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土井 泰三2009年入社
エクステリアデザイナー
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山本 剛士2014年入社
クレイモデラー
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坂本 唯衣2015年入社
CMFデザイナー

学生時代にダイハツのインターンシップに参加したメンバーが、
インターンシップ中の想い出話に花を咲かせながら、その貴重な経験を語りました。

Q.1なぜこの仕事に就こうと思ったのですか

土井
小さい頃からクルマが好きで、工作や絵を描くことも大好きだったんです。学校の宿題よりも、LEGOや油粘土でよくクルマを作っていました。(笑)高校生のときに、自分の好きなことを活かせる職業に就きたいと思い、カーデザイナーを目指そうと思いました。
山本
昔からクルマに興味があり、自動車整備を学べる工業高校に進学しました。その後、自分でクルマをデザインしたいと考え、カーデザインについて学べる専門学校に進学しました。そこでクレイモデルについて学ぶうちに、立体をつくり上げる楽しさを感じるようになりクレイモデラーという職業に興味を持ちました。
坂本
「誰かのために~」と考えられた製品がとにかく大好きで将来はプロダクトデザイナーになりたいと思い、高校・専門学校とデザインの勉強をしていました。同様にガラスや金属・ファブリックなどの素材にも興味があって、よくモノづくりをしていたんです。ある時、クルマのデザイナーの方から「プロダクト製品のデザインで、さまざまな素材に触れられる職業がある」とCMFデザインの仕事を勧めていただきました。クルマのことは無知だった私ですが「好きなこと、やりたいことが同時にできる!」と、この道を選びました。
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インターンシップ当時のスナップ写真
土井泰三

Q.2インターンシップに参加してどんなことを学びましたか

土井
スケッチの描き方など、テクニック面において吸収することは沢山ありました。当時の私にとって一番の学びは、コンセプトや、言葉のイメージからカタチに展開するプロセスを講師と一緒に進められたことです。それまでの私はただ綺麗で勢いのあるスケッチを描こうと必死でしたが、講師から綺麗なスケッチを描くよりも、想いのあるスケッチの方が魅力的だとアドバイスを受けました。それからは、カタチの意味、ユーザーの嬉しさを考えながらスケッチを描くようになりました。また、学校から外へ出てみて分かる「自分の特徴や強み」「今後の課題や目標」を認識出来ることもインターンの良さだと思います。
山本
クレイモデルをつくるために必要な「線や面の成り立ち方」「立体の構成」などの基本的なことを講師から丁寧に教えていただきました。図面やスケッチから立体をつくりあげていく考え方・ポイント等についても教わることが出来て表現の幅が広がりました。
坂本
私はユーザーのことを考えるあまり、あれもこれもと要素を足してしまう癖があったのですが講師の指導、他の学生のアプローチ方法を見て、自分の「強み弱み」だけでなく「デザインをするときの思考の癖」も客観的に見ることができました。ユーザーにとって何がうれしいことなのかを一番に考え、自分の思考傾向を知った上でデザインする必要があるということを学びました。
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インターンシップ当時のスナップ写真
山本剛士

Q.3インターンシップで印象に残っているエピソードを教えてください

土井
僕らの時代は制作物の持ち帰りが自由でした(今は違います)。プレゼン前日に、みんなで夜遅くまで作業していると、デザイナーが大量にお菓子や飲み物を差し入れしてくれて…。スケッチやプレゼンのアドバイスまでしてくれました。それが驚きで、嬉しい記憶として残っています。僕の中のデザイナーのイメージは、キザでクールな印象でしたが、ダイハツのデザイナーは、当時学生だった自分に対しても親切で対等。その頃から、ダイハツは人が温かい会社だと感じていました。
山本
デザインの現場を案内していただき、デザイナーのスケッチデモやVR設備等を実際に見ることができました。たまたま発表後のモーターショーのモデルがあって、間近でみることができたのも貴重な経験となりました。 インターンシップの最終日に懇親会があり、学生や講師の方々と実習中の苦労話等に花を咲かせたのは良い思い出です。
坂本

2つ印象に残っていることがあります。 1つ目は作品に対する思いで悩んでいることを伝えると、「素材の配合などを変えることで違ったアプローチの仕方もある」と具体的な手法を教えていただきました。「どうせ学生の作品だし…」とあまり深入りしない会社もありましたが、ダイハツは学生の意見を尊重し「学生の突飛なアイデアも実際に車になるなら」と一緒に作り上げるスタンスが好印象でした。2つ目は、講師だけでなく多くのデザイナーが会場に足を運んで話しかけてくれたことです。寮から会場までの道案内もしてくださり、すごくアットホームな空気感で、みなさんが学生に興味を持ってくれていることに感激しました。

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インターンシップ当時のスナップ写真
坂本唯衣

Q.4インターンシップへの参加を考える学生の皆さんへ一言

土井
仕事や会社のイメージはWEBサイトや広告、製品(車)だけでは伝わりづらいところがあります。実際に、職場に入って働いている人と対話できることは、大変貴重な経験になると思います。車に興味がある人は勿論のこと、自分がどんなデザイン分野に向いているか悩んでいる人も、ダイハツのインターンを体験して欲しいと思います。車のデザインには沢山の種類があることを感じると思います。その分、自分のやりたいことに出会うチャンスも広がり、充実した時間を過ごせると思います。
山本
モデラーのインターンシップはクレイを触ったことが無い学生でも造形の基本から学べる内容です。少しでもクルマのデザインに興味がある人は参加してください。ダイハツは個人のやる気や想いを尊重してもらいやすい会社です。インターンシップに参加してその雰囲気を感じて欲しいです。
坂本
限られた学生生活はとても貴重です。自分が何をすべきが早い段階で計画を立てられると、とても充実した学生生活が送れます。自動車に限らずデザインが好きな人はまず、インターンシップに参加してみてください。自分の「課題・目標」が明確にわかるはずです。もちろんカラーや素材が好きな人は大歓迎ですよ。
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