ハイゼット生誕60周年 過去、現在、未来
誕生60周年を迎えたHIJETの歴史
ミゼット
※ハイゼットの源流モデル
初代
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2代目
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2代目
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3代目
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3代目
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4代目
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4代目
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5代目
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5代目
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6代目
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6代目
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7代目
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7代目
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8代目
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8代目
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9代目
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9代目
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10代目
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10代目
ミゼット
ミゼット
経済成長に伴い、三輪自動車が四輪自動車に移行していく中、四輪自動車とオートバイとの間に生まれた潜在需要に着目したのが、ダイハツ初の軽三輪自動車「ミゼット」。「小回りが利いて、取り扱いに便利、かつ経済的」をコンセプトに開発され、狭い路地でも入っていける機動力が、小口配送業などを中心に大人気となりました。現在のダイハツのスモールカーづくりの原点といえる一台であり、その思いは「ハイゼット」など、後の軽自動車やコンパクトカーづくりに継承されていきます。
スペック
全長:2,540mm 全幅:1,200mm 全高:1,500mm
ホイールベース:1,680mm トレッド:103mm
エンジン:強制空冷2サイクル
最高出力:8馬力
初代 ハイゼット
初代 ハイゼット
高度経済成長期の真っただ中、当時大ヒットしていた軽三輪自動車「ミゼット」に続き、ダイハツ初の軽四輪自動車(360㏄)として発売。当時の軽四輪自動車のイメージを刷新する斬新なデザインで、積載性だけでなく、居住性にもこだわりました。1961年にはボンネットバンタイプも発売し、「ビジネスとレジャーを結ぶニューファミリーカー」として、一家に一台のマイカー時代を支えました。また、1962年には改良し世界初のオイルマチック機構を採用しました。
スペック
全長:2,990mm 全幅:1,290mm 全高:1,465mm
ホイールベース:1,940mm トレッド:前1,120mm 後1,100mm
エンジン:強制空冷2サイクル直列2気筒
排気量:356㏄
最高出力:17PS/5000rpm
最大トルク:2.8kg•m/3000rpm
(スペックは代表例です)
1960年代の世の中は・・・
高度経済成長がさらに進み、1964年には東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催。1966年には日本の総人口が1億人を突破する。1960年代からモータリゼーションが加速し、一家に一台のマイカー時代を迎える。この時代の新三種の神器は、カラーテレビ、クーラー、マイカー(3C)。自動車は本格的に四輪自動車に移行し、軽自動車もマイカーの主役の一つとして、モータリゼーションを支える存在に。
2代目
2代目
経済成長にあわせハイゼットの需要が著しく伸長していた中、荷台をフルに使えるタイプへのご要望にお応えし、フロントエンジンのキャブトラックとして2代目を発売しました。エンジンを座席下に配置することで、荷室とキャビンの最大化を実現しました。
スペック
全長:2,990mm 全幅:1,295mm 全高:1,620mm
ホイールベース:1,780mm トレッド:前1,120mm 後1,100mm
エンジン:強制空冷2サイクル直列2気筒
排気量:356㏄
最高出力:17PS/5000rpm
最大トルク:2.8kg•m/3000rpm
(スペックは代表例です)
1960年代の世の中は・・・
高度経済成長がさらに進み、1964年には東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催。1966年には日本の総人口が1億人を突破する。1960年代からモータリゼーションが加速し、一家に一台のマイカー時代を迎える。この時代の新三種の神器は、カラーテレビ、クーラー、マイカー(3C)。自動車は本格的に四輪自動車に移行し、軽自動車もマイカーの主役の一つとして、モータリゼーションを支える存在に。
2代目
2代目
ハイゼット(ボンネットトラック/バン)、ハイゼットキャブに続き、キャブバンタイプが初登場。最大積載量は300kg(2人乗車時)で、当時クラス最大の荷物室容積を実現し、幅広い用途に対応できるライトバンとし、居住性や運転のしやすさにもこだわりました。
スペック
全長:2,990mm 全幅:1,290mm 全高:1,625mm
ホイールベース:1,780mm トレッド:前1,120mm 後1,100mm
エンジン:強制空冷2サイクル直列2気筒
排気量:356㏄
最高出力:21PS/5,000rpm
最大トルク:3.2kg•m/4,000rpm
(スペックは代表例です)
1960年代の世の中は・・・
高度経済成長がさらに進み、1964年には東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催。1966年には日本の総人口が1億人を突破する。1960年代からモータリゼーションが加速し、一家に一台のマイカー時代を迎える。この時代の新三種の神器は、カラーテレビ、クーラー、マイカー(3C)。自動車は本格的に四輪自動車に移行し、軽自動車もマイカーの主役の一つとして、モータリゼーションを支える存在に。
3代目
3代目
ユニークな水冷2サイクルエンジンを採用し、フルモデルチェンジ。斬新な「アクティブキュービックスタイル」のデザインやワイド設計による快適な居住性を実現。最大出力・トルクも向上しました。
スペック
全長:2,990mm 全幅:1,290mm 全高:1,575mm
ホイールベース:1,680mm トレッド:前1,110mm 後1,100mm
エンジン:水冷2サイクル直列2気筒
排気量:356㏄
最高出力:23PS/5,000rpm
最大トルク:3.5kg•m/4,000rpm
(スペックは代表例です)
1960年代の世の中は・・・
高度経済成長がさらに進み、1964年には東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催。1966年には日本の総人口が1億人を突破する。1960年代からモータリゼーションが加速し、一家に一台のマイカー時代を迎える。この時代の新三種の神器は、カラーテレビ、クーラー、マイカー(3C)。自動車は本格的に四輪自動車に移行し、軽自動車もマイカーの主役の一つとして、モータリゼーションを支える存在に。
3代目
3代目
トラックと同時にバンタイプもフルモデルチェンジ。バンタイプには独立懸架式サスペンションを採用し、乗用車並みの乗り心地を確保しました。また、1970年の大阪万博では、ハイゼットバンのシャシーをベースとした遊覧用電気自動車が活躍しました。
スペック
全長:2,990mm 全幅:1,290mm 全高:1,570mm
ホイールベース:1,680mm トレッド:前1,110mm 後1,100mm
エンジン:水冷2サイクル直列2気筒
排気量:356㏄
最高出力:23PS/5,000rpm
最大トルク:3.5kg•m/4,000rpm
(スペックは代表例です)
1960年代の世の中は・・・
高度経済成長がさらに進み、1964年には東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催。1966年には日本の総人口が1億人を突破する。1960年代からモータリゼーションが加速し、一家に一台のマイカー時代を迎える。この時代の新三種の神器は、カラーテレビ、クーラー、マイカー(3C)。自動車は本格的に四輪自動車に移行し、軽自動車もマイカーの主役の一つとして、モータリゼーションを支える存在に。
4代目
4代目
累計販売台数50万台を越えたハイゼットがスタイルを一新しフルモデルチェンジし、曲線基調の親しみやすいデザインで、イメージカラーはイエローとしました。この頃は商用車らしい積載性能だけでなく、乗り心地、居住性、操作性、乗降性、安全性など人間性尊重のクルマが求められるようになっており、それに対応してハイゼットも進化しました。
スペック
全長:2,990mm 全幅:1,295mm 全高:1,585mm
ホイールベース:1,680mm トレッド:前1,110mm 後1,100mm
エンジン:水冷2サイクル直列2気筒
排気量:356㏄
最高出力:26PS/5,500rpm
最大トルク:3.7kg•m/4,500rpm
(スペックは代表例です)
1970年代の世の中は・・・
安定経済期に移り、人々の生活も豊かになりました。1971年にはマクドナルドが東京銀座に初出店し、若者が大挙して訪れました。一方、1973年・1979年にはオイルショックが起き、人々の生活に大きな影響を与えました。トイレットペーパーの買いだめにより、パニックともいえる騒動が発生しました。自動車業界では、経済成長に伴う公害問題への関心の高まりとともに、自動車の排出ガス規制が強化され、各社新型エンジンを開発するなど、環境対応が加速しました。
4代目
4代目
軽ライトバンで初めてスライド式ドアを採用し、「ハイゼットスライドバン」としてフルモデルチェンジ。クラス中最大の荷室と機能的な5ドアで使い勝手の良さが向上しました。また4代目バンでは急速充電システム付きの「クイックチャージ式電気自動車」を開発、1976年の大阪国際見本市に出展しました。
スペック
全長:2,990mm 全幅:1,295mm 全高:1,585mm
ホイールベース:1,680mm トレッド:前1,110mm 後1,100mm
エンジン:水冷2サイクル直列2気筒
排気量:356㏄
最高出力:26PS/5,500rpm
最大トルク:3.7kg•m/4,500rpm
(スペックは代表例です)
1970年代の世の中は・・・
安定経済期に移り、人々の生活も豊かになりました。1971年にはマクドナルドが東京銀座に初出店し、若者が大挙して訪れました。一方、1973年・1979年にはオイルショックが起き、人々の生活に大きな影響を与えました。トイレットペーパーの買いだめにより、パニックともいえる騒動が発生しました。自動車業界では、経済成長に伴う公害問題への関心の高まりとともに、自動車の排出ガス規制が強化され、各社新型エンジンを開発するなど、環境対応が加速しました。
5代目
5代目
前年の軽自動車規格変更を受け、排気量550㏄、全長・全幅・全高を拡大した新規格軽自動車「ハイゼット55(ゴーゴー)ワイド」シリーズとして発売。当時は公害問題に伴い、自動車に対して高い環境対応が求められており、ダイハツは非常に厳しい排ガス規制に対応できるAB型550ccエンジンを新開発し、このハイゼットにも搭載しました。
スペック
全長:3,195mm 全幅:1,390mm 全高:1,625mm
ホイールベース:1,780mm トレッド:前1,190mm 後1,190mm
エンジン:水冷4サイクル直列2気筒SOHC
排気量:547㏄
最高出力:28PS/5,500rpm
最大トルク:4.0kg•m/3,500rpm
(スペックは代表例です)
1970年代の世の中は・・・
安定経済期に移り、人々の生活も豊かになりました。1971年にはマクドナルドが東京銀座に初出店し、若者が大挙して訪れました。一方、1973年・1979年にはオイルショックが起き、人々の生活に大きな影響を与えました。トイレットペーパーの買いだめにより、パニックともいえる騒動が発生しました。自動車業界では、経済成長に伴う公害問題への関心の高まりとともに、自動車の排出ガス規制が強化され、各社新型エンジンを開発するなど、環境対応が加速しました。
5代目
5代目
トラックに続きバンタイプも新規格軽自動車としてフルモデルチェンジ。荷室容積は先代比で約20%向上し、積載性と使い勝手の良さを向上。トラック同様、キャビンも拡大し、ゆとりある空間を実現しました。
スペック
全長:3,195mm 全幅:1,395mm 全高:1,625mm
ホイールベース:1,780mm トレッド:前1,190mm 後1,190mm
エンジン:水冷4サイクル直列2気筒SOHC
排気量:547㏄
最高出力:28PS/5,500rpm
最大トルク:4.0kg•m/3,500rpm
(スペックは代表例です)
1970年代の世の中は・・・
安定経済期に移り、人々の生活も豊かになりました。1971年にはマクドナルドが東京銀座に初出店し、若者が大挙して訪れました。一方、1973年・1979年にはオイルショックが起き、人々の生活に大きな影響を与えました。トイレットペーパーの買いだめにより、パニックともいえる騒動が発生しました。自動車業界では、経済成長に伴う公害問題への関心の高まりとともに、自動車の排出ガス規制が強化され、各社新型エンジンを開発するなど、環境対応が加速しました。
6代目
6代目
ヘッドランプ上のターンランプが特徴的な通称「まゆげ」。端正なキュービックスタイルとともに、パワフルな走りや快適な乗り心地などの基本性能や荷役性を大幅に向上。1982年には四輪駆動の「4WDシリーズ」や農用仕様の「クライマー」を、さらに1983年にはキャビンを拡大した「ジャンボ」を追加しました。「ジャンボ」は日常用途でも使いやすく、現在でも人気モデルです。
スペック
全長:3,195mm 全幅:1,395mm 全高:1,660mm
ホイールベース:1,820mm トレッド:前1,215mm 後1,190mm
エンジン:水冷直列2気筒 SOHC
排気量:547㏄
最高出力:29PS/5,500rpm
最大トルク:4.4kg•m/3,500rpm
(スペックは代表例です)
1980年代の世の中は・・・
好調な経済を背景にGDP成長率も高まり、80年代後半からはバブル経済が勃発。企業の海外進出も盛んにおこなわれ、日本メーカーの製品が世界各地で使われました。また1985年には国鉄民営化によるJRの発足、1989年には消費税導入など、平成の時代に向けて、世の中が変化してきた時代でもあります。1986年には男女雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出も加速し、軽自動車は活躍する女性のマイカーや、一家のセカンドカーとして盛況となりました。
6代目
6代目
トラックと同時にフルモデルチェンジ。ファッショナブルな外観が特徴の乗用車感覚の新グレード「アトレー」を追加しました。また、オリジナル設計のハイルーフには、日本初のルーフ部上端までいっぱいに開く専用バックドアを装備しました。
スペック
全長:3,195mm 全幅:1,395mm 全高:1,835mm
ホイールベース:1,820mm トレッド:前1,215mm 後1,190mm
エンジン:水冷直列2気筒SOHC
排気量:547㏄
最高出力:29PS/5,500rpm
最大トルク:4.4kg•m/3,500rpm
(スペックは代表例です)
1980年代の世の中は・・・
好調な経済を背景にGDP成長率も高まり、80年代後半からはバブル経済が勃発。企業の海外進出も盛んにおこなわれ、日本メーカーの製品が世界各地で使われました。また1985年には国鉄民営化によるJRの発足、1989年には消費税導入など、平成の時代に向けて、世の中が変化してきた時代でもあります。1986年には男女雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出も加速し、軽自動車は活躍する女性のマイカーや、一家のセカンドカーとして盛況となりました。
7代目
7代目
パワフルな新型3気筒EBエンジンを採用しフルモデルチェンジ。4WDにはスーパーデフロックなどの新機構を採用し、走行性能を大幅に向上しました。また、シート位置の改善などにより居住性も向上。1990年には軽自動車新規格に合わせ、660㏄エンジンを搭載し、全長も100mm拡大しました。
スペック
全長:3,195mm 全幅:1,395mm 全高:1,745mm
ホイールベース:1,810mm トレッド:前1,210mm 後1,215mm
エンジン:水冷直列3気筒SOHC
排気量:547㏄
最高出力(ネット):30PS/5,500rpm
最大トルク:4.5kg•m/3,500rpm
(スペックは代表例です)
1980年代の世の中は・・・
好調な経済を背景にGDP成長率も高まり、80年代後半からはバブル経済が勃発。企業の海外進出も盛んにおこなわれ、日本メーカーの製品が世界各地で使われました。また1985年には国鉄民営化によるJRの発足、1989年には消費税導入など、平成の時代に向けて、世の中が変化してきた時代でもあります。1986年には男女雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出も加速し、軽自動車は活躍する女性のマイカーや、一家のセカンドカーとして盛況となりました。
7代目
7代目
トラックと同時にフルモデルチェンジ。丸みを持たせたボディでワゴン感覚を演出し、上級グレード「アトレー」にはガルウイングタイプのガラスルーフ「コスミックルーフ」を採用するなど、RV感覚の仕様を実現しました。1989年には現在でも人気の「デッキバン」を発売。1991年にはトラック同様に、軽自動車軽新規格に合わせ改良しました。
スペック
全長:3,195mm 全幅:1,395mm 全高:1,820mm
ホイールベース:1,810mm トレッド:前1,205mm 後1,220mm
エンジン:水冷直列3気筒SOHC
排気量:547㏄
最高出力(ネット):30PS/5,500rpm
最大トルク:4.5kg•m/3,500rpm
(スペックは代表例です)
1980年代の世の中は・・・
好調な経済を背景にGDP成長率も高まり、80年代後半からはバブル経済が勃発。企業の海外進出も盛んにおこなわれ、日本メーカーの製品が世界各地で使われました。また1985年には国鉄民営化によるJRの発足、1989年には消費税導入など、平成の時代に向けて、世の中が変化してきた時代でもあります。1986年には男女雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出も加速し、軽自動車は活躍する女性のマイカーや、一家のセカンドカーとして盛況となりました。
8代目
8代目
1991年の軽規格変更に合わせフルサイズの軽商用車としてフルモデルチェンジしました。新設計の660㏄EFエンジンを搭載し、最高出力・トルクを向上させ、快適な走行性能を実現。積載性や使い勝手など、全方位で性能を向上しました。また、1980年代からハイゼットの海外生産が始まりました。1990年代にはハイゼットベースの現地仕様車がインドネシアやマレーシアで生産されました。
スペック
全長:3,295mm 全幅:1,395mm 全高:1,805mm
ホイールベース:1,900mm トレッド:前1,215mm 後1,220mm
エンジン:水冷直列3気筒SOHC
排気量:659㏄
最高出力(ネット):42PS/5,700rpm
最大トルク:5.6kg•m/4,500rpm
(スペックは代表例です)
1990年代の世の中は・・・
バブルの崩壊と共に、失われた10年へ。社会を震撼させる事件や災害、金融機関の倒産など暗いニュースが流れる一方、家庭用コンピューターや携帯電話の普及、カーナビゲーションシステムの発売など、情報化社会が加速しました。自動車業界では安全対策と環境保全が一層大きく取り上げられるようになり、軽自動車のサイズや排気量は、1998年に現在の規定に変更されました。
8代目
8代目
トラックと同時にフルモデルチェンジ。荷室長を拡大し、積載性を向上しました。このフルモデルチェンジのタイミングから、アトレーは独立し、ハイゼットシリーズとは異なる乗用ライクなランナップとして進化を続けます。
スペック
全長:3,295mm 全幅:1,395mm 全高:1,855mm
ホイールベース:1,900mm トレッド:前1,215mm 後1,220mm
エンジン:水冷直列3気筒SOHC
排気量:659㏄
最高出力(ネット):44PS/6,100rpm
最大トルク:5.9kg•m/3,600rpm
(スペックは代表例です)
1990年代の世の中は・・・
バブルの崩壊と共に、失われた10年へ。社会を震撼させる事件や災害、金融機関の倒産など暗いニュースが流れる一方、家庭用コンピューターや携帯電話の普及、カーナビゲーションシステムの発売など、情報化社会が加速しました。自動車業界では安全対策と環境保全が一層大きく取り上げられるようになり、軽自動車のサイズや排気量は、1998年に現在の規定に変更されました。
9代目
9代目
前年に実施された軽規格変更に合わせ、全長・全幅を拡大しフルモデルチェンジし、現在の「ハイゼット トラック」へ名称を変更しました。狭い道でも取り回しの良い「フルキャブ」スタイルを踏襲しながら、新国内衝突安全基準をクリアしたトップクラスの安全性を実現。また新開発の”TOPAZ(トパーズ)”エンジンを採用し、環境性能と走行性も向上しました。
スペック
全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,780mm
ホイールベース:1,900mm トレッド:前1,295mm 後1,300mm
エンジン:水冷直列3気筒12バルブDOHC
排気量:659㏄
最高出力(ネット):48PS/5,900rpm
最大トルク:6.4kg•m/4,000rpm
(スペックは代表例です)
1990年代の世の中は・・・
バブルの崩壊と共に、失われた10年へ。社会を震撼させる事件や災害、金融機関の倒産など暗いニュースが流れる一方、家庭用コンピューターや携帯電話の普及、カーナビゲーションシステムの発売など、情報化社会が加速しました。自動車業界では安全対策と環境保全が一層大きく取り上げられるようになり、軽自動車のサイズや排気量は、1998年に現在の規定に変更されました。
9代目
9代目
トラックと同時にフルモデルチェンジし、現在の「ハイゼット カーゴ」へ名称変更しました。このフルモデルチェンジから、運転のしやすさや快適性を追求した「セミキャブ」スタイルへ変更。イタリア人デザイナーであるジウジアーロ氏によるデザインを採用するとともに、トラック同様安全性や環境性能、走行性能を向上しました。
スペック
全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,855mm
ホイールベース:2,420mm トレッド:前1,295mm 後1,300mm
エンジン:水冷直列3気筒12バルブDOHC
排気量:659㏄
最高出力(ネット):48PS/5,900rpm
最大トルク:6.4kg•m/4,000rpm
(スペックは代表例です)
1990年代の世の中は・・・
バブルの崩壊と共に、失われた10年へ。社会を震撼させる事件や災害、金融機関の倒産など暗いニュースが流れる一方、家庭用コンピューターや携帯電話の普及、カーナビゲーションシステムの発売など、情報化社会が加速しました。自動車業界では安全対策と環境保全が一層大きく取り上げられるようになり、軽自動車のサイズや排気量は、1998年に現在の規定に変更されました。
10代目
10代目
トラックとは別プラットフォームを採用しフルモデルチェンジ。新工場であるダイハツ車体株式会社(現ダイハツ九州株式会社)大分(中津)工場における最初の生産車種となりました。デザインを一新するとともに、クラストップのロングホイールベースなどで安定性を向上。また、2017年にマイナーチェンジし、予防安全機能「スマートアシスト」を採用しました。
スペック
全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,875mm
ホイールベース:2,450mm トレッド:前1,305mm 後1,300mm
エンジン:水冷直列3気筒12バルブDOHC縦置
排気量:659㏄
最高出力(ネット):37kW[50PS]/5,900rpm
最大トルク(ネット):63N•m[6.4kg•m]/4,000rpm
(スペックは代表例です)
2000年代の世の中は・・・
21世紀を迎え、ハイテク技術の進化とともに、地球環境問題への関心が一層高まりました。沖縄サミットや日韓ワールドカップ、愛・地球博など、大規模な国際イベントが日本で開催され話題となった一方、2000年代後半には、リーマンショック後の世界同時不況が発生しました。環境問題への関心の高まりにより、「エコカー」という言葉が浸透。ハイブリッドカーの存在感が大きくなった一方、軽自動車のような小さいクルマの環境性能も注目を浴びました。
10代目
10代目
約15年ぶりにフルモデルチェンジ。積載性や使い勝手の良さなどを全面的に向上させるとともに、近年注目の高まる女性ユーザーに着目し、農林水産省の進める「農業女子プロジェクト」に参画しました。女性からのご要望にお応えし、豊富なカラーバリエーションやバニティミラーなど、従来にない装備を多数採用。また、日常づかいの増加や高齢者ユーザーの増加を受け、2018年に一部改良し、予防安全機能「スマートアシスト」を採用しました。
スペック
全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,780mm
ホイールベース:1,900mm トレッド:前1,305mm 後1,300mm
エンジン:水冷直列3気筒12バルブDOHC
排気量:658㏄
最高出力(ネット):34kW[46PS]/5,700rpm
最大トルク(ネット):60N•m[6.1kg•m]/4,000rpm
(スペックは代表例です)
2010年代の世の中は・・・
2011年3月に東日本大震災および福島第一原発事故が発生。震災からの復興と経済回復が日本の大きな課題になりました。2019年5月には、明治以降初となる天皇の譲位により、平成から令和に改元。新しい時代の幕開けとなりました。自動車業界では、先進安全装備やつながるクルマなど、先端技術を搭載したクルマが登場。特に予防安全への関心が高まり、軽自動車でも衝突回避支援ブレーキなどの装備が搭載されるようになりました。