発、調達、生産とクルマを開発するすべての過程において、ダイハツ独自のクルマづくりを行うための事業構造と、それを実現するための戦略までを含みます。電動化、自動運転、コネクティッドといった先進技術においても軽を基点にAセグメント、新興国市場のBセグメントまでを共通の設計思想で開発していくことで、持続可能なコンパクトモビリティーを実現していきます。

ダイハツのクルマづくりは、自動車購入の敷居を下げ、高齢者層、地方、新興国へ市場の裾野を広げるという考え方に立脚しています

ダイハツはよりお客様に近い領域を担い、軽を起点にAセグメントから新興国Bセグメントまでを共通の設計思想で開発しています

車両の進化

新しい「DNGA」プラットフォームではサスペンションジオメトリー※1を新設計し、クラスを超えた「安定感」と「乗り心地」を追求しています。さらに電動化への対応を織り込み、新たに構造を合理化することで、軽量、高剛性を図りつつ、ダイハツらしい性能をさらに進化させていきます。

※1 クルマの性能に大きく影響するサスペンションの配置

パワートレーンの進化

「DNGA」におけるパワートレーンは、車両ごとに最適に合わせこみ、環境性能と動力性能をコストパフォーマンスの良い手段で実現しています。日本初※2の複数回点火採用や独自の燃料噴射方法で燃焼効率を高めた新エンジン、世界初※2のスプリットギヤを採用した新CVT、さらに、コンパクトでシンプルなシリーズ方式のストロングHEVを世に出し、これからも進化させていきます。

※2 いずれも2019年6月6日時点。ダイハツ調べ

サステナビリティの取組み

ダイハツのサステナビリティ

環境

社会

品質保証の取組み

ダイハツのクルマづくり

製品安全への取組み

人権

サプライチェーンにおける人権尊重

ダイバーシティ&インクルージョン

人材育成への取組み

安全・健康

社会貢献

ガバナンス

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