車両開発部 内外装設計室
I・N
※所属および記事の内容は、取材当時のものです
内外装設計室では、各種メーターやエアコンのパネル、インパネ、ドアトリム、バンパーなど、車内外を構成する意匠部品の開発を行っています。具体的には、企画部署で企画された車をカタチにするために設計構想を立案し、次に構造検討を行い、部品の詳細を作り上げていきます。検討をするときにはCATIAという3D CADソフトを使用して部品の形状を描き、デザイン、性能、安全性、原価はもちろん、工場での作りやすさも考えながら設計します。
私は大学生のときから「結婚・出産しても仕事を続けていきたい」と思っていました。そのため就職活動では、結婚や出産をしても働き続けられる制度が整っているか、そしてそうした制度が形だけではなく実際に利用できる会社かどうかも重視していました。今、入社して思うのは、この会社にはそうした制度が完備されていて、きちんと活かされているということです。職場にも育休や短時間勤務を利用している人が多く、私も短時間勤務を活用しています。また、男性でも育休を取っている方がいるので、育児や出産といった社員一人ひとりのライフイベントに理解がある会社だと実感しています。
これは入社前から抱いている夢なのですが、「女性設計者が開発するクルマ」を実現したいと考えています。ダイハツ車のユーザーには女性が多いですし、私もダイハツ車ユーザーのひとり。さらに私は昨年第一子を出産したことで、独身時代とは車の使い方がガラっと変わりました。自分が母親だからこそ、子を持つユーザーと同じ目線で「こんな車があったらいいのに」というニーズをカタチにできるはずです。これまでになかった画期的なクルマを自分の手で実現する。そんな夢を叶えることも、ダイハツ工業でならできると信じています。
子どもが1歳になる前に職場復帰し、平日は子どもと触れ合う時間が少ないので、休日は時間の許す限り子どもと遊んでいます。ただ、出産前はランニングが趣味でフルマラソンにも毎年2~3回出場していたので、そろそろ再開したいなと考えています。