基本的な考え方と目標

2050年カーボンニュートラル実現へ向けて

ダイハツグループは「環境への取組み=企業が持続するための経営戦略」と捉え、日本政府が発表した世界共通の目標である2050年のカーボンニュートラル実現へ向けて、製品・生産・物流などあらゆる分野でCO2排出削減に取り組み、低炭素社会の構築に注力しています。
製品のカーボンニュートラルについては、2030年までに国内で販売する車両をすべて電動化し、走行時のCO2低減を一層推進します。さらに、並行して素材・部品に関するCO2や燃料製造時に排出されるCO2を低減する技術の研究開発も進め、2050年のカーボンニュートラル実現を目指します。
生産においては、2035年に生産カーボンニュートラルを達成する目標を掲げ、「SSCの追求による徹底した省エネ化」「革新技術の開発と織込み」「再生可能エネルギーの活用」の3つのテーマに重点を置いてCO2削減を図っています。さらに、非生産や物流の領域でも取組みを進め、2035年までに生産・非生産・物流の3分野あわせて、2019年比でCO2排出を68%削減する目標です。

ダイハツの電動化戦略

ダイハツは、「良品廉価」「最小単位を極める」「先進技術をみんなのものに」という基本思想のもと、1mm、1g、1円、1秒にこだわり、お客様の生活に寄り添ったクルマづくりに取り組んできました。長年にわたって「低燃費」と「軽量化」を追求し、コンベンショナル(伝統的)なエンジン車においてもトップレベルの環境性能を実現しています。カーボンニュートラルに向けてさらなるCO2低減が求められるいま、小さなクルマづくりで培った技術やノウハウをもとに究極の「エコ」を実現し、電動化においてもお客様の生活に寄り添い、誰もが利用できる良品廉価な商品を提供していきます。また、環境性能に優れ、小さなクルマに最適なハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」を開発し、2021年発売の新型HV「ロッキー」から搭載しています。今後、「e-SMART HYBRID」を軽自動車へも拡大していきます。

新型HV「ロッキー」に搭載の「e-SMART HYBRID」は、エンジンで発電し、
その電力を使用して100%モーターで走行するシリーズ方式を採用しています

サステナビリティの取組み

ダイハツのサステナビリティ

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