コンプライアンス

基本的な考え方 ~ステークホルダーから信頼される企業グループを目指す~

当社は、お客様や株主、そして社会から信頼される企業グループになることを目指し、コンプライアンス活動を推進しています。内部統制委員会では、年度ごとにコンプライアンス活動計画を審議し、関係役員がその活動状況をフォローしています。また、当社のみならずグループ会社に対しても、コンプライアンス自主点検シートにて法令遵守状況のチェックを依頼し、当社への状況報告をお願いしています。法令遵守は各社が主体的に取り組むことが基本ですが、各社の実情や要請に応じ、当社が改善のサポートを行い、グループ全体のコンプライアンス意識の引き上げに取り組んでいます。

コンプライアンス推進体制

推進体制

当社は、コンプライアンスは内部統制の重要な構成要素という認識のもと、内部統制委員会が全体的な活動推進を行っているほか、各法令分野ごとに専門的な課題を検討するため「輸出管理委員会」「全社環境会議」「安全衛生委員会」などを設置し、各機能部署が定期的に会議を開催しています。

また、グループ会社に対しては、「連結コンプライアンス連絡会」等を設け、法令動向や社会で生じている法令違反案件を情報共有するとともに各社の内部統制担当者との意見交換や、相互研鑽を行っています。

コンプライアンス活動内容

当社グループでは、グループ各社が共通して遵守すべき法令として13分野(※)を指定し、各分野ごとに機能部署がグループを横断してコンプライアンス問題の未然防止活動を行っています。

※ コンプライアンス全般、ガバナンス(関係会社管理制度・管理項目一覧表)、輸出管理、SOX、安全、ソフトウェア、機密管理、反社会的勢力排除、消防法、独禁法・下請法、労務、知的財産、贈収賄防止の13分野。

贈収賄防止の取組み

2013年8月、当社は「贈収賄防止に関するガイドライン」を制定し、社内および国内外のグループ企業に展開しました。また、社内イントラネットにも掲載し、従業員への周知を図っています。

同ガイドラインの遵守状況については、毎年上記のコンプライアンス自主点検シートにて社内およびグループ企業各社で確認しています。他分野同様、取組みに不十分な点が発見された際は、改善を行っています。

また、同ガイドライン中には、財務体質や過去の不祥事の有無等のチェックポイントを確認したうえ、社内の決裁ルールに則ってビジネスパートナーを起用しなければならない旨を定めています。

反社会的勢力への対応

「反社会的勢力からの要求には応じない。反社会的勢力との関係は断絶する。」という基本方針の下、反社会的勢力への対応マニュアルをイントラネットに掲示し、従業員に徹底しています。また、反社会的勢力への対応・情報収集のための相談役(警察OB嘱託社員)も確保しています。

新規取引先については、「反社会的勢力と関わりがないか」の観点からチェックしているほか、反社会的勢力と判明した場合、または反社会的勢力と関わりがあると判明した場合は、取引関係等を解消することにしています。

腐敗防止への取組み

当社では、腐敗防止への対応として、就業規則に「職務に関し、与えられた権限を濫用しないこと」と規定し、違反時の罰則を明確にした上で、全従業員に腐敗防止の徹底を図っています。

サプライヤーへの対応としては、「仕入先CSRガイドライン」において、腐敗防止に取り組むことを要請し、またすべてのサプライヤーとの「取引基本契約」では、誠実かつ健全な企業活動を推進することを規定し、その遵守を求めています。

コンプライアンス教育

昇格時や職層別の研修の中で各種コンプライアンス項目を織り込んで実施しているほか、従業員に対してe-ラーニングを実施しています。さらに、各部署での自主的な勉強会や、グループ会社に当社から派遣している役員に対して、当社常勤監査役他によるコンプライアンスに関する指導なども実施しています。また、グループ会社の内部統制担当役員および担当者を対象とした研修も毎年実施しています。

内部通報制度「社員の声」

当社内で業務に従事するすべての人が提言できる内部通報システム「社員の声」を2002年度に設置し、継続運営しています。当社監査部内に「社員の声事務局」を置き、提言の受付、事実調査、問題がある場合は是正にあたります。また、「社員の声」運営規定には、提言者の保護、情報管理の徹底を明記しており、提言者が不利益な取扱いを受けることのないように運営しています。

2007年度には、国内子会社にそれぞれ同システムを導入しました。さらに、2008年度には、子会社従業員から直接当社事務局に通報できる「グループヘルプライン」を販売子会社へ導入、2010年度には製造子会社へ導入しました。

今後も継続運営し、より一層、倫理性・コンプライアンスを遵守する企業風土を醸成していきます。

■「社員の声」運用ルート

「社員の声」運用ルートのイメージ図